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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)3月29日(水曜日)弐
通算第5244号
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25年も無駄な会議をやって北朝鮮に時間を稼がせた
いっそ、中国を交えて南北統一の話を切り出せとボルトン元国連大使
****************************************
ジョン・ボルトン元国連大使は先月も「沖縄の海兵隊を台湾へ移動せよ」と意見具申して関係者が慌てた。
いまは保守系シンクタンクのAEIの主任研究員とはいえ、元国連大使、トランプ政権で国務副長官の声がある。
今回はあっと驚く南北朝鮮統一の議論を、中国を交えてはじめてはどうか、とくに北朝鮮が崩壊するとなると鴨緑江をこえる大量の難民をおそれるのが中国なのだから、難民が発生しないような通信方法をいまから構築しておくべきではないかと、新しい提言をしているところに特徴がある(ワシントンタイムズ、3月27日)。
過去四半世紀、北朝鮮と話し合って何か成果の一つでもあがったのか。26年目もまた交渉のテーブルについて、時間稼ぎをされ、その間に北は核兵器の数を増やし、小型化をなしとげ、米本土に到達するICBMを保有するだろう。いまやそういう話し合いを再開する必要はない。
「北朝鮮の核開発など極東アジアの地域的問題に過ぎなかった。いまでは米国の安全を脅かす世界的問題となった」。
そして「こんにち、この事態を招いたのは、すべてがオバマの無策に起因する」とボルトンは語気を強める。
「ワシントンの戦略家たちは、軍事的攻撃の選択肢を検討し始めたが、それより南北朝鮮の平和的統一をいかに成し遂げるかという交渉をはじめたほうがよいのではないか」とボルトンは吠えた。
南北統一は北朝鮮の崩壊後になるのか、韓国主導になるのか、いや中国など関係国をまじえての話し合いになる、いずれかだろう。
「いずれにせよ、統一問題は、中国にとって、米国の介入などより、大いに興味があるはずなのである。理由は地域の安定のため、いかにして、いつ統一するのかということが、戦争によって決まるよりは遙かに現実的であるからだ」(ワシントンポストの寄稿から拙訳)。
六者協議で中国はいい加減にお茶を濁してきた。アメリカが丸投げしたのが悪く出た。
中国自身は経済的支援を梃子にいつでも北の王朝など取り替えることが可能なのだ。
米国はむしろ中国に対して難民がでないように朝鮮国内に於ける通信システムの構築と、難民が鴨緑江をわたりはじめた時には西側が協力を惜しまずに、キャンプの設営、食料と医薬品、医師団派遣による医療の供給、救援隊やボランティアの派遣などで、ノウハウの蓄積があるわけでもあり、中国を前向きに変えてゆく努力が必要である、とボルトンは結論している。
従来の保守陣営になかった提言の登場である。
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● 問題は北の崩壊ではなく、
なぜグローバリゼーション派は世界に核の拡散を齎したのか? なのです。
● 世界最終戦争を望むものは誰か。それは神が唯一選んだ民である。彼らにとって
彼らが唯一救われる最終戦争は、彼らの神の意志であり、望むところである。
● 過去何千年と放浪の旅をつづけ、そのたびに安息の地は破壊され虐殺されてきた歴史は、
グローバリゼーションという名の、世界の破壊と、彼らによる統一、を夢見さして
来たのです。その可能性が2046年に近づいているのです。
● やっと、歴史上最強のUSAを支配下に置き、最後の審判の時が近づいてるのです。
ロックフェラーを含めた、地元派を壊滅させる序章が始まるのです。
● つまり、選ばれた民によるUSA・大西洋先進資本主義の大崩壊時における、経済の
一人勝ちを目指し、返す刀で世界をグロバリゼーションの名の下で統一するのです。
● その為には世界中への核の拡散が必要であり,それが25年間も甘やかしてきた目的です。
従ってグローバリゼーション派は、トランプ氏の北の政権崩壊政策を絶対
阻止しようとするでしょう。折角の世界最終戦争が出来ないからです。
● それが彼らの悪魔のシナリオです。しかし私の予想は異なります。確かに核は一部の地域で
使われる可能性はあるが、しかし世界の混乱の様相は、内戦型の大規模な世界的
混乱であり、核による徹底的破壊ではなく、世界戦国時代的大混乱でしょう。
● つまり、USAでも世界でも世界最終戦争を望むハルマゲドン派は、最終的には権力を
失い、再び彼らには苦難の歴史が待っているのです。
● 北に核を十分持たせて、目障りな日本を破壊させようとしても、そうは問屋が卸さないと
いうことです。彼らにとって目障りな日本とは、
❶ 白人の世界支配を邪魔するもの。
❷ もしかしたら、古代のユダヤの歴史を持っており、今のオリジナルでない
ユダヤ人の目障りな存在である事。
❸ 大陸アジア人のプライドを、過去にずたずたにした存在である事。
● これらが相まって、放浪の民とアジアの大陸並びに半島独裁国家は、日本壊滅に
共通の利益があるのです。日本には最大級の脅威であり、世界的共謀罪です。
● 日本は今後来る最大級の共謀危機をどのように乗り切るのでしょうか?
