歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

米大統領選の保険

2012年08月31日 12時00分07秒 | 日記

古き良きアメリカが終わりつつ在る事は、多くに人が気付いている事と思います。
勝者の軍隊として日本に来た頃が、アメリカの全盛期だったとも言えます。

ヴェトナム戦争では多くの人が、特に若者が反対し反戦運動をしましたが、
そのような時代はもう来ないでしょう。反対する人がいないのです。

反対すれば、裏切り者か、臆病者と言われ誰も反対できなくなっています。
ブッシュ前大統領の時代に、令状なしに当局の一存で逮捕できる愛国者法が出来、
オバマの時代になっても、この憲法違反の法律を変えるつもりも無いようです。
弁護士であるオバマはその重大さを知っている筈ですが全く興味ないように思えます。

逆にアフガニスタンの侵略もオバマ時代になって悪化しているようです。
若者はこんな筈ではなかったと抗議するものもいますが、殆ど無視され
強引に抗議しようものなら、ぶち込まれるのが関の山です。

時代は著しく変化しています。今回の大統領選もオバマが優勢ですが、勿論
リーマンショック後の、膨大な金融財政出動が、支配階級=ウォールストリート
に評価されたからです。お蔭で、ショックの原点なのに何事もなかったかのように
株は13000ドルを超え、前回の14000ドルを超す勢いです。16000~18000目標。

アメリカの景気が終わった2000年の株が11000ドル程度でしたから、逆にくなっています。
日本の暴落とはエライ違いです。これは、オバマの量的緩和QE1とQE2のお蔭です。当然
金融界は大歓迎です。二度あることは三度ありますから、QE3は絶対あります。
その大きな障害が、これ以上の負債を嫌う共和党の一部、
ティーパーティの頑張りようです。

その為に保険として、今の共和党のロムニー氏が登場したとも言えます。彼はウォールストリート
の出身ですから、当然勝てば、QE3には理解を示すはずです。既にオバマ氏以上に選挙資金
を集めています。つまり、金融界は大量の保険を掛けたのです。勝てば変節は普通です。

今回の株の上昇はオバマを勝たす為には必要ですが、しかし回復が比較的マイルドなのは、
金融界には、オバマには次の暴落時に共和党を説得できないのでは”との戸惑いが
感じられます。それがロムニー氏への保険となっていると思います。

どちらに転んでも良いようにお金を投資する、これが本来の保険でしょう。
もしロムニー氏が大統領になれば、身内の共和党を説得するのは、比較的簡単ですし、

何れリーマン以上の暴落=5000~6000ドル/DOW になれば、大統領も妥協せざるを得ないでしょう。

問題はそのあとです、QE3後の巨大な財政負担は最終的には国民の負担=税金となります。
アメリカの精神は自助努力ですから、必ず分裂が起こります。
今回はティパーティは負けますが、次が天王山です。

それが2020年後のアメリカの政局を揺るがすと思います。つまり、連邦財政危機、州の財政危機、
増税・強権等が焦点になり、アメリカに分裂と強権の時代が登場します。危険な時代です。

2046年に武人の時代に突入すると言いましたが、その数十年前の末期から、次の時代の準備が
始まるのです。つまり、ブッシュ政権以降から始まった強権政治が、次の米国の
武人=軍人の時代=戦国・下剋上の時代の青写真です。

此れがアメリカの変質の開始=時代の激動期です。その将来を見たいなら、ローマ帝国、
大元帝国、1721年のロシア帝国誕生。日本の戦国時代、1912年以降の中国、戦後の
韓国等が参考になります。時代は進歩していますから、殺し合いよりは、

韓国の様に、政権を取ったら敵の殲滅を目指して、大統領経験者や敵の幹部の逮捕、投獄等が
普通と思われます。武器の国ですから、場合により暗殺・内戦や分裂もあり得ます。
2035年頃から始まる次代の株の暴落は、大暴落又は日本の様に
だらだら暴落が予想されます=ZIGZAG CORRECTION。

当然一時の混乱後は強きものが政権を取り、安定してきます。その後帝国の拡大が彼らの
目標となります。カナダの合併、メキシコの合併、両大洋の国イギリスとの連邦形成、
更に日本との連邦形成。此れは、強大化した中国への当然の反応です。

連邦名は UNITED STATES OF OCEANS = USO ?














