歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

何をまだクダラナイことを言っているのか・売臀よ!! 悪魔はデカく成れば成るほど、残酷になるのです。情けは無用、切り捨てごめんが正しい選択です。

2022年08月29日 20時27分49秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

米国のバイデン大統領は25日、メリーランド州で開かれた民主党全国委員会の集会で、中国と習近平国家主席は「自分たちの将来に自信を持っていない」と発言した。

バイデン大統領は、習近平氏について「私は他国の指導者よりも長い時間、習氏と一緒に過ごしてきた」と話し、習近平国家主席と二人きりで78時間以上を共にしたと明かした。「そのうちの68時間は、過去12年間にわたって習氏と直接会っていた」と述べ、習氏の考えを熟知していることをアピールした。

中国の将来の方向性について「自分がどこに行くのか、どう対処するのかを考えなければならない状況にある。中国はそれに確信がない」と言及した。

「習近平氏の宣伝文句は何だったのだろうか。『中国に投資しないか?この巨大な人口を相手に商売ができるからだ』。しかし今どうなんだ。彼は自分の能力について全く確信がない。中国人は自分たちの将来がとてもとても不安である。中国の人々は自分たちの将来について不安である」と述べた。

台湾国立政治大学の盧業中教授は、この発言は「習近平政権下の中国の不確実性がますます高まっているというバイデン政権の懸念を反映している。バイデン政権内部で、中国に対し関与政策をとるべきか、議論しているのかもしれない」と分析。

トランプ前大統領は政権後期、長年続けてきた対中関与政策が失敗したと判断し、競争に力を置く方針を強めた。バイデン政権は発足当初、中国との競争関係を制御しながら協力できる分野で連携していく対中戦略を考案した。

「習近平氏の統治下で中国の政治環境が厳しくなり、経済もより閉鎖的になったことから、習近平氏は西側とのデカップリング(分断)を決心したのではないかと推測する」と盧教授は指摘した。

「中国が西側とデカップリングをするなら、西側の関与政策は役に立たなくなる。これが、バイデン大統領が習近平氏と中国指導部の将来に関心を持つ理由である」

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は12日、中国側は11月に習近平氏が東南アジアを訪問する際、バイデン大統領との会談を計画していると伝えた。実現すれば、バイデン政権が発足後、初の米中首脳の対面会談となる。

今月初め、ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問した後、米中関係を含め国際情勢は緊張した。11月の米中首脳会談が実現できるかに注目が集まる

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李克強余計なことはするな!! 頑張れ・頑張れ・習近平主席。中共は擬態資本主義には似合わない。本来の共産主義に戻り・鎖国だ!!

2022年06月09日 09時14分30秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

習近平が街頭やネットから消えた!異常事態の裏で増し始めた“中国ナンバー2”の存在感

<picture></picture>

写真:新華社/アフロ

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ところがどっこい・そうは問屋が卸さない。 やがて中共株価の第5波(10数年間)がやってくる?

2022年06月02日 17時16分02秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

USAの大暴落に合わせて、中共の株価が上がる? 

エリオット波動は語る。

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こんにちは。
ダイレクト出版の林星利佳です。

突然ですが、「論語」と聞いて
どんなイメージがありますか?

学校でも学ぶので、
道徳性の高い立派な学問という
印象があるかもしれません。

しかし、日本人はこの論語の
イメージによって、

「本当の中国人の姿」を
誤解しやすいのだと
林建良先生は言います…

論語などの中国古典には書かれていない、
「中国人の価値観」とは何なのか?

これを知る糸口として、
今回は「中国人が日本人をどう見ているか?」
というテーマで解説いただきました…


*****

From: 林建良 台湾独立建国聯盟・日本本部委員長

■中国人は日本をどう見ているか?

私が日本に来て一番驚いたのは、
日本人の「中国人観」です。

日本人からよく、

「中国人は非常に心が広い寛大な民族で、
 懐も深くおおらかで、道徳心が高く、
 信用を大事にする」

というような話を聞きます。

このような中国人観を聞くたびに
驚くとともに、

「果たして日本人は中国人のことを
 どこまで知っているのだろうか」

と疑問に感じざるを得ませんでした。

というのも、中国人の実態を
つぶさに見ざるを得なかった台湾人からすれば、

日本人の中国人観はすべてにおいて
正反対だったからです。


そこで中国人を知るためには、
「中国人が日本をどう見ているのか」
を知ることが、一つの大きな手がかりになります。

その対日観を比べてみれば、
中国人と台湾人の違い
よくわかるはずです。

「中国人から見た日本人観」は
主に次の3つの要素から成り立っています。


 (1)日本に対して優越感を抱いている

中国は国の名前のとおり、
自分たちが世界の中心と考えている国で、

「自分たちこそ4000年の歴史を持ち、
 中華文化という最も優れた文化を持っている国だ」
と考えています。

なので中国人はよく、
「日本文化は所詮、中華文化の亜流にすぎない」
と言います。

日本の漢字にしても中国から
伝わってきたものだということで、

日本に対しては文化的、民族的な
優越感を常に抱いているのです。

このような考え方は国の方針にも反映され、
国際舞台のあらゆる場面において、
日本には中国以上の発言権を与えないよう
常に企図しています。

特に、日本が国連の安全保障理事会のメンバーに
加入することは、
中国の優位性を脅かすものであり、
絶対に容認できないという考えです。

自分たちこそが世界の中心であると考える中国は、
日本に対しても絶対的優位に立たなければならないと考え、
それこそが対日観の原点になっているのです。


(2)日本に対して劣等感を抱いている 

自分たちこそ世界の中心と考えている中国が、
なぜ日本に対して劣等感を抱いているのか?

