薬のチェック。Page12 No69 Vol.17 Jan.2017
5か月連続で最も読まれた論文
高齢者ではLDL-コレステロールと死亡率は無関係か逆相関:システマチックレビュー
Lack of an association or an inverse association between low-dennsity-lipoprotein cholesterol
and mortality in the elderly: a systematic review:Ravnskov U,Hamazaki T,Ogushi Y,Okuyama H,Hama R et al.
BMJ Open 2016;6:e010401
この論文は2016年6月~10月の5か月間連続で雑誌BMJ Open で最もよく読まれた論文であった。
要旨
目的:年齢の上昇とともに、総コレステロールの総死亡や心血管死亡に対する危険因子としての
程度が少なくなるか、あるいはまったくなくなることはよく知られている。しかし
低比重リポ蛋白コレステロール(LDLーC )は総コレステロールの一構成要素だが、高齢者において
死亡率と関係しているかどうかに関しては、あまり知られていないので、この問題を検討した。
調査対象とアウトカム:60歳以上の高齢人口について、総死亡るいは心血管死亡の危険因子として
LDL-コレステロール値が検討されていたコホート研究を、PubMedを用いて検索した。
結果:合計68094人の高齢者を扱った30コホートを含む19件のコホート研究が検出された。
28コホートで総死亡率が報告され、9コホートで心血管死亡率が報告されていた。総死亡率を
扱ったコホート全体の92%の人口に相当する16コホートで、総死亡率はLDL-コレステロール
値との間に逆相関が認められ、うち14コホートでは統計学的に有意であった。
他のコホートでは関連は認められなかった。心血管死亡については、2コホートにおいて、
LDL-コレステロール値が最低4分位に属する人の心血管死亡率が最も高く、統計学的に有意であった。
(つまり逆相関)。7コホートでは関連は認められなかった。
結論:60歳以上の人では、LDL-コレステロール値は死亡率と逆相関している、
この知見はコレステロール仮説と矛盾している。仮説とはコレステロール、特に
LDL-コレステロールが動脈のアテローム硬化の本質的な原因であるという説。
LDL-コレステロールが高い高齢者は、低い人よりも長生きである。
この分析結果は、コレステロール仮説に疑問を投げかけるものである。さらにこの研究は
心疾患予防の戦略の重要な要素とされている高齢者への薬剤によるLDL-コレステロール低下を
推奨する治療ガイドラインを再検討する必要性の根拠となる。
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● 医師の言うままに、コレステロール低下剤を飲んでいる貴方、自殺行為ですぞ。
たぶんあなたも、病院通いしてコレステロール低下剤を飲み始めてから、体調が
悪化したのに気付いているはずです。正直に自分の体に聞きましょう。
● 私の感では、最近はやりのロコモティブシンドロームもサルコペニア等の横文字の
病気の原因は、これらコレステロール低下剤が主な原因ではと思っています。
● 個人的な経験でも、74歳の老人㊚で、高血糖(DM)と変形性膝関節症と慢性の肩こりや
首の痛みがあり、コレステロール低下剤と鎮痛剤と血糖降下剤とインシュリンの注射を
受けている人がいます。
栄養指導と、電磁波指導とを行い、直ちに鎮痛剤とコレステロール低下剤の服用をやめさせて、
更にタウリンとビタミンDの服用を勧めたところ、わずか2週間で首の痛みはほぼ消失、
鎮痛剤をやめたのに、両膝の痛みも半分以上消失してからは、本当に元気になり、
自分の畑に通うことが出来るようになりました。仕事は出来ませんが、
片道を車で4時間かけてゆく畑です。勿論血糖も以前よりは下がっています。
5か月連続で最も読まれた論文
高齢者ではLDL-コレステロールと死亡率は無関係か逆相関:システマチックレビュー
Lack of an association or an inverse association between low-dennsity-lipoprotein cholesterol
and mortality in the elderly: a systematic review:Ravnskov U,Hamazaki T,Ogushi Y,Okuyama H,Hama R et al.
BMJ Open 2016;6:e010401
この論文は2016年6月~10月の5か月間連続で雑誌BMJ Open で最もよく読まれた論文であった。
要旨
目的:年齢の上昇とともに、総コレステロールの総死亡や心血管死亡に対する危険因子としての
程度が少なくなるか、あるいはまったくなくなることはよく知られている。しかし
低比重リポ蛋白コレステロール(LDLーC )は総コレステロールの一構成要素だが、高齢者において
死亡率と関係しているかどうかに関しては、あまり知られていないので、この問題を検討した。
調査対象とアウトカム:60歳以上の高齢人口について、総死亡るいは心血管死亡の危険因子として
LDL-コレステロール値が検討されていたコホート研究を、PubMedを用いて検索した。
結果:合計68094人の高齢者を扱った30コホートを含む19件のコホート研究が検出された。
28コホートで総死亡率が報告され、9コホートで心血管死亡率が報告されていた。総死亡率を
扱ったコホート全体の92%の人口に相当する16コホートで、総死亡率はLDL-コレステロール
値との間に逆相関が認められ、うち14コホートでは統計学的に有意であった。
他のコホートでは関連は認められなかった。心血管死亡については、2コホートにおいて、
LDL-コレステロール値が最低4分位に属する人の心血管死亡率が最も高く、統計学的に有意であった。
(つまり逆相関)。7コホートでは関連は認められなかった。
結論:60歳以上の人では、LDL-コレステロール値は死亡率と逆相関している、
この知見はコレステロール仮説と矛盾している。仮説とはコレステロール、特に
LDL-コレステロールが動脈のアテローム硬化の本質的な原因であるという説。
LDL-コレステロールが高い高齢者は、低い人よりも長生きである。
この分析結果は、コレステロール仮説に疑問を投げかけるものである。さらにこの研究は
心疾患予防の戦略の重要な要素とされている高齢者への薬剤によるLDL-コレステロール低下を
推奨する治療ガイドラインを再検討する必要性の根拠となる。
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● 医師の言うままに、コレステロール低下剤を飲んでいる貴方、自殺行為ですぞ。
たぶんあなたも、病院通いしてコレステロール低下剤を飲み始めてから、体調が
悪化したのに気付いているはずです。正直に自分の体に聞きましょう。
● 私の感では、最近はやりのロコモティブシンドロームもサルコペニア等の横文字の
病気の原因は、これらコレステロール低下剤が主な原因ではと思っています。
● 個人的な経験でも、74歳の老人㊚で、高血糖(DM)と変形性膝関節症と慢性の肩こりや
首の痛みがあり、コレステロール低下剤と鎮痛剤と血糖降下剤とインシュリンの注射を
受けている人がいます。
栄養指導と、電磁波指導とを行い、直ちに鎮痛剤とコレステロール低下剤の服用をやめさせて、
更にタウリンとビタミンDの服用を勧めたところ、わずか2週間で首の痛みはほぼ消失、
鎮痛剤をやめたのに、両膝の痛みも半分以上消失してからは、本当に元気になり、
自分の畑に通うことが出来るようになりました。仕事は出来ませんが、
片道を車で4時間かけてゆく畑です。勿論血糖も以前よりは下がっています。