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皮を切らせ骨を断つ

2012年08月30日 11時14分10秒 | 日記
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1512.html - 参考サイト



背水の陣

 
中国は武人の時代=軍人の時代に=下剋上の時代に突入していると言いました。
1911年富裕者の清朝が崩壊後、1912年中華民国が出来ましたが、結局隣の
大国ロシアの革命に影響されて、中国共産党が最終的に内戦の勝利を
得ています。その混乱期に日本も満州を一時支配しました。

1912から270年後は2182年、中国の武人国家は2182年までは続きます。但し
基本的に力が支配の原動力ですから、いつでも下剋上は起こりえます。

今中国の経済は減速しつつあります。その不満のはけ口として、ガス抜きとして
対外へのエネルギーの発散=尖閣攻撃があると思われます。これは武人の
国の性格とは言え、危うさを秘めます。レーニンが国内矛盾を革命に
転嫁したように、ウイグルやチベット、内モンゴル等が分裂の
可能性を秘めます。

東北三県=旧満州地域も朝鮮との国境争いは潜在的に存在します。

北が強くなれば北朝鮮の領土が増えないとも限りません。下剋上とはそういう事です。
全ては経済力次第です。その経済力も今現在主たる経済主体は、台湾を含めた
外国企業です。従って外資が逃げれば途端に中国経済は窮地になります。
余り対外圧力を掛ければ、ロシアを含めた隣国は逆に中国包囲網で
反発する恐れはあります。

米国がソヴィエトに対して経済封鎖をしたように、中国の弱点は経済封鎖です。
まだまだ、武人の時代は続きますが。今の中国を見ていると、更に強くなった
中国は更にリスクの高い国になると考えられます。
 
米のレーガン大統領は、ソヴィエト最後の10年に崩壊を後押ししましたが、
日本は2182年まで待つのはリスクが大きすぎると判断すれば、今からでも
じわじわ作戦で、中国の包囲網を形成するのはあり得ます。
 
所謂、中国脱出作戦です。多分国債が暴落し巨大な円安がやってくる2020年から
必然的に始まると思います。円安になれば、リスクのある中国で生産する
理由はありません。そして、その後が中国の危機です。
 
法体制も異なる中国はいざと云う時に、進出企業と人を人質にとるでしょうし、
実際そのような事があり、世界の進出企業は戦々恐々としていると言われます。
比較的平和の序の口でこの様な有様ですから、日本企業の撤退期や
中国下剋上の混乱期は、もっと酷いと想像されます。

日本はあと百年余の資本主義時代が残っています。つまり、今回の日銀による
不況が克服された後は、更なる飛躍が有りえます。

勿論ひとえに日銀をコントロールできるかどうかにかかっていると思います。
又今回同様のバブル崩壊を日銀にされたら、日本の資本主義は成長を止め
完全に隣国に遅れます。この様な事は絶対避けるべきです。


過去日本を甘く見た国々は全て悲惨になるか又はなりつつあります。明治維新後の
若い日本をなめた清国は日清戦争で負け、眠れる獅子ならぬ豚とみなされ、
世界の植民地化に巻き込まれ崩壊。当時世界最強の軍隊を持っていた
ロシアは日露戦争で負け、共産革命の目に合っています。
   
戦前、イギリス、フランス、オランダ、米国等殆どの白人国は傲慢にも世界を
植民地化して有色人種を虐待・収奪していましたが、日本の活躍のお蔭で
世界の有色人種は目覚め、殆ど独立し、白人国家は植民地等の膨大な
喪失にあっています。これが今の西から東への時代の動きにも
繋がります。日本を甘く見た西洋は今衰退の危機に晒されています。
 
皮を切らせ骨を断つ。日本の捨て身の戦法は、結局成功しています。


国債を暴落させ、巨大な円安を誘導し、国内に産業を再び呼び込み
再度日本が繁栄すれば、2度目の“負けて勝つ”作戦は成功と
言えます。それまでの我慢の日本です。後10年貴方の会社は生き延びられますか? 