これは、中国は4000年来、
周辺諸国を東夷、西戎、南蛮、北狄と分け、
征服と朝貢の対象と考え、 

あらゆる近隣諸国に兵を出して
侵略をくり返してきました。

例をあげればキリがないですが、
近年のチベット侵略もそうです。

しかし、その長い侵略の歴史の中で
一度たりとも征服できなかったのが、
“東夷にすぎない”日本でした。

しかも日本との戦争で勝利したことがなく、
1894年の日清戦争で負け、
大東亜戦争でもほぼ連戦連敗。

ところが中国は、
第二次世界大戦の戦勝国として
国連の安全保障理事会の一員となり、

たしかに日本より
優位に立ったように見えました。

しかし日本は、
大東亜戦争では負けたものの、
いち早く経済を復興させて先進国入りし、
一時は世界第2位の経済大国となりました。

中国は、日本に対して
「常に優位に立たなければならない」
と考えているにもかかわらず、
日本は常に先を行く。

そこで劣等感を
抱かざるを得なくなってしまったのです。

中国にとっての日本は
まさに「目の上のたんこぶ」なのでしょう。


 (3)日本に対して被害者意識が強い

いわゆる「南京大虐殺」のような
世紀のウソを捏造してまで、
中国人は日本に対して被害者意識を増大させています。

これは戦時賠償金を放棄した中国が、
何とか別の形で日本から
賠償金相当のお金をを引き出すためという
現実的な要請もありましたが、

基本的には近現代の歴史に負うところが大きいです。
劣等感と同じで、
戦争で負けつづけた歴史意識の産物です。

その歴史意識と、

「日本が隣国でなかったら
 中国はもっと発展していたはずだ」

という責任転嫁の心理が、
被害者意識として現れているのです。

有り体に言えば、

悪いのは加害者(日本)であって、
被害者(中国)は悪くない。
加害者が被害者に金を出すのは当たり前だ。

という考えを持っています。

このように中国人は、日本に対して
優越感と劣等感、被害者意識という
矛盾する3つの意識を併せ持っているのです。


■靖国問題でわかる台湾と中国の違い

台湾人は50年間、
日本人と一緒に暮らしてきた民族であり、
またその子孫でもあります。

ですから、中国人より
日本人の本当の姿を知っているのです。 

では、台湾人と中国人の
対日観の違いはどこにあるのか?

それは日本の優れた文化や文明を、
素直に認められるかどうか?
ということです。

台湾人の対日観は、
中国人のような屈折したものではなく、

日本が台湾の先生であることを
素直に認めていることに基づきます。

そして、日本人の美学や日本文化を
謙虚に学ぼうとしているところに
特色があるのです。

その象徴的な人物が李登輝元総統です。

李登輝氏は、
日本の「わび」や「さび」といった文化や美学、
日本に残されているサムライ精神、
武士道精神を非常に高く評価していました。

松尾芭蕉の「奥の細道」を
たどってみたいという思いも、
実際に歩いて日本文化を実感したいからで、
このような思いは台湾人に共通しています。

台湾人は高く日本を評価し、
尊敬できる民族として日本を位置づけ、
「日本文化は学ぶべきもの」
と強く意識しているのです。

さらに、台湾人と中国人の違いは、
日本人の死生観や心の問題に
理解があるかどうかにも顕著に現れています。

その良い例が靖国神社に対する考え方です。

中国は、日本の靖国神社は
軍国主義の象徴だと言って非難しています。

しかし台湾人は、
かつて李登輝元総統も靖国神社に参拝したいと
表明していましたし、

戦時中、日本で戦闘機の生産に携わった
台湾少年工出身者など、

多くの台湾人が来日のたびに参拝しているのです。

台湾人と中国人の対日観の決定的な違いは、
まさに靖国神社への対応となって現れているのです。


ー著書『日本よ、こんな中国と付き合えるか?』より引用



****

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執筆の励みになりますので、
ご意見・ご感想・リクエストがあれば
ぜひこちらより教えてください。

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*****

<メルマガ著者紹介>

林 建良(りん けんりょう)



1958年に台湾台中に生まれ、
1987年、日本交流協会奨学生として来日。
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。

2007年、「林一洋医師記念賞」受賞、
2017年、「二等華光専業奨章」受賞。

医師としての仕事の傍ら、
台湾民主化の父:李登輝とともに
台湾建国運動を精力的に展開。

台湾においてパスポート表記を
「中華民国 REPUBLIC OF CHINA TAIWAN」から
「台湾 TAIWAN」に変更する
「台湾正名運動」の発案者。

現在は栃木県在住。
台湾独立建国連盟 日本本部・委員長を務めている。

『日本よ、こんな中国とつきあえるか?』
『中国ガン』(並木書房)の2作を通して、
日本人が気づいていない、中国の本質を暴く。

2019年にはJCPACにも登壇、
台湾の未来について演説・討論をおこなった。



林建良先生について、もっと知りたい方は、
こちらの紹介ビデオをご覧ください。

「昔、自宅にちゃぶ台があった…」
知られざる日本と台湾の“絆”
https://www.youtube.com/watch?v=3EJodXQAy6g

なぜ、台湾独立運動を始めたのか?
https://d-publishing.wistia.com/medias/r2dyeqtcyf


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~先人の叡智を未来に繋げる~
Renaissance(ルネサンス)刊行にあたって 

