★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201501/Kundnani.htm
欧米に背を向けたドイツ ―― 中ロとの関係強化を模索する理由
Leaving the West Behind ―― Germany Looks East
ハンス・クンナニ
欧州外交問題評議会 リサーチディレクター
フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年1月号
ドイツは欧米同盟に留まることが経済的、軍事的に不可欠だとはもはや考えていない。ベルリンの壁崩壊とEUの拡大は、アメリカに軍事的に依存する必要性からドイツを解放し、しかも、ドイツの輸出主導型経済は、ロシアや中国市場への依存を強めている。
これは、アメリカ主導の対ロ制裁への参加を決定する際に、メルケル首相が制裁に反対する経済界からの大きな圧力に直面したことからも明らかだろう。・・・ドイツは中国との経済関係の強化も模索している。「アジア版クリミア編入」が起きて、アメリカが中国との深刻な対立局面に陥った場合、ドイツはどう動くだろうか。おそらく中立を選ぶはずだ。・・・EUにおける大きな影響力をもっているだけに、中ロとの関係強化を模索するドイツ外交の変化は、ヨーロッパ外交にも大きな影響を与えずにはおかないだろう。・・・・
小見出し
ドイツは欧米に背を向ける?
「ジャーマン・パラドックス」
反米感情の高まり
新しい東方外交
中国への接近
ドイツのヨーロッパ
全文は2015年1月号に掲載予定>>
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欧米に背を向けたドイツ ―― 中ロとの関係強化を模索する理由
Leaving the West Behind ―― Germany Looks East
ハンス・クンナニ
欧州外交問題評議会 リサーチディレクター
フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年1月号
ドイツは欧米同盟に留まることが経済的、軍事的に不可欠だとはもはや考えていない。ベルリンの壁崩壊とEUの拡大は、アメリカに軍事的に依存する必要性からドイツを解放し、しかも、ドイツの輸出主導型経済は、ロシアや中国市場への依存を強めている。
これは、アメリカ主導の対ロ制裁への参加を決定する際に、メルケル首相が制裁に反対する経済界からの大きな圧力に直面したことからも明らかだろう。・・・ドイツは中国との経済関係の強化も模索している。「アジア版クリミア編入」が起きて、アメリカが中国との深刻な対立局面に陥った場合、ドイツはどう動くだろうか。おそらく中立を選ぶはずだ。・・・EUにおける大きな影響力をもっているだけに、中ロとの関係強化を模索するドイツ外交の変化は、ヨーロッパ外交にも大きな影響を与えずにはおかないだろう。・・・・
小見出し
ドイツは欧米に背を向ける?
「ジャーマン・パラドックス」
反米感情の高まり
新しい東方外交
中国への接近
ドイツのヨーロッパ
全文は2015年1月号に掲載予定>>
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● これはある意味、当然の流れです。そもそも持たざる国であった日独伊は、資本主義国としては
英米仏等の資本主義先進国に100年前後の位相のずれがあります。
● その遅れを取り戻すには、すでに世界中を植民地化し、世界を収奪しながら繁栄している
英米仏から、植民地を分けてもらう必要が有りましたが、もちろん子供の世界では
ないので、飴を分けるように植民土地を与える事は出来ません。
● そこで資本主義勃興時代の日独伊は、その初期90年に活躍する武人タイプが台頭して、世界から
商品の販売先としての植民地を腕力で奪おうとしたのです。武人活躍の時代≒初期90年間。
● その結果が第一次第二次大戦なのです。資本主義はその膨大な生産力のはけ口を常に追い求めて
いるのです。拡大再生産が命の企業はその商品の新たな販売先が必要なのです。
これが資本主義の論理です。
● 最早老いの醜い悪臭を放っている、先進資本主義諸国には、魅力はないのです。既にユーロでは
そのボスに納まっているのです。更なる前進は残られた未開拓の世界であることは当然です。
● USAだって西へ西へと拡大して、邪魔なインディアンを絶滅希少種に貶めて、さらにスペイン・メキシコ等と
戦いその領土を奪いながら、拡大してきたのです。更に西へ進み、巨大な中国に憧れてその
巨大な市場を求めて、日本を叩きのめしたのです。更にドイツのヒットーラーとも
取引は行われたのです。商売人は自分の首を絞めるロープも売るのです。
● 更に冷戦中も、裏では、自国の利益になると思えば、ソ連とも取引したのです。資本の論理です。
● 馬鹿な日本も、日本を滅ばす又は支配したいと思っている敵国の中韓にお金をあげて、いそいそと
出かけて、その経済繁栄を手助けしているのです。最後は核をぶち込まれるとも知らずに。