逆に、2020年以降は中国と韓国・北朝鮮の危機の時代です。多分その頃は、
領土問題で日本を苛めたことを後悔しているでしょう。

しかし武人の国家の危機は、隣の国への侵略の口実にもなりえます。
毎日の戸締りの習慣は大切でしょう。備えあれば憂いなし。

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東洋のスイス

2012年08月29日 21時54分17秒 | 日記

次善の選択肢、東洋のスイス=タックスヘイブン=沖縄金融特別自治区
 
今までの予測から、沖縄のアジアの要石との位置づけは、図らずも中国が
明らかにしてくれました。但し中国が台湾を吸収すれば相対的に沖縄の
位置づけは低下しますが、中国は武人≒軍人の時代にあることを
思えば、元の様に更に貪欲に沖縄を欲することは考えられます。

全ては、日本政府の対応次第です。臆病な性格は武人が嫌い、
又は苛めたくなったり、支配したくなる性格です。武人に弱みは禁物です。

ペリーが浦賀に寄る前に、沖縄に偵察に来たように、重要な沖縄の位置づけは
例え、米軍のトランスフォーメイションがすすんでも変わらないでしょう。
 
しかし沖縄の県民は、巨大な米軍の存在にウンザリしています。特に子供が
暴行されても、まるで関係ないかの様に振る舞う日本人や
政府にも不信は向けられています。

この様な沖縄を懐柔するには、発想を転換する必要があります。米軍の存在を
ある程度認めつつ、逆にその存在を必要とする状況を創る必要があります。

尊敬される米軍に変身する=これはその気になれば米が出来る事です。
此れは前回も述べました。米軍の地位協定を変えれば済む事です。

官僚には無理ですから、やがて富裕者の代表が権力を握ったら、その富裕者の
発想で沖縄を特別自治区とし、軍事外交以外をすべて県レベルに降ろすのです。
税率を含めて沖縄の自由にさせるのです。

そして、タックスヘイブンとし、豊かになり海外に逃避する日本の巨大な富裕者の
資産の受け皿として沖縄を位置づけるのです。ヨーロッパのスイスの様に
東洋のスイスにするのです。スイスもその中立と膨大な世界の資産を
守る為に、皆兵制にしていますが、これを米軍と自衛隊が代用するのです。
勿論沖縄も民間防衛隊を作っても良いと思います。

アジアのタックスヘイブンは、シンガポールや香港があり、世界の金持ちの
避難場所になっています。日本の富豪に其処に逃げられるよりも(実際
逃げつつあります)沖縄が絶対良いでしょう。

米英仏はやがて武人=軍人の時代に成りますから、ジム・ロジャースの様に
避難する富豪は激増すると思います。イギリスユダヤ系の香港上海銀行の
CEOもオフィスごと避難しています。彼らの一部でも沖縄に誘導すれば良いのです。

そして天国の様な沖縄に、世界の富豪の家や隠れ家を作って貰うのです。
自然や土地が無く、狭く息苦しい所よりも沖縄は断然有利です。

その方が、資産や人間の質のレベルと言う意味でも、沖縄に受け入れやすいと
思います。東洋のスイスになり、膨大な世界の資産を預かると
言う事になればそれを守る軍隊は絶対必要になります。

米軍・自衛隊、日本の富裕者、沖縄県民共々妥協できる案ではないかと思います。
此れは、知恵者の代表である官僚は嫉妬のあまり 出 来 ま せ ん。

富裕者の心を持った政治家にやってもらうしかありません。後数十年でその時代が
来ることを思えば、今から準備しても早すぎると言う事はないでしょう。

勿論中国や台湾の富裕者の避難場所ともなりえます。中国や米国は渋るでしょうが、
此れは日本の政治家等の腕の見せ所です。
 
米は1776+270=2046年、英は1760+270=2030年、仏は1789+270=2059年前後に資本主義
は崩壊し武人の国家となります。1868+270=2138年まで富裕者の時代=本当の
資本主義の時代が続く日本には絶対必要なのが、東洋のスイスです。

県民の立場からも、戦って勝ち取る価値のあるアイデアと思います。
沖縄の皆さんどうですか? とりあえず・・・このアイデアは? 