Renaissance(ルネサンス)とは、
14世紀にイタリアで始まった
「文化の再生・復興」運動を指します。

当時、疫病の大流行や飢饉。
百年戦争などの戦乱で人口は激減。

社会全体が危機的な状況に置かれる中、
人々は生と死について深く考え、
いかに生きるべきかを強く
意識するようになったといいます。

そこで彼らが手本にしたのが、
ギリシアとローマの優れた
古典文化でした。

その運動は大きなうねり
となってヨーロッパ全土に広がり、
より優れた中心的価値観の誕生とともに、
新しい時代を切り開いていったのです。

これというのは、年代や場所、
起きている事象は違えど、まさに
今の日本と重なる状況ではないでしょうか。

長引くデフレ、迷走する政治、
少子高齢化、深刻ないじめ問題、
過労死、過疎化、企業の不正や
無差別殺人など…

高度経済成長以降、
明確な中心的価値観を
見失った日本は、いつしか
暗いムードに覆われ、
長い停滞から抜け出せずにいます。

もはやこれまでの延長線上で、
同じような価値観・行動を
繰り返していては修復できない状態です。

そんな中、令和という
新たな時代を迎えた日本を、
再び明るく輝かせたい。

次の世代を生きる人たちが、
誇りを持って生きられる
日本を遺したい。

そのような想いを込めて、
新たな情報誌を発行する
運びとなりました。

「Renaissance」では、
感情や主観に偏ることなく、
世界各国の歴史や政治、
経済についてのデータや成功事例など。

明確な事実をベースに、
先人の叡智に学ぶことのできる紙面を、
Webと連動しつつお届けしていきます。

新たな試みではございますが、
多くの日本人に届いていきますよう、
何卒、末長く応援していただけますと幸いです。


=======================================================
発行者情報:ダイレクト出版・ルネサンス編集部
運営:ダイレクト出版株式会社
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F

*このEメールは送信専用アドレスより送信しています。
ご返信いただきましても対応いたしかねます。
お問い合わせはこちらからどうぞ。

>https://dpub.jp/contact_forms/input

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対日戦争の準備です。文句あるのか? 悔しかったら実力でやってみな! 

2022年05月31日 09時10分21秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

竹島周辺の日本EEZ内で韓国の調査船が再び海洋調査 29日にも調査 海上保安庁の巡視船が中止を要求

<picture></picture>

関西テレビ

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君子(ロシア賢帝独裁時代)危うきに近寄らず。

2021年11月01日 10時32分10秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)11月1日(月曜日)
通巻第7103号   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 やっぱり噂は本当だった。タジキスタンに中国軍の秘密基地
  ロシアは、嘗ての軍事同盟国の問題になぜ沈黙しているのか?
****************************************

 アフガニスタンから中国へ繋がる回廊(ワクハン回廊)がある。地図帳を見ても、タジキスタンの南側、アフガニスタンに挟まれて、中国の新彊ウィグル自治区へ直結している。この回廊がテロリスト潜入の道に化けると?

 中国はETIM(東トルキスタン独立運動)を敵視し、その摘発、活動家の割り出しなどをアフガニスタンで、秘かに行い、さすがのアフタニスタン政府も彼ら中国人スパイを追放した。
 米国は2020年11月に「ETIM」をテロリストのリストから削除した。理由は「活動した形跡もなく、組織が存在しているかどうかも疑わしい」とした。
 つまり中国はETIMがテロリストだとしてウィグル自治区における弾圧の合法性を得たと錯覚していたのだ。

 タジキスタンは嘗てロシアのアフガニスタン侵略の前線基地だった。いまなお条約によりロシア軍基地は残存している。人口950万、ひとりあたりのGDPは3500ドル程度で中央アジアの最貧国ではあるが、ロシアとの距離を置き、中国のSCOに加盟している。

 ほかの旧ロシアの中央アジア諸国と異なるのは、紀元前からスキタイが入り込み、さらにペルシャの遠征があり、近世にはチュルク系が入り込むなどして、言語はタジグ語(ペルシア語の方言に近い)。イランとの関係が強いことでも知られる。

中国は前述のワクハン回廊から僅か12キロという場所に緊急展開部隊(ロシア軍のSOBRに匹敵)の基地を建設している。(ワクラン回廊のイシカシムという場所)。
 主要な執務ビル、兵舎、給水塔、コンピュータから家具まで中国から輸入してまかなったが、タジキスタンのラフモンン大統領は、これらを免税とした。引き換えに中国は相当量の武器を供与した。建設費用は850万ドル。

 タジキスタンにとって最大の投資国は中国であり、一帯一路の目玉としてタジキスタンを横断するハイウェイのバイパスを建設している。ほかに発電所、通信ネットワーク、金融システムの構築などに10億ドルを投資、ハイウェイ建設だけでも2039万ドルをぶち込んだ(プラウダ英文版、10月28日)。

 ロシアはこの問題に沈黙を続けているが、ホンネは、ややこしいタリバンやらテロリストと中国が替わりに戦ってくれるのだから、じつは欣快としているらしい。
 プラウダが露骨に書いた。
 「ロシアは中国に死に往く機会を提供したのだ」と。
     ○△□◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎ 

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擬態資本主義は、現代版・中国戦国時代。油断すると寝首を掻かれる。

2021年10月19日 11時36分57秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)10月19日(火曜日)
通巻第7086号  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 経済失墜気配も利権構造が因縁、スキャンダル頻発の背後は権力闘争
  習近平の究極の狙いは曾慶紅一派の経済利権壊滅。ちかく「大粛清」か
***************************************