前門の虎に後門の狼。さらにUSA・大西洋先進資本主義の大崩壊。
歴史は既にレールが敷かれているのです。
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)3月29日(水曜日)弐
通算第5244号
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25年も無駄な会議をやって北朝鮮に時間を稼がせた
いっそ、中国を交えて南北統一の話を切り出せとボルトン元国連大使
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ジョン・ボルトン元国連大使は先月も「沖縄の海兵隊を台湾へ移動せよ」と意見具申して関係者が慌てた。
いまは保守系シンクタンクのAEIの主任研究員とはいえ、元国連大使、トランプ政権で国務副長官の声がある。
今回はあっと驚く南北朝鮮統一の議論を、中国を交えてはじめてはどうか、とくに北朝鮮が崩壊するとなると鴨緑江をこえる大量の難民をおそれるのが中国なのだから、難民が発生しないような通信方法をいまから構築しておくべきではないかと、新しい提言をしているところに特徴がある(ワシントンタイムズ、3月27日)。
過去四半世紀、北朝鮮と話し合って何か成果の一つでもあがったのか。26年目もまた交渉のテーブルについて、時間稼ぎをされ、その間に北は核兵器の数を増やし、小型化をなしとげ、米本土に到達するICBMを保有するだろう。いまやそういう話し合いを再開する必要はない。
「北朝鮮の核開発など極東アジアの地域的問題に過ぎなかった。いまでは米国の安全を脅かす世界的問題となった」。
そして「こんにち、この事態を招いたのは、すべてがオバマの無策に起因する」とボルトンは語気を強める。
「ワシントンの戦略家たちは、軍事的攻撃の選択肢を検討し始めたが、それより南北朝鮮の平和的統一をいかに成し遂げるかという交渉をはじめたほうがよいのではないか」とボルトンは吠えた。
南北統一は北朝鮮の崩壊後になるのか、韓国主導になるのか、いや中国など関係国をまじえての話し合いになる、いずれかだろう。
「いずれにせよ、統一問題は、中国にとって、米国の介入などより、大いに興味があるはずなのである。理由は地域の安定のため、いかにして、いつ統一するのかということが、戦争によって決まるよりは遙かに現実的であるからだ」(ワシントンポストの寄稿から拙訳)。
六者協議で中国はいい加減にお茶を濁してきた。アメリカが丸投げしたのが悪く出た。
中国自身は経済的支援を梃子にいつでも北の王朝など取り替えることが可能なのだ。
米国はむしろ中国に対して難民がでないように朝鮮国内に於ける通信システムの構築と、難民が鴨緑江をわたりはじめた時には西側が協力を惜しまずに、キャンプの設営、食料と医薬品、医師団派遣による医療の供給、救援隊やボランティアの派遣などで、ノウハウの蓄積があるわけでもあり、中国を前向きに変えてゆく努力が必要である、とボルトンは結論している。
従来の保守陣営になかった提言の登場である。
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● 問題は北の崩壊ではなく、
なぜグローバリゼーション派は世界に核の拡散を齎したのか? なのです。
● 世界最終戦争を望むものは誰か。それは神が唯一選んだ民である。彼らにとって
彼らが唯一救われる最終戦争は、彼らの神の意志であり、望むところである。
● 過去何千年と放浪の旅をつづけ、そのたびに安息の地は破壊され虐殺されてきた歴史は、
グローバリゼーションという名の、世界の破壊と、彼らによる統一、を夢見さして
来たのです。その可能性が2046年に近づいているのです。
● やっと、歴史上最強のUSAを支配下に置き、最後の審判の時が近づいてるのです。
ロックフェラーを含めた、地元派を壊滅させる序章が始まるのです。
● つまり、選ばれた民によるUSA・大西洋先進資本主義の大崩壊時における、経済の
一人勝ちを目指し、返す刀で世界をグロバリゼーションの名の下で統一するのです。
● その為には世界中への核の拡散が必要であり,それが25年間も甘やかしてきた目的です。
従ってグローバリゼーション派は、トランプ氏の北の政権崩壊政策を絶対
阻止しようとするでしょう。折角の世界最終戦争が出来ないからです。
● それが彼らの悪魔のシナリオです。しかし私の予想は異なります。確かに核は一部の地域で
使われる可能性はあるが、しかし世界の混乱の様相は、内戦型の大規模な世界的
混乱であり、核による徹底的破壊ではなく、世界戦国時代的大混乱でしょう。
● つまり、USAでも世界でも世界最終戦争を望むハルマゲドン派は、最終的には権力を
失い、再び彼らには苦難の歴史が待っているのです。
● 北に核を十分持たせて、目障りな日本を破壊させようとしても、そうは問屋が卸さないと
いうことです。彼らにとって目障りな日本とは、
❶ 白人の世界支配を邪魔するもの。
❷ もしかしたら、古代のユダヤの歴史を持っており、今のオリジナルでない
ユダヤ人の目障りな存在である事。
❸ 大陸アジア人のプライドを、過去にずたずたにした存在である事。
● これらが相まって、放浪の民とアジアの大陸並びに半島独裁国家は、日本壊滅に
共通の利益があるのです。日本には最大級の脅威であり、世界的共謀罪です。
● 日本は今後来る最大級の共謀危機をどのように乗り切るのでしょうか?
前門の虎に後門の狼。さらにUSA・大西洋先進資本主義の大崩壊。
歴史は既にレールが敷かれているのです。