 
中国の一県に成ったりするよりも、又はこのまま自治も無く色々泣き寝入り
するよりもずっと良いと思いますが、どうでしょう?



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ラビ・バトラと未来予測

2012年08月27日 17時13分14秒 | 日記
    
 サザン・メソジスト大学のバトラ氏は、世界の未来予測に関しては非常に有名です。
 
日本では浅井隆氏らがその関係者と言う所でしょうか。

インドのサーカー師を師と仰ぎ、彼の1959年の階級循環論を中心に、座禅での神との
対話にて、インスピレーションを得て、未来の予測を行います。

1979年のイラン革命の予測、1980年のイラン・イラク戦争の予測などで有名になり、
1978年の段階でソヴィエトの崩壊や、資本主義の崩壊を予測して、1989年のソビエト
崩壊で一躍時の人となっています。

しかし、1990年の資本主義崩壊は、日本の株のみの崩壊となり、外れています。

2010年からの資本主義の崩壊も予測していますが、今の所大不況のレベルにとどまっています。
又崩壊は日本と世界は同時崩壊との予測を行い、それに基づき浅井隆氏は、国債の暴落や
巨大な円安を予測し、海外への資産の疎開を勧めています。
 
しかし、日本に関する予測は、株の崩壊と大不況は当たっていますが、それ以外の
国債暴落や巨大な円安はまだ起こっていません。半分オオカミ少年化しつつあります。

 
私も階級循環論は正しいと思っています。と同時にエリオット波動の勉強をしつつ
階級循環論に応用して、その正しさを確認しましたが、時代の変化する時期に関しては
私独自の理論を応用し、略私自身の予測の正確さを認識しつつあるところです。

未来はあくまで予測ですから、100%と言う事はあり得ませんが、私の予測は
正しかったかどうかは今後の成り行きで判断するしかありません。

ラビバトラ氏と私の若干の違いは、その資本主義の崩壊の時期です。多分中国や韓国の
今後についても意見の相違が明らかになるかも知れません。
プラウトの思想に関してもまだ納得できない所があります。日本の戦後の一時期の
経済状況を非常に評価していますが、しかし時代は変遷するので一時的に良い時代が
あったから、今後再びあるとは限りません。

今までのブログに予測は書いてありますが、欧米や日本の資本主義の崩壊は、彼の言う
2010年から始まっていると言うのは勇み足と観ています。30x3x3年のエリオット波動
と組み合わせれば、欧米の資本主義の崩壊は次の商品の時代、つまり次の株の時代の
後に来ると観ています。つまり、2035年年前後から、15~20年続く商品の時代が
欧米の資本主義崩壊の時と分析します。

又日本とドイツ、イタリアの波動は崩壊の波動ではなく、つまり第5波ではなく、
英米仏の資本主義の崩壊後、日独伊は90年~100年前後は続くと見ています。

つまり時代は国により相違があると言う事です。一時代は30x3x3=270年前後とみています。
例え他国の介入が有っても、この時代背景は略不動と観ています。
 
つまり、ロシアは戦士=武人≒軍人の時代が1989年に終わりましたが、たとえ他国が介入しても
知識人の時代は不変であり、約270年続くと言う事です。

ラビバトラ氏への注文として、座禅の結果のみでなく、その結果を導く過程を本にしてくれたらと
思います。つまり、経済学教授ですから、資料とデータを示しつつその根拠を示して欲しいと
思います。




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露の江戸時代と出島方式

2012年08月26日 15時33分08秒 | 日記

1989年ソビエト共産主義が崩壊。その後アメリカを中心に西側諸国が、
資本主義を導入を目指して参入。しかし、上手くいかずロシアは混迷の時代に
突入し、90年代末期は危機に陥り、ロシアに投資していたソロスも又多くの
投資家を被害を受けたと言います。

現在プーチンの政権を見ても分かるように、西側の求めた民主主義的資本主義は
後退しています。プーチンとその取り巻きが権力と同時に富を生み出す企業を
支配し、役人が権力を持ち、汚職も酷いと言います。つまり、ロシア資本主義の
導入は失敗したのです。何故でしょうか?