 曾慶紅は江沢民政権の陰の実力者だった。
事実上、江沢民政権を動かしていた。肩書きは国家副主席。日本政府は往時、その実態としての権力状況をとらえて来日を誘い、特別の歓迎体制を敷いたほどだった。
曾慶紅が中国北京奥の院の権力中枢を牛耳っていた。そして習近平体制を誕生させたのは表向きキングメーカー江沢民だが、その裏にあって、曾慶紅が選考したのである。

 「習近平ならぼんくらでもあり、われわれの言うことを聞くだろう。われわれの利権を脅かすことまではしまい」とタカを括って江沢民と曾慶紅は習近平を党総書記とした。

 面従腹背、雌伏すること三年。習近平は「朋友」の王岐山を駆使して、CCDI(中央紀律委員会)を基軸に「虎も蠅も」と腐敗キャンペーンに乗り出して多くを失脚させた。
習近平に敵対する派閥を潰すことが真の目的だったが、それを表沙汰にはしなかった。当初、国民は汚職顕官の摘発に拍手を送った。
まずは軍と公安から着手し、軍編成を四総部制から十五の部局に改編し、子分たちを要所につけたが、依然として軍人には反習近平の軍閥が多く、今に至るも軍の不満はおさまっていない。周永康の失脚により、うまみを奪われた公安系も、習への不満を募らせている。

あまつさえ連立を組んだはずの共青団にも手を出した。胡錦涛、李克強首相らを激怒させたが、証拠を挙げての腐敗追求に沈黙せざるを得ず、周強、令計画失脚以後は、胡春華を守ることにキュウキュウとなって共青団勢力は大きく後退である。ちなみに恒大集団は、李克強首相との強い絆が云々されている。つまり習近平が恒大集団の救済に動き出す気配はない。
 曾慶紅は反撃にでた。
 習の右腕だった王岐山が影響力を持つ海航集団の経済犯罪を巧妙にメディアで告発させ、海外での評判を落としていく。同社の経営は無謀な投資を続けたために倒産危機に直面し、資産売却後、とうとう倒産した。こんにちに恒大集団が時間をかけて首を絞められている状況と似ている。

 江沢民、曾慶紅の金権統治だった香港利権にも習近平は大胆にもメスを入れた。それがインサイダー取引の元締め「明天証券」の倒産に直結した。

 ▼習近平は「豚頭」か「裸の王様」か

 習近平は王岐山を使い果たしたと見るや、寝首をかかれるおそれがあるため、朋友だったと雖も、王岐山と露骨に距離を置き始めた。
 
第一に王岐山の親友だった任志強の拘束である。2017年、任志強は堂々と論陣を張って「習を裸の王様」と激烈な語彙を用いて批判した。王岐山は、任を庇えなかった。
 第二に王岐山の飛車角とも言われ人たちの拘束であり、衝撃的だったのは汚職摘発の事実上の隊長格、CCDIの董宏を「規律違反」で逮捕拘束したことだ(21年4月)。紀律取り締まりの本丸の人物が規律違反とはこれ如何に?
 第三に上記に関連して、李東生、孟宏偉、王立科、伝振華らの失脚がつづいた・
第四に2021年九月、陳峰(元海南省書記。海航集団トップ)を「経済犯罪」容疑で拘束した。海航集団の負債は773億ドルに積み上がっていた。

危機を認識している王岐山は、参列資格をとわれる国家行事にトップセブンの列の最後に金魚の糞のように、べたべたと付いてくる風景は、もはや日常である。月30日に北京人民大会堂で開催された建国前夜祭儀式にもトップセブン七名の端っこの席に座っている。
「わたしは健全です」とアピールしているのだ。
失脚前日まで、公式行事ににこにこと出席していた薄煕来の表情が、王岐山の最近の行為に重なって見えるのは筆者だけだろうか。

王岐山の最近のニックネームは「清王子」という。辛亥革命で王朝が消滅していたのに「王子」を名乗った溥儀の立場?

11月、中国共産党は六中全会を開催するが、経済問題とくに負債処理、エネルギー不足、金融不安などで「責任」の追求があるだろう。大粛清があるかも知れない。
   ○△□◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎ 

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この世のものは・全て物理法則に従う。 急激に上がれば・急激に下がる。

2021年10月01日 08時02分27秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)10月1日(金曜日)
通巻第7070号   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 南太平洋の島嶼国家群、「中国からカネが来なくなった」
  2018年のAPECが中国の援助外交のピークだった。
***************************************

 キリバス、ソロモンなどはチャイナマネーに転んで台湾と断交した。
 米国はそうした国々への外交方針を切り替え、規制を強化した。豪、NZなどが、南太平洋地域への援助と投資を増やすとし、英仏も加わった。英国領だったフィジー、サモア、トンガなどにも中国が大々的に進出していた。

 絶頂は2018年のAPECで、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催され、中国は国際会議場を建設して寄付した。
そのうえパプアニューギニアの五星ホテルを全館借り切り、習近平皇帝の宿舎とし、そのホテル玄関に巨大な、朱色の中華門を建てた。

 バヌアツは1800万円程度のマンションを買えば、国籍が付与された。どっと中国人がやってきて、パスポートを取得した。
バヌアツのメインストリートの80%が、中国人経営の商店街となった。当時、繁華街のレストランに入ると全席が中国人で北京語が飛び交っていた。
日本人を見かけなかった。そもそも日本大使館は、ビジネスホテルの一室を借りていただけだった。

 コロナがやって来た。
中国はカネばらまき外交からワクチン外交へ切り替え、相手によっては戦狼外交を併用した。
 IMF等の調べでは中国の南太平洋諸島国家群(14ヶ国)への援助は2憶8700万ドル(2016年)だった。2019年には24億ドルにたっしていた。
その巨額から2020年には15%減少していたことが判明した。

