http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082702000117.html
シリア 英、ミサイル攻撃準備
2013年8月27日 朝刊
【ロンドン=石川保典】二十六日付の英紙デーリー・テレグラフは、英政府筋の情報として、英国がシリアに軍事介入し、来週にも米軍とともに巡航ミサイルで攻撃する準備を進めていると伝えた。
同日付の英紙タイムズも、キャメロン英首相がオバマ米大統領に対し、ミサイル攻撃の実施を説得していると伝えている。
軍事介入は米英仏などの間で選択肢の一つとして議論されているが、英政府筋によると、まだ最終決定はされていない。キャメロン首相は夏休みを切り上げてロンドンに戻り、二十八日に国家安全保障会議を開催する。
キャメロン首相は先週末、オバマ大統領のほか、フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相と電話会談。英政府筋によれば、各国首脳は化学兵器攻撃に対して「重大な対応」を取ることで一致した。
中国共産党は38年間。
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1911年に清が崩壊してから、中国共産党が政権を取り、今の共産党独裁政権をつくるのに、
1949-1911=38年掛かりました。前政権からの流れである地方軍閥が跋扈し、更に強力な
蒋介石軍がいた中国で、小さな共産党軍が戦いに勝利を治めたのです。
これは前にも書きましたが、1917年のロシア革命後の台頭する世界の共産主義者の支援、特に
日本を潰してアジアを自らの裏庭にしたいUSAの策謀と、共産主義革命を達成したい
世界のソ連コミンテルンの陰謀とが見事に合体し、成功した稀なる例でしょう。
歴史にIFはないですが、日本軍と蒋介石軍との戦いが無ければ、共産党は成功を治めなかった
でしょう。見事にコミンテルンの罠にはまったのが、日本の当時の武人の集合体です。
今回の英米の中東関与は、後の歴史から見たらどう思われるでしょうか?
歴史は繰り返す。
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想像を逞しくして、今後の英の運命を予測しましょう。当然中東の混乱は、文明の衝突と
思われるほどイスラムと西欧キリスト教の間に、お互いの不信感は最高潮となっています。
西洋の没落と東洋の台頭、そして豊かになった一部の中東の台頭。この機会をイスラム
原理主義が逃すはずは有りません。既に膨大な移民が英を含めてヨーロッパには
住みついています。彼らをどう扱うかを巡って、ユーロでも混乱が見られます。
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初期の英軍は勿論、今までの歴史と資産を受け継いでいるので、蒋介石軍同様強力です。
この自信が中東への介入となります。しかし資本主義が崩壊する運命の英国は、長い目では
その負担に耐えられなくなり、国内からの反乱の火種が立ち上がります。初めは移民追放の
人達の増大と、その政権でしょう。既に今のキャメロン政権で移民の制限は政策となり、女王
陛下も移民の制限を公然と訴えています。此処で内部に4つの火種を抱えるのです。
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① は移民追放の勢力と旧来の資産家と女王を先頭にする旧来の権力。
② 移民の集団―彼らは原則として、親イスラムであり、反旧来の権力です。
③ 革命を起こしたい、勢力。その中で特に勢力の有るのは社会主義=共産主義勢力です。
④ 特に意識的に革命は考えないが、少数の金持ちや移民などを毛嫌いする庶民層。
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始めは勿論①がお金と権力と女王を中心に支持を集めますから、中国の蒋介石軍の様に支配を
続けます。これを白色勢力と呼びましょう。しかし国の経済力が崩壊する過程では一般庶民は
旧来の権力に冷淡になります。特に旧来の女王を中心とする権力金持ち層とユダヤ層に
対しての反発は、経済の崩壊と中東の勢力増大とともに、増大すると予想されます。
西洋の没落と東洋の台頭は、ユダヤ層の没落と旧支配層の没落にもつながります。その旧来の
弱体化の隙をついて、②と④の勢力を味方につけつつ、③の社会主義主義勢力は増大し
権力を握ります。これは既に過去に、ゆりかごから墓場までと言う社会福祉の
歴史のある国ですから、社会主義者が権力を握るのは簡単です。
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これに対して、旧来の白色勢力が力で、今のエジプトの様に、反革命又はクーデター擬きを
起こすかが、彼らの殺し合いの歴史を造る事に成ります。もし内戦が起これば、時代の流れや
多勢に勝てない旧来の勢力は一掃されます。2025年+38年=2063年に、英国人民民主主義
共和国が誕生します。それまでの過程では、英国の分裂も有るでしょう。
スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドが
4つに分裂する可能性は有ります。
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何れにしろ、武人の時代の戦いは何時でも、武力と下剋上の時代ですから、いつでも権力の
交代はあり得ます。白から赤へ、赤から白へ。3代前の武人の時代にフランスとの100年戦争が
有ったように、イスラムとの100年戦争も考えられます。従ってこのシリアへの関与は
英国歴史の分水嶺となる、重要な戦争となる可能性が有ります。
赤でも白でも、イスラム原理主義とは合わないでしょう。赤は原則として革命の輸出に前向きな
イデオロギーですから、むしろ白よりも積極的に中東に軍事的に関わるでしょう。
日本から見れば、どっちもどっちと言う事ですかな?
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この様にして21世紀は世界の大動乱と、市民戦争、内乱、クーデター、虐殺の幕開けと
なるのです。20世紀で既に我々は見てきたでは有りませんか。これがグランドスーパー
サイクルの崩壊が齎す結果です。東西移行期は怖い時代です。既にイスラムは大虐殺
されていますから、やがて白人が大虐殺される時代が来るのです。
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前世期は、ユダヤ人がヒットラーに大虐殺されました。今回は?誰が?何処で?どのように
して起こるかな? やはりアメリカかな?
平和とは、次の戦争の為の準備期間です。歴史はそう語っています。
汝平和を欲せんとすれば、戦いに備えよ
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