● この様な観点からすると、ロシアはその資源と市場が垂涎の的であり、中共はその市場が的なのです。
自らが行った過去を見れば、何故ドイツや日本がこのような、金亡者的な行動に出るかは
簡単に理解できるのです。
● 同じ資本主義ではあるが、位相がずれていると言う認識がないと歴史的理解は不可能です。
● 従って、先進資本主義国が。2046~2059年の間に崩壊して、内戦へと突入すれば、残った
資本主義国の両雄は、その最後の盟主の座を巡って、資本主義的醜い戦いを行うでしょう。
● 体制の異なる国も敵になりますが、同じ体制もその利益の配分を巡って争うのです。
ライオンの縄張りに他のライオンが入れば、同じライオンが敵になるのです。
● ユーロという縄張りを確保したドイツが次は新天地を目指すのは、USAが西へ西へと侵略を進めたのと
同じ事なのです。黄昏の老人は、その資産は魅力的ですが、次に付き合う相手ではありません。
● ドイツにとっては、遠い異国である中共は全く脅威ではありません。単なる市場です。従って
中共と、もし同盟又はそれに近いレベルで関与すれば、脅威を受けるのは日本そのものです。
● どうしても日本を永遠の貢君にしたい中韓の兵法達者な武人達を、これ以上強くしては駄目なのです。
その資本主義的ライバルの独と中共との過剰な接近を防ぐことは日本の大いなる利益です。
ドイツ人に、中共は危険な共産主義者であると、教えるのは非常に重要です。
● ドイツ内のNPOを利用して、ドイツの西欧への裏切りを追及するのも一つの手です。
野坂参三が日本共産党に入り、日本共産党の情報をソ連などの敵国に流して、
共産主義者たちの、世界的撲滅を図ったようなスパイ大作戦です。
● いでよ!! 日本のマタハリ。
英米仏等の資本主義先進国に100年前後の位相のずれがあります。
● その遅れを取り戻すには、すでに世界中を植民地化し、世界を収奪しながら繁栄している
英米仏から、植民地を分けてもらう必要が有りましたが、もちろん子供の世界では
ないので、飴を分けるように植民土地を与える事は出来ません。
● そこで資本主義勃興時代の日独伊は、その初期90年に活躍する武人タイプが台頭して、世界から
商品の販売先としての植民地を腕力で奪おうとしたのです。武人活躍の時代≒初期90年間。
● その結果が第一次第二次大戦なのです。資本主義はその膨大な生産力のはけ口を常に追い求めて
いるのです。拡大再生産が命の企業はその商品の新たな販売先が必要なのです。
これが資本主義の論理です。
● 最早老いの醜い悪臭を放っている、先進資本主義諸国には、魅力はないのです。既にユーロでは
そのボスに納まっているのです。更なる前進は残られた未開拓の世界であることは当然です。
● USAだって西へ西へと拡大して、邪魔なインディアンを絶滅希少種に貶めて、さらにスペイン・メキシコ等と
戦いその領土を奪いながら、拡大してきたのです。更に西へ進み、巨大な中国に憧れてその
巨大な市場を求めて、日本を叩きのめしたのです。更にドイツのヒットーラーとも
取引は行われたのです。商売人は自分の首を絞めるロープも売るのです。
● 更に冷戦中も、裏では、自国の利益になると思えば、ソ連とも取引したのです。資本の論理です。
● 馬鹿な日本も、日本を滅ばす又は支配したいと思っている敵国の中韓にお金をあげて、いそいそと
出かけて、その経済繁栄を手助けしているのです。最後は核をぶち込まれるとも知らずに。
● この様な観点からすると、ロシアはその資源と市場が垂涎の的であり、中共はその市場が的なのです。
自らが行った過去を見れば、何故ドイツや日本がこのような、金亡者的な行動に出るかは
簡単に理解できるのです。
● 同じ資本主義ではあるが、位相がずれていると言う認識がないと歴史的理解は不可能です。
● 従って、先進資本主義国が。2046~2059年の間に崩壊して、内戦へと突入すれば、残った
資本主義国の両雄は、その最後の盟主の座を巡って、資本主義的醜い戦いを行うでしょう。
● 体制の異なる国も敵になりますが、同じ体制もその利益の配分を巡って争うのです。
ライオンの縄張りに他のライオンが入れば、同じライオンが敵になるのです。
● ユーロという縄張りを確保したドイツが次は新天地を目指すのは、USAが西へ西へと侵略を進めたのと
同じ事なのです。黄昏の老人は、その資産は魅力的ですが、次に付き合う相手ではありません。
● ドイツにとっては、遠い異国である中共は全く脅威ではありません。単なる市場です。従って
中共と、もし同盟又はそれに近いレベルで関与すれば、脅威を受けるのは日本そのものです。
● どうしても日本を永遠の貢君にしたい中韓の兵法達者な武人達を、これ以上強くしては駄目なのです。
その資本主義的ライバルの独と中共との過剰な接近を防ぐことは日本の大いなる利益です。
ドイツ人に、中共は危険な共産主義者であると、教えるのは非常に重要です。
● ドイツ内のNPOを利用して、ドイツの西欧への裏切りを追及するのも一つの手です。
野坂参三が日本共産党に入り、日本共産党の情報をソ連などの敵国に流して、
共産主義者たちの、世界的撲滅を図ったようなスパイ大作戦です。
● いでよ!! 日本のマタハリ。