「一帯一路」関連のプロジェクトは、コロナを口実に中国人エンジニア、労働者が引き揚げたため、中断に追い込まれた。
援助交際はカネの切り目が縁の切れ目。また台湾へ眼を向け始めた。
 ○△□◇ミ◎○△□ヤ○△□◇ザ◎○△□キ△□◇◎   

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安物買いの・銭失い。ビジネス知らぬ者同士の・アホ踊り。

2021年09月24日 06時45分58秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)9月24日(金曜日)
通巻第7065号  
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(休刊のお知らせ)小誌、明日9月25日〜26日が休刊です。
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 TPP、中国と台湾が同時に加盟申請。日本が議長国
  米国が言い出して、米国が加盟しないTPPは窯変している
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 2021年9月23日、リトアニア国防省は「中国製品の携帯電話を購入しないよう」に呼び掛け、「保有者もすぐに処分しなさい」と勧告した。理由は明快で、検閲機能が内蔵されていたのだ。

とくに小米科技(シャオミ)のスマホは、「Free Tibet(自由チベット)」、「Long live Taiwan Independence(台湾独立万歳)」、「democracy movement(民主運動)」といった言葉を検出・検閲する機能が組み込まれていた。シャオミの電話は暗号化された利用データをシンガポールのサーバーに送っていた。ファーウェイのスマホで安全保障上の欠陥が見つかり、リトアニアの対中不信感は増大している。

なにしろリトアニアはバルト三国のなかでもいち早く、ウイグルにおけるイスラム教徒弾圧を「ジェノサイド」と定義して非難した。
そのうえ八月には、首都ビリニュスに台湾政府の事実上の大使館が設立され、中国の抗議にリトアニア政府は大使を召還した。

このような状況下、中国は唐突にTPPへ加盟申請した。加盟を認めるかどうかは全会一致であり、豪が反対している上、台湾が追加で加盟申請。自由貿易度など資格がどちらにあるかといえば台湾だろう。しかも台湾はAPEC加盟国だ。
TPP議長国は日本、台湾を認め、中国を排除するか。両国を同時加盟させるか、政治力が問われる。
  ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽
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 日本から中国が横取りしたインドネシア新幹線
  工事はまた終わらず、完成はほぼ絶望、借金だけが残ることに
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 インドネシア政府の要請により、JICAがフィージビリティスタディ(商業可能性調査)に乗り出したのは2012年だった。ジャカルタからバンドンまで143キロの新幹線は、バンドンの標高が700メートルのため、区間の40%を高架として、トンネル箇所が13ヶ所。日本が見積もった工事費は61億ドルで、2015年起工、18年完成、ADBが金利1%の優遇策で融資する付帯条件も付いた。

 途中からこのインドネシア新幹線プロジェクトを中国が横取りした。フィージビリティスタディは日本のもとに酷似していた。工事は三年、中国開発銀行が75%を融資し、十年据え置き後、五十年で返済。ただし金利は6%。そのうえ、「ただし」をもう一つ加えると中国の工事費は日本より8億ドル安い55億ドルだった。

 2015年にジョコ・ウィドド大統領が訪中して習近平と会談した。
直後に中国が入札に勝った。当時の管官房長官は憮然として「遺憾に思う」と述べるに留めた。

 中国の工事は遅れに遅れ、完成の約束から三年を過ぎても、トンネルがひとつ完成したに過ぎない。当初は2018年開業が謳われていた。
大幅な遅延理由は用地買収の遅れ、住民の苦情と反対運動、そしてコロナ災禍で中国鉄建のエンジニアが帰国し、工事が中断されたからである。中国は用地買収の遅れはインドネシア政府の怠慢だとして、自分たちの責任は一切認めない姿勢だ。

中国開発銀行も、一帯一路関連プロジェクトへの融資見直しを進めており、インドネシア新幹線への融資の実行が遅れている。

事情通によれば「完成はほぼ絶望的ではないか」と暗い見通しを立てる。そういえばジョコ大統領が政治生命を賭けたカリマンタンへの首都機能移転プロジェクトも、コロナ対策へ予算を廻したため、決定的な遅延を招いている。

 さて中国が世界各地で展開している鉄道プロジェクトの現況をみよう。
 完成間近なのはラオスである。昆明から首都のビエンチャンまで約400キロの「新幹線」は90%が出来上がり、年内開通予定だという。

 三年前にラオスと中国国境の現地を取材したが、もの凄いトラックの渋滞と、中国人労働者、しかも附近にはリゾートホテルにマンション、カジノ、免税店ビルが二棟。トラックのナンバープレートを見ると、黒竜江省、遼寧省など、トンデモナイ遠距離の車両が、中国から資材を運んでいることが分かる。

 パキスタンは習近平の目玉「CPEC」(中国パキスタン経済回廊)の一環として、南西部のグアダールから新彊ウィグル自治区のカシュガルへ1700キロの鉄道敷設。この鉄道工事はほぼ完成しているが、途中の難工事区間で工事が停滞しているうえ、レールが盗まれるので、やり直し工事も追加される。バロチスタン州は、中国人を狙ったテロが頻発している地域だ。


 ▼元がとれず赤字のアフリカは「借金の罠」と今頃になって。。。。

 アフリカに眼を転じると、中国が34億ドルを投じたエチオピアージブチの740キロは三年ほど前に完成し、プラットフォーム、駅舎の表示は中国語。しかし鉄道収入による投資資金回収は絶望的。

 ケニアのナイロビから輸出港モンバサへの472キロも2017年に完成し、駅舎は中国語表示の下に現地語。駅の改札に鄭和の銅像が建立された。ケニアの債務の57%が、いまや中国である。

