いまBGMで流れているのは、いつかも書いた曲だけれど、モーツァルトの「協奏交響曲変ホ長調」(K.364)。この第2楽章がすばらしいので、このところ取憑かれるように聴いている。ことばが・・・詩的言語にでも押し込むしかないことばがあふれてきたので、「ひとり暮らし」という作品を一編仕上げ、少し肩のあたりが軽くなった。ふだん日記=blogで使用しているのは、いわばコミュニケーション言語。それと比べると、詩的言語には、表現としての飛躍が不可欠。むろん、わたしがあやつっているのだが、完全に意識して、こういう詩を書いているわけではない。
. . . 本文を読む
こんなところまで訪ねてくる人はめったにいない。「山奥に棲んでいる」というわけでもないのに人も馬も荷車も 通りすぎてしまう。「いまどこ どこにいるの?」以前はそんなメールがよく舞い込んだがしばらくそのメールすらめったにやってこない。ぼくはここにいるのに。生まれたときから ずっとここにいる。真偽のはっきりわからないフェルメールの絵画のとなり原子炉の破損したプラスネジのとなり顔見知りであるようなないような自転車通勤人のとなりに。・・・あるいは そのとなりのとなりに。
. . . 本文を読む
今年の正月は、わが家の掃除と、モーツァルトに明け暮れたような気がする。洗剤や掃除道具をいろいろ買い込んで、あっちこっちとやりはじめたら、キリがない(^^;)おかげで、腰痛が悪化した。普段運動しないから、筋力が衰えている。スポーツジムへ通いはじめた友人は、今年は薄着なので、
「寒がり返上ですか?」と訊いたら、「筋力トレーニングのおかげ」と笑っていた。背筋が衰えているせいか、このところますます猫背になっている。傷んだ歯をなおし、髪を染めて、「え~、60ですか? 50そこそこに見えますよ」な~んて、スナックのお姉ちゃんにいわれ、鼻の下を長~くして、「そうか、そうだろう」などと彼女の腰に手をまわし「じゃ、一曲いこうか」・・・なんてよからぬ妄想にひたる(笑)。
数瞬だけね。
. . . 本文を読む
気温12度℃、温かいいいお天気だったので、いくらかカメラ散歩しようかと思ったけれど、本の片づけ、水回りのお掃除が残っていたので、“ガンコな汚れ”相手に孤軍奮闘!いろいろな洗剤を試したので、手指が荒れてザラザラである(~o~)本の片づけも、予想以上に手間取り、まだ了っていない。1/3くらいはBOOK OFFへもってゆくつもり。50代の前半は海外ミステリや冒険小説、警察小説に大ハマリだったので、何百冊もの書物が、あちこちの書棚からはみ出し、床に平積みになっている。日本文学の古典や歴史書、詩歌もある・・・ある。
. . . 本文を読む
NHKの紅白は40分あまりで切り上げ、シベリウスにどっぷり浸りながら、年越し。1000円をつつんで、お寺さんに挨拶にいき、そのまま行方をくらまして、半日が過ぎていった。やれやれ、・・・やれやれ、お元日が終ろうとしている。太平洋側は、本日も晴れ!窓をしめて、マフラーを巻き、クルマの中で読書していると、暑いくらいである。1時間半ばかり時間をつくって、自宅から半径3kmほど、カメラ散歩してきた。「世界はかくも美しい」のですね(^_^)/~Beautiful Wind(上州風)特別編「お元日は晴れ」とは、まさしく郷土愛そのもの・・・なんでしょうね、どうってことないようで。
. . . 本文を読む