疲れたなあ。
なんでだろう?
理由はあるようでないし、ないようである。
仕事の都合で、休日が一日、うしろにずれた。
十時すぎまで寝て、疲れをとろうと思っていたのに、九時には目が覚めてしまった。
鼻高町にある「花の丘」にいこうかなと思っていたけれど、雲の量が多くて、空が真っ白。
こんな日には、撮れる写真は限定されてしまう。
というわけで、自宅の近所をふらふらしたり、テンちゃんと遊んだり。
道端にクルマを止めて、一時間以上、シエスタをとった(^^;)
こんな秋の一日があるのだ。
いきたいところは、どこにもない。
疲れると、ことばが蒸発してしまって、ただ、外界をぼんやりと見ている。
美しくもあるし、美しくもないようである。
夕方になると、ホシホウジャクがあらわれる。
自宅に帰ってから、テンちゃんと遊び、モデルになってもらった。
テンちゃんと、三毛ネコ。
この時間が永遠になればいいのに、
蒸発したことばが、また帰ってくればいいのに――。