 タンザニアから西のアンゴラへ東西横断鉄道は4000キロ。これはタンザニアとザンビア間が完成していたので、その延長工事だった。
 タンザニア鉄道は毛沢東時代から「友好鉄道」だと言って、遮二無二完成させていたが、その延長でタンザニアから1859キロ、ザンビアへ繋ぐ鉄道も中国が援助した。

 そのザンビアからジンバブエに繋ぐ鉄道工事は、丘陵、崖、河川、森林、泥沼に加えて猛獣、治安の悪さ、現時点で開通した情報はない。
 前途多難、というより関与した国は借金の罠、中国は取引条件でつぎに何を要求してくるか。
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第三次内戦型世界大戦は本物と偽物との闘い。資本主義と擬態資本主義の闘い。

2021年09月18日 06時31分00秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)9月18日(土曜日)
通巻第7057号  
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 アマゾンが中国ブランド3000商品の取り扱いを停止
  米財務省、香港企業のイラン送金スキームを摘発、制裁
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 アマゾンはオンラインの通信販売プラットフォーム上で、中国ブランドの3000の商品の取り扱いを停止し、画面から削除した。

 アマゾンは中国での年商が日本の十五倍、黄金の市場であり、中国市場でダントツの一位で、二位の京東を大きく引き離している。そのアマゾンが中国製品を排除するというのは、中国と全面対決するのか、あるいは技術上のことなのか、詳細は不明である。

 しかし事情通は「ニセモノが多いこと」「口コミがやらせばかり」で、消費者からクレームが絶えず、これまでにもPAVパワー、TAOTORONICSなどを排除してきた。

 一方、米財務省は、香港企業数社(PCA、DAMINEH、45集団など)を制裁するとした。理由は、中国在住のイラン人モルテザ・ミナエ・ハシュメという人物が、中国人を仲介して、これらの香港企業のアカウントから、イランのヒズボラ並びに「ゴドズ部隊」(コッズともいう)へ資金を送金する濾過装置として活用されたからだとした。

 ヒズボラは政治団体で表向きは慈善活動を行っているが、軍事部門が武装闘争を展開しており、イスラエルにとっては脅威の存在である。
 
 ゴドズ部隊とは、イラン革命防衛隊直属の特殊部隊のことで、2021年1月3日に、ゴドス指導者だったソレイマン司令官が、米軍ドローンによって殺害されたことで、存在が表面化した。
 米財務省の摘発調査は水面下で依然として続けられている。

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ヤクザ国家は百害あって一利なし。

2021年08月12日 08時11分38秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)8月12日(木曜日)
通巻第7011号  
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 「リトアニア・ドミノ」が欧州全域に拡がりそう
   台湾がビリニュスに外交使節、中国は大使を召還
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 バルト三国の一番南はリトアニア(里都亜尼亜)。
かつて杉原千畝が、この国の古都カウナスの日本領事館で、数千人のユダヤ人に「命のビザ」を発給した。その場所には杉原記念館(スギハラハウス)が残り、当時使った机も展示されている。日本人観光客が多いので、同ハウスでは杉原チョコレートも売っている。

 8月10日、リトアニアの首都ビリニュスに台湾の外交施設がオープンした。
 中国はただちに大使を召還し、「台湾は中国の一部である」と抗議したが、リトアニアは意にも介さなかった。中国主導の17プラス1からも、リトアニアは脱退を表明しており、欧州の幾つかの国はリトアニアに続くとしている。

 リトアニアは誇り高い国で、中世にはポーランド、ベラルーシから露西亜の一部を領土としたほどの大国だった。ロシアとは独立戦争を戦い、もっとも戦闘的だったが、独立後は残留したロシア人に国籍を与えた。ことほど左様に主権意識は高く、軍隊は徴兵制で正規兵が一万5千人に加えて、十万の志願兵システムがある。北方クライベタ港にはわが海上自衛艦隊あさぎり等が寄港したこともあり、また琥珀の関係でクライベタと岩手県久慈は姉妹都市である。
 リトアニア出身の著名人には映画スターのチャールズ・ブロンゾン、イスラエルの前首相ネタニヤフなど。日本武道を好む若者が多い。

 中国が懼れるのは「リトアニア・ドミノ」である。
 ウイグルにおけるジェノサイドを猛然と批判し、制裁行動を取る欧米諸国のなかでも、気を吐くのがリトアニアだからだ。
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   ♪
絶賛発売中! 「静かなる侵略」シリーズの決定版!  
宮崎正弘『中国の静かなる日本虐殺 2025』(徳間書店、1760円)
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https://www.amazon.co.jp/dp/4198653194/

 ──中国共産党百年の式典で、独裁皇帝は言いはなった。「つぎの百年」だと。 
 日本をウイグルにと、ジェノサイドが始まっている。あの文化人もコメンティターも洗脳された。電波、新聞、そしてSNSの言論空間も中国のサイバー攻撃と操作で乗っ取られた!
 議論の前提を破壊する「認知戦争」とは中国オリジナルの「超限戦」のタクテック!
 中国軍は日夜、台湾と尖閣諸島侵略のための軍事演習を繰り返している。どうするのか、日本は!    

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「我々をいじめないで」??

