吉田秀和さんの「之を楽しむ者に如かず」(新潮社)は二部構成になっている。第一部は本書のタイトルにもなった「之を楽しむ者に如かず」のタイトルで雑誌「レコード芸術」(2006.4~2009.5)に連載したエッセイ、第二部は「今月のディスク」と題され、同じく「レコード芸術」2000.12~2003.11)に連載したエッセイである。その後者のほうに「カルヴェのベートーヴェン、グルダのシューベルトほか」という一章がもうけてあり、そこでわたしは吉田さんのたいへん厳しいグルダ評を読んだ。
グルダのCDとは、「GULDA plays SCHUBERT」(日本での発売元はEMI)のこと(写真左下)。このCDには、シューベルトの「即興曲」(作品90 D899)と、「楽興の時」(作品94 D780)が収録されている。
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写真つながりのマイミクさんの中でも、街撮りをシリーズとしてつくっている方は少数。わたしは葉流さんの「街撮り」を拝見しながら、自身のいろいろな反省材料を見つけ出した。そういうことからいっても、まことに刺激的なアルバムだった(^-^)これからも街撮りはわたしの撮影行為の大事な柱の一本となる。一人でも多くの方が、こういった散歩写真に参入してくれたらうれしいなあ。葉流さん、つぎのアルバムお待ちしています!さて、トップにあげたのは、この日の収穫、わたしの一番のお気に入り。午後の陽射しをたっぷりと浴びて、まるで幼い少女のようなホウキが壁にかかっていた。
「おやおや、やつれのみえない新人さんだね。気持ちいいだろうなあ、こんな日溜まり」声に出していったわけではないけれど・・・(笑)。
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