此れは、知恵者の時代に突入したと見れば、全てが説明出来ます。江戸時代は
徳川家が全てを支配したのと同じです。役人、知恵者の時代の登場です。

ロシアも、始めは中国人が大挙して移入しロシア極東で多くの商売に関わったようです。
危機を感じたプーチン政権は中国人の移民を著しく制限したと言います。

しかしそれでは極東の発展は望めません。しかし中国人の大量移入は将来の脅威であり、
北朝鮮は頼りになりません。そうです、極東は日本抜きには繁栄はあり得ないことは
素人でも分かります。これが、最近のプーチン政権の日本へのラブコールと
思われます。問題は日本がそれをどのように受け取るかです。

領土問題をとっても、武人の時代の韓国や中国とは話が出来ないのは目に見えています。
武人は力を信奉しますから、軍事力を行使しないと見られている日本は
中韓には尊敬されないのです。むしろ馬鹿にされます。

しかしロシアは領土問題の存在そのものを認めており、中韓とは全く異なります。
つまり交渉次第と言う事でしょう。

ロシアが日本の江戸時代の様に知恵者の国とすれば、世界で傍若無人に振る舞い
キリスト教の普及と日本の支配を目指したポルトガルを幕府は追放し、幕府成立31年後
1634年に作った長崎の出島を、その7年後ポルトガルから1641年オランダへと替え、
武装と宗教活動を禁止して商取引のにみ限定したのは、今のプーチンの
動きに似ています。つまり、中国商人を追放し、商売のみに徹する日本に
ラブコールを送っている事です。

江戸時代幕府が、国土を荒らされ、支配されることを極度に恐れたように、ロシアも
外資の参入を制限しつつ管理下に於こうとしています。

資本鎖国と出島方式による世界との貿易です。これに最適な国は、西側ではドイツ、
イタリア等、極東では、日本の企業以外にはありません。さすがのソロスも、
資本主義になると誤解して、ロシアでは膨大な損失を負っています。

ロシアは知恵者の時代、血筋、仲間、地位、役人等の知恵者、僧侶、知識人等が国を
支配し金よりも地位・身分を重視する時代に入ったと知ることは非常に大切です。
勿論ロシア帝国や共産主義時代の様な武力は二の次ですから、日本が
侵略される恐れは、ほぼないでしょう。それが中韓と異なるところです。

ロシアでは、今一部の人が弾圧されていますが、所謂共産主義打倒に立ち上がった
以前の知識層は殆ど沈黙しています。

つまり、知恵者は優遇されているからです。

ポルトガルの出島が出来たのは幕府形成後31年後、オランダに変更したのが38年後。

此れを1989年に足せば、2020年、2027年。つまり日本政府とロシア政府が公式に
出島方式を採用する時期が見えます。前にも書きましたが、日本国債が暴落し、
2020年から原油等商品価格が暴落し、お互い傷ついた国同士が慰め合うのは
2020年以降が良いと書いた予想にぴったり合います。

2020~2027日本とロシアのハネムーンか? 誰が嫉妬するかな??







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武人の時代の兆候

2012年08月23日 23時50分34秒 | 日記
 
韓国のハンファグループのCEO,オーナーが実刑判決で収監。裁判後そのまま収監である。
今までにない事態が韓国で起きている。多分大統領選挙がらみでの裁判と思われます。

 
つまり、日本なら財界の支持を得るために、執行猶予とかの判定が考えられるが、
逆に国民の支持を得るために、財界を敵に回すとか、日本を敵に回すとかは
、資本主義ならあり得ません。


此れは韓国が武人の時代と考えればすべて説明出来ます。強いものが相手を潰す、
勝てば官軍、政敵は政権を取った後に潰す。これは戦国時代なら、戦で勝った後に
妻子、一族を皆殺しにするのと同じです。

 
貴方はどう思いますか?
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万事塞翁が馬

2012年08月23日 23時08分34秒 | 日記
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/08/80704.php


夜明け前が最も暗い。
The darkest hour is always just before the dawn.


