★ http://www.sankei.com/premium/news/150831/prm1508310003-n1.html
デンマークvs.シー・シェパード「全面戦争だ!」 追い込み漁妨害で活動家12人逮捕
デンマーク・フェロー諸島で行われている追い込み漁。シー・シェパードが漁の妨害活動を行っている(提供写真)
反捕鯨団体シー・シェパード(SS)が、デンマーク・フェロー諸島で地元の追い込み漁に対する妨害活動を行っている。
❶ 海上には高速ボートを展開させ、海と陸から活動家たちがクジラの捕獲をさせないよう邪魔をする危険な行為を続けている。
この結果、すでに12人が逮捕。リーダー格の南アフリカ人女性ら5人が有罪判決を受けた。
❷ なおもSSは手を替え品を替え、さまざまな形でデンマークに対する圧力を加えており、フェローでのSSの状況を調査している日本の治安当局者は「デンマークとSSの全面戦争のような状態だ」と説明する。
フェロー諸島の伝統捕鯨
フェロー諸島は北大西洋に浮かぶデンマークの自治領。北洋の厳しい気候条件や、欧州大陸から遠い地理的条件などがもたらす乏しい食料資源を補うため、数百年前から捕鯨を行い、住民の命をつないできた。
現在の人口は約5万人。沖合にゴンドウクジラが現れる夏の時期に、群れを発見した漁船が湾に追い込み、陸側で待ち構えている住民らが共同作業で仕留める。和歌山県太地町(たいじちょう)で行われている追い込み漁と同じ形態だが、捕鯨には漁師だけでなく、島内の住民が参加する点で、太地町のやり方とは異なる。食肉処理された鯨肉は漁に参加した住民たち全員に無料で配られ、今日まで伝統的なこの地域の営みとして継承されてきた。
さらに8月13日にも、
❸ 今度はSSの高速ゴムボートが群れを追い込む漁船に対し、体当たりすれすれの威嚇行為を行って、5人が逮捕された。SS創設者、ポール・ワトソン容疑者(64)=国際指名手配中=は「彼らは勇気を示した」と述べて、
❹ 取り締まりを全く恐れない活動家たちの行動を絶賛、支持者たちにフェロー諸島へ向かい、抗議活動に参加するよう求めた。
欧州各国で抗議デモ
逮捕された男性活動家の出身国であるルクセンブルクのルクセンブルガー・ウォルト紙は8月15日、現地のデンマーク領事館前でSSがデモを行ったと報じた。約200人が参加。ルクセンブルク支部の活動家は「われわれは、フェロー諸島の流血の伝統をやめさせるため、立ち上がった」と声を荒らげた。
SSの呼びかけにより、欧州各国のデンマーク大使館前などで、抗議デモが行われた。
一方、英紙ガーディアンはフェロー諸島の第2の都市クラクスヴィークと姉妹都市を結んでいた
❺ 英スコットランド北部の港町ウィックが、姉妹都市提携を破棄する方向で動いていると報じた。
地元の有力政治家がフェロー諸島の捕鯨は「野蛮な行為に他ならない」と述べており、背景にはSSがメディアを使って拡散させた反捕鯨運動が大きく影響していることは間違いない。
9月1日には、太地町で追い込み漁が解禁される。すでにSSは活動家を太地町に派遣することを宣言しており、フェロー諸島の二の舞いが繰り広げられる懸念が高まっている。(国際アナリスト EX)
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● 良い意味でも悪い意味でも、英米仏系は時代の先端を行っています。それは国民性も同様です。
時代の体制のみならず、国民意識も時代の先端を行くのです。つまり黄昏で
衰退しつつある西欧は、別の意味で新しい息吹が芽生えているのです。
● 体制の寿命があり、滅びゆく以上、別の芽が出るのは、自己組織化の現象から当然といえます。
問題はそのような、過激な組織や活動家をどう捉えるか”という事でしょう。
● よく見れば、高速ボートを操り、女王陛下のスパイ・007のアクション並と言えます。平和ボケした
人間や鬱病の人間には出来ない行動です。膨大なお金が彼らの活動に流れていると思われます。
● つまり、背景には大きな国際的組織や、国家の関与があり得るという事です。これは何を意味するのか?
別の観点から見れば、意外な姿が見えるはずです。
❶ 敵の弱点を突いて、世論や他国に大いなる影響を及ぼし、敵の中に味方の組織を作る。
❷ 動物愛護と言う反論が出来にくい行動を通して、公然と他国で行動が出来る
❸ そのような過激な訓練を通して、死を恐れない戦士を育成することが出来る。
高速ボート等を使っての訓練は、勇気を示す実践訓練としては最高である。
❹ つまり、その組織はスパイ網としては最高の組織である、衰退崩壊する
教会系のスパイ組織に代わる世界的組織になれるし・実際そうである。
● そのような観点から見れば、このような組織やメンバーを管理下に置くことは、
国益と言う事から見れば非常に重要となる。
● 従って組織の全容を把握することと、硬軟使い分けて彼らに対処することが必要でしょう。
㋑ 時にはデンマーク以上に強硬に対処して、活動家を確保して、再教育して味方につける、
又はスパイに仕立てる。
㋺ 普段から活動家の中に別のスパイを潜り込ませる。
㋩ 時には迂回して資金援助を行い組織をコントロールする。
● 武人の時代へと突入する英米仏は、左右とも今必要なのは新しい戦国時代を生き抜くための
若い活動家や戦略が必要です。あくまでも国益を追及するのが大切な事なのです。
● 軍隊やスポーツだけでは、鍛えられない実践としての活動は、運動能力のみならず、住民の中に
侵入する社会性・人間性も鍛えられるでしょう。臨機応変の実践訓練はいざとなった時には
最高に役立つのです。
● 傲慢な白人の利益の為に働いている今の組織は、破壊するか・破壊できなければ管理下に
置くことが大切です。又はスパイの草刈り場としての価値もあるのです。
● 正に過激派であり、前衛であり、忍者であり、草であり、スパイであり、命を賭けて国益を
守る愛国者にも転換することは出来るのです。そのための心理学であり洗脳でしょう。
● 組織は自発して、自己組織化して動きますから、100%管理下に置くことは出来ませんが
だからと言って、無視したり、対決するのみではいけないのです。
● 管理下に置くか、又は飼いならすことが重要なのです。つまり全体として国益になるように管理下に置くのです。