2021年07月06日 06時55分33秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

Message body


現在公開中のビデオ、

「共産党100周年で潰された新聞」
中国を自滅に追い込む香港弾圧の誤算


は、公開が本日までとなっております。


先月、強制的に廃刊されてしまった
香港のリンゴ日報の事件を紐解くことで、
“中国の意外な弱さ”を紐解いています…

>今すぐビデオを再生する

(公開は、本日7月6日(火)までです。)

******

「すまないが、今日だけは泣かせてほしい…」


涙ながらにそう語って、
最後の編集作業にかかる一人の新聞記者。


6月23日、中国当局は
香港のリンゴ日報という地方紙を
強制的に廃刊処分にしました。

反中国を掲げていたこのリンゴ日報は、
中国共産党の弾圧を受けてしまったのです…


中国共産党100周年の式典では、

「香港に対して、中央政府は
 完全な統治権を行使しないといけない。

 …中国共産党の夢のためには、
 絶え間ない闘争が必要だ」

と語り、香港そして国際社会への
野心を剥き出しにした習近平。


ところが、その一方で習近平は
同じ演説の少し後に、

「我々をいじめる外国勢力を
 中国は決して許さない。」

と強調しています。


つまり習近平は、あの華々しい式典の壇上で
「我々をいじめないで」と
訴えかけていたのです。

・・
・・
・・

いじめているのはどっちだよ、
と言いたくなるのはもちろんのこと、

あれほど香港への野心を見せた中国にしては、
発言が弱気だと思いませんか?


何か理由があるのでしょうか?


もしあなたが、中国の動きについて
・テレビではほとんど真実がわからない
・中国の脅威を前に、日本はどうなるか不安
とお考えでしたら、

本日まで無料で一部公開している
『Taiwan Voice』のビデオが
お役に立てるかもしれません。


なぜなら、
香港のリンゴ日報廃刊に込められた
中国共産党の思惑を紐解くことで

中国の意外な弱さや自滅への道を
暴いているものだからです…



このビデオをご覧いただければ、
これまでとは全く違う視点で
米中対立や中国の脅威を見ることができるでしょう。

>現在公開中のビデオを再生する

(公開は、本日7月6日(火)までで終了しますので
 お見逃しのないようご注意ください。)



ダイレクト出版 台湾ボイス事務局 廣尾衛



P.S.

他にも、
最新号の『Taiwan Voice』の内容をご紹介すると、、

「“爆買い”が日本経済を潰す?」
 中国人が押し寄せても観光地が潤わないワケ

「公式文書:中国共産党よ、消えてくれ」
 米議会が満場一致…本気のアメリカの次の一手とは?

「習近平が最後に頼る2人」
 優秀な部下を切り捨て続けた指導者の末路

「アメリカが振り下ろした二つの鉄槌」
 本格化し始めた対中制裁の真相

などなど、

スポンサーなどの関係で
大手メディアでは紹介できないような
中国の日本への脅威や中国共産党の崩壊の兆しを
解説しています。


中国共産党100周年式典、香港のリンゴ日報など
何かと中国に関する情報が多い今こそ、

内心不安で仕方がない習近平の本音を
こちらから覗いてみてください…

>最新号の『Taiwan Voice』を見る



(ビデオの公開は、本日7月6日(火)までです)






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CHINA戦国時代の姿。

2021年06月30日 08時28分38秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

周恩来はスパイマスターで卑劣漢だった 虚像と実像は違う
  毛沢東の酒池肉林は並外れていたが、同時に多くの同志を裏切っていた

     ♪
石平『中国共産党 暗黒の百年史』(飛鳥新社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 中国共産党は悪魔である、と開口一番、ただしい歴史認識に基づいた叙述がある。日中友好の幻想にまだ酔っている人には目から鱗がおちることになればよいが。。。


 毛沢東がいかなる陰謀と殺人と破壊工作で党の主導権を確立していったかは、これまでにも多くが語られた。その意味で、本書はおさらいである。
 ようするに「百周年の誕生日をむかえた中国共産党がどれほど罪深く、それほど外道なふるまいをする危険な勢力か」を徹底的に、達筆に、しかも簡潔に要点だけを抉った。


 「世界最大のならず者国家中国の軍事的脅威と浸透工作によって、我が日本が脅かされている今こそ、中共の悪を歴史的に明らかにし、マフィア同然の反日反社勢力の罪悪と危険性にあたいする日本人の認識を深める」使命があると著者は執筆動機を語る。
 なぜか。
 日本の一流(?)とかの学者、ジャーナリスト、学究らは中国共産党の革命史観にそって賛美するものしか書いていないし、天安門事件前までの中国史たるや、共産党代理人が書いた書籍しか市場に流通していなかった。
そのでっち上げ史観に日本のインテリが影響を受けている実態はじつに情けないではないか。


 ウィグル族の弾圧を欧米はジェノサイドと認定し非難している。
ところが、日本は与党内の親中議員と公明党によって反論が渦巻き、決議さえ出来ずにいる。なにしろ与党幹事長を基軸に与野党を問わず親中派議員がぞろぞろと国会にいるからであり、新聞テレビで、まともに中国共産党の暗黒面を伝えるのは産経新聞しかないではないか。
経済制裁にさえ、日本の財界は加わらないで、むしろ対中投資を増やしている。この愚劣な幻想行為は、なにからおきているのか。


中国共産党のマインドコントールに嵌って贖罪意識を植え付けられ、日本が悪かった、日本が中国様に謝罪し、そのためには経済援助を惜しんではならないという善意の発想を基礎にしている。
この善意は、中国が展開した高等戦術、その洗脳工作から産まれた日本人の意識の破壊、つまり考える前提を破壊し、中国寄りに思考を組み変えることからおきているのである。

 中国的共産主義のおぞましさと残忍さの第一の例証は、かれらが権力を握る遙か以前から凄惨な内ゲバに明け暮れていたことである。その実態は匪賊と代わらず村を襲撃して地主や有力者の財産を取り上げ、公開処刑して、村を暴力で支配し、それが解放区などと美化した。実態は大量虐殺でしかなかった。