オーストラリアの首相が、23日資源のブームは終わったと悲観的な見解を述べています。
彼は5年前は、資源ブームが来たと言った本人です。


それに対して、オーストラリアの資源会社リオ・テントCEOは、長期的には資源の価格は
期待しているし、そもそも今回の価格の上昇はブームと言った覚えはないと否定しています。

どちらもトップの意見です。誰かが間違り、誰かが絶対正しいと言う事は考えにくい。

それなら二つを足して2で割ったらどうでしょうか?

つまり、今回の短い資源ブームは終わり今は短期の底であるが、やがて価格は上がり
本当のブームは今からだ”と。これが正しいでしょう。

やはり民間の経済のトップの意見が妥当の様です。さすが欧米のCEOです。
未来の予想をサラッと発信し、政府の意見を簡単にいなしています。

此れが日本ならお上の意見は絶対と思う人が多く、迷路に自らを導きます。
痩せても枯れても、欧米の民間CEOは健全です。



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日本の時代分析

2012年08月23日 16時56分25秒 | 時代・歴史

270年説に基ずく時代の区画を書きます。勿論いくらかのズレはあり得ますが、
問題は270年毎に時代が変わるかどうかと言う事です。時代は武者=軍人が征服後
270年前後からは、知恵者の時代に移り、更に270年前後は富者の時代になると言う
循環論です。これはインドのサーカー師の理論ですが、270年サイクルは私の理論です。
30年x3x3x3理論。

この3つの支配階級が交互に繰り返すと言うのがサーカー理論です。
この富者とは、現代の資本主義では、資本家や企業家の様に富を生み出す人たちであり、
彼らが時代の中心と言う事です。

軍人とは、戦国時代の様に武士であり、力の信奉者が武人≒軍人と言う事です。彼らが国の
中心であり、軍事力を行使する軍隊が主役と言う事です。これは、日本の戦国時代、
中国の清朝崩壊後1912~毛沢東~現在~、1712~1989のロシア等がこれに当てはまります。


日本の時代の区画

1868~2138年。資本主義=富者の時代。富を形成するのが、国民の主課題。
       身分制度は廃止又はそれに近く、金のある富者≒企業家が社会の中心。
1603~1868年。江戸時代=知恵者の時代。身分制度にて社会が固定される。
       知恵者とは、文官、官僚、僧侶、宗教指導者、医師、法律家等、ETC.
1333~1603年。戦国時代=武人≒軍人=下剋上の時代。武力=戦いで片を付ける時代。
       戦いや力で相手を支配するのが主。


以下からは自動的に270年で区画します。
1063~1333年。      富者の時代。荘園の時代。
793~1063年。       智恵者の時代。平安時代。貴族の時代。
523~793年。       武人の時代。 支配者が戦いで変転する。
253~523年。       富者の時代。

紀元前17年~253年。    知恵者の時代。
紀元前287~紀元前17年。  武人の時代。
紀元前557~紀元前287年。 富者の時代。
紀元前827~紀元前557年。 知恵者の時代。
紀元前1097~紀元前827年。 武人の時代。

この年代区画で時代を見てください。そのように見えてくるはずです。
弥生時代の区分は色々専門家の間でも意見が分かれているようですが、最近の放射性炭素元素
測定法によると、長くなり、紀元前10世紀から3世紀半ばまでが、想定されています。
上の区分でいえば下方の5つの紀元前を含む区分がそれに当てはまります。

日本は今資本主義=富者の時代ですから、武力を勝手に行使すると、戦犯になり、
知恵者が経済をいじくると、経済をガタガタにすることになります。正に、戦前は軍部が
独走し、戦後は戦犯として死刑になり、今日銀が彼らの考えのみでバブルを潰して、日本が
失われた長期の時代になり、韓国や中国に追いつかれ、さんざん攻撃を受けている現状を
説明出来ます。韓国や中国は武人の時代です。真の資本主義とは言えません。

官僚から権力を取り戻した時が、真の富者の更に富者の時代に成ります。
これは2050年前後から来ると思われます。それまでは、官僚の影響とその戦いの後始末の
時代と思われます。
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韓国の勢い

2012年08月21日 19時32分02秒 | 日記

韓国の経済や政治に関しては色々な意見が飛び交っています。
実際オリンピックでも韓国の選手は活躍していますし、製品でも、日本の穴を
埋めるかのように、一部の財閥とはいえ、快進撃です。

彼らは武人の時代に突入しているので、その言動、一言でいえば小中華思想
自らをアジアの盟主と公言するその精神構造を、時代の特徴として説明して来ました。

それを支えるのが今の韓国の一部財閥の快進撃であり、アップルと戦う意気の良さです。
問題は何時までこの勢いが続くかです。韓国の貿易や国際収支のチャートから読み取って
みたいと思います。


GDPを見ると、1970年代末から伸び始め、1990年代末まで20年かかっています。それから
第3波に突入していますがまだ明らかなより小さい5波を形成していないので、小3,4波と思われます。
つまり、90年代末から20年後、2010年代の末まで続く第3波が予想されます。
更に日本の第5波に合わせて、韓国の第5波が来ると想像されます。
つまり、2020年代から15~20年ほど続く韓国の繁栄が見えます。

日本が苦しむ2015~2020年は韓国が活躍する第3波の時代です。
彼らのアジアの盟主としての意識も高まると思います。



経常収支も日本に比し少ないとはいえ90年だ末から黒字に転換しています。日本が2007年から
調整波に入り、2020年まで続く低下を考えたら、20年までに逆転する可能性はあります。
つまり彼らの経常収支の第3波で、又は第5波で日本の経常収支を抜く可能性があります。
もし抜けば彼らの意気もますます高まり、竹島問題は当分片付かないでしょう。
2020年前後までは、韓国の意気が日本より高いと予想されます。


韓国は対米でその黒字を稼いでいるようです。

  
対日本では、韓国の貿易は減少傾向にありますが、逆に赤字は増えています。
多分日本の精密工作機械やロボット等を購入して日本以外の国に輸出して稼いでいると
思われます。


これ等を総合すれば、2020年までは韓国のGDPも増え、一人当たりGDPも日本に迫り、ますます
日本に対して強い態度に出ることが予想されます。今回の彼らの行動は、第3波つまり、
日本への攻撃の第2回目と考えられます。一回目は李承晩の竹島強奪。
2020年までは日本は押されると言う事です。

勝負は2020年からと思われます。日本の国債が暴落し円安の巨大な波が来れば、輸出企業は
意気を吹き返し、反撃に出るでしょうが、同時に韓国もGDPや利益の第5波に突入ですから、
日韓の競争と言う所でしょう。云えば2020~2035年は日韓の大競争時代です。
  
しかし日本は富者の時代ですから、2138年までは真の資本主義時代ですが、武人の時代の
韓国がいつまでも資本主義の精神を持つ事はありえませんので、いつ韓国がその本性
=武人の本性を現し日本と敵対するかです。北+韓国+中国が日本に束になり
襲ってくる時がお互いの正念場です。