 大量虐殺は権力を握った後の国内で更に大規模に繰り返され、つまりは皇帝毛沢東の独裁にさからう者は、たとえ「革命の同志」であっても、残忍な拷問の末に殺された。周恩来は、毛沢東の上司であったのに、いつのまにか家来となって生きのびた。狡猾な卑劣漢である、と著者は言う。
 ついで少数民族の虐殺と民族浄化であり、南モンゴルからチベット、そして現在はウィグル自治区でジェノサイドが続行している。


 一方で権力を握ると腐敗が始まり、汚職が横行し、つぎに色欲が爆発する。カネにあかせて妾を大量につくる。そのお手当のために汚職がエスカレートする。これも毛沢東以来の、というより孫文以来の伝統なのである。
 本書を読んだあとでも中国共産党を賛美する人がいたらお目にかかりたいものだ。
         ★☆★☆★

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これ以上強大化させては・人類の歴史の恥。早く潰すか解体を。

2021年06月11日 13時29分17秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

 

 

仏軍艦、インド太平洋で中国船に追尾され衝突寸前に 海軍トップ明かす

産経新聞
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中共の・口から出まかせを信じてはいけない。

2021年06月05日 17時00分41秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

中国、3人っ子政策も産児制限は続く 少数民族の人口抑制が狙いか=報道 (epochtimes.jp)

中国、3人っ子政策も産児制限は続く 少数民族の人口抑制が狙いか=報道

中国政府は5月31日、産児制限を緩和し、夫婦1組につき3人まで子供をもうけることを認める方針を発表した。中国政府が、将来の人口減少問題を抱えているにもかかわらず産児制限を続ける理由は、多産の少数民族の人口を抑制する狙いがあるとの見方がある。米CNNが6月1日に報じた。

CNNは専門家の話を引用して、中国共産党は少数民族の増加を問題視してきたと指摘する。多産の伝統を持つウイグル族は1家族に9〜10人を生む場合も多く、中国国内でも高い出産率を維持してきた。中国国家統計局の人口調査によると、1953年の少数民族の割合は全体の6.06%に過ぎなかったが、2020年には8.89%にまで増え、少数民族の人口増加幅(2.57倍)は漢族(1.35倍)を大きく上回った。

中国当局は、2017年から少数民族の出産制限を強化してきた。オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は5月に発表した報告書の中で、新疆ウイグル自治区の出生率は2017〜19年に48.7%減少したと指摘した。

1980年代に施行された一人っ子政策も、貧困層の多い同自治区では3人の出産が認められきた。しかし、2017年から少数民族の出産は厳しく監視されるようになり、やがて「不法出産」に対して罰金、強制収監などの処罰が科されるようになったという。

さらに、非人道的な不妊・中絶手術も、人権団体の調査により明らかになった。新疆ウイグル自治区の政策に詳しいエイドリアン・ゼンツ氏は、同地域における不妊手術の割合が2018年に10万人当たり243人まで急増し、中国国内の他の平均である33人よりはるかに高いと指摘。ウイグル族は強制的な避妊や不妊手術を受けていると分析した。

トルコに亡命した匿名のウイグル族医師はCNNのインタビューで、2020年に国内追放されたウイグル族女性300人のうち、約80人が不妊手術を受けており、その多くが、妊娠しないための手術であることを知らなかったと述べた。

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香港が潰れることも・中共包囲網。中共の稼ぎの場を潰す・戦略の一環。

2021年05月27日 06時28分20秒 | 擬態資本主義、擬態民主主義。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)5月27日(木曜日)
通巻第6924号
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 香港脱出は7月31日までに急げ、公務員8500人が離職
   強権発動の香港市民移動禁止「香港移民法」が8月1日施行
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 香港立法府は、国会にあたる。
いまや民主派の議員は排斥されて、中国共産党の傀儡と成り下がった。林鄭月蛾・行政長官は習近平のあやつり人形だ。そのうえ「香港移民法」を可決した。
この法律は、要するに香港からの出国、香港への入国を制限し、いつでも移動する人間を拘束できるという悪法。8月1日から施行される。

 英国はBNO(海外市民パスポート)を発行し、事実上の香港市民の英国移住を容認しているが、多くは英国移住を躊躇う。
理由は英国での居住、とくに就労と住宅の確保が難しいからである。これまで香港からの移住先はカナダ、豪だった。近年、ここにNZとシンガポールが加わってきた。とりわけシンガポールのように専制政治の場所であっても、香港人からみれば東京より移住先に良いと選ばれるのは、金融都市機能を備えており、香港の國際金融の関係者は、東京市場の特性を勘案して、日本を避ける傾向がある。

 そこそこの金持ちはすでに海外へ移住しており、残りは所得不足で、香港を離れられない人たちである。筆者は半世紀前から香港には渡航を繰り返し、知り合いも多かった。貿易会社を経営していた頃、数十人の香港人と付き合ったが、いま、誰一人として香港にはいない。殆どがカナダへ移住した。

 さて新しい動きである。
2020年4月から2021年3月までの一年間で、香港の公務員のうち8500名が離職したことが分かった。「香港政府に忠誠を誓う」という誓約書を強要され、「言論の自由がなくなる」として署名を拒否した香港人が目立つという。

公務員は退職金が保障されており、それらを受け取り次第、諸外国での不動産購入と香港の物件売却を急ぎ、多くが移住の準備を始めたと推測されている。
「香港移民法」は8月1日から施行される。
 合い言葉は「海外脱出を急ごう」となった。
    ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎

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