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今現在と長い歴史と自滅の開始

2012年08月16日 11時08分56秒 | 日記

尖閣に上陸した香港の活動家を逮捕後、再び強制送還等と耳あたりの良い言葉が
飛び交っている。まるで日本が主導権を取っているかの報道である。

此れは、中国の云う無条件釈放と同じである。その上、送還代金を日本が払うのである。
此れでは、日本は実効支配しているとは言えない。相手の得点である。

長い歴史で見た場合は、その時々に法令に乗っ取っての対応が、今後の真の友好関係を
築くのであり、今回の政府の対応は、誤ったメッセージを相手に与えることになる。

相手の時代背景と主張を読み取れば、彼らが沖縄そのものを、海洋への出口として
要求していることは明白である。

もし今回も前例―官僚の好きな言葉であるが、と同様に即時無条件=強制送還で
送り返せば、未来の様相は見えてくる。アメリカ人の最も嫌うチキンな
性格である。これではアメリカも日本人を尊敬できなくなる。

日本人の悪い癖がマタマタ出てきたと言える。問題の先送りと、我慢に我慢を重ねて後
堪忍袋の緒が切れたからと、将来は極端な反対の行動に出る事である。
 
つまり今は穏便に穏便にと臆病風に吹かされて、相手の言う事を聞き、そのような
事が何回か重なり、とうとうイラついて我慢できなくなり、太平洋戦争の様に
極端に走り自滅するパターンである。

主張や正義や不満は、その時々に出し毅然とし、臆病風に吹かされることなく堂々と
法に依り対処することにより、将来の開戦が防げるのである。

官僚の先送りと今の責任を取らない、臆病な性格は将来の開戦を誘い、将来日本を破滅へと
再び導く可能性が大である。以前の官僚軍人と同じである。

ここは法に依り、罰を与えることが肝要であり、もしこれが出来なければ、もはや
海外勢のみでなく、日本人も誰も官僚政府を信用しなくなることを銘記すべきである。

今前例に従えば、官僚の時代は精神の自滅の時代へと突入である。
沖縄もお金の為には≒観光の為には、何でもする富者の最後の段階に既に突入しているのであろうか?

もしそうなら、将来中国の保護下に入っても文句言うことなかれ。

まあどちらを選ぶかは、庶民の総意の選択ではあるが・・・。 勝手でしょ!?

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東西文明の移行期と巨大サイクル

2012年08月12日 21時36分02秒 | 時代・歴史
                      
今まで色々な国の、時代の背景を見てきました。
分析の理論は、自然・宇宙の法則フラクタルーエリオット波動と、サーカー師の
サイクル理論を組み合わせての、温故知新のやり方で見てきました。
殆どが上手く説明できたと自画自賛しています。

此処に更に、エリオット波動理論+サーカー師理論+30x3x3x3理論を
補強すると思われる、村山節氏の800年の東西サイクルを紹介します。

国の時代背景の更にその三倍、270x3=810年サイクルです。これは更に東西の交代を
表わす理論です。更にその三倍、810x3=2430年サイクルも視野に入ります。

その理論によれば、今まさにその東西交代期と予測できます。勿論100年前後の移行期が
ありますから、すぐに今日から交代と云うわけではありませんが。

又、大陸と島国の日本のサイクルがずれている事も見てきました。海洋国家
と大陸内陸国の違いや、対立はこのエリオット波動で十分説明できると
考えています。

福沢諭吉の“脱亜入欧論”は出るべくして出た事になります。そもそも、大陸と日本は
リズムが異なり、戦後膨大な援助と平和外交等の善意の外交が全く通用しない
国のリズムはそもそも日本のリズムとは異なるのものであることも
見てきました。二度と戦略上の失敗をしないことを望みますが、
日本の今の外交を見ていると、何とも言えません。

勿論世界のみでなく日本のリズムも変わっていきます。臨機応変の戦略の変更も
当然あります。戦略は人間が建てるものであり、天から降ってくるわけでは
ありませんが、エリオット波動を見ると、天から降ってくるようにも
見えます。この解釈は個々人に任せますが・・・・・。

これは人類の永遠のテーマと云う事に成ります。マルクスを超え、アルビントフラー
を超え、エマヌエル・トッドを超えて、更にアダムスミスの神の手を超え、
この理論は我々人類に克服しなければいけない、
歴史の問題点を指摘していると思われます。

英米仏が先に資本主義となり、略90年遅れで資本主義に突入した、日本とドイツは今
資本主義の全盛期を迎えその役割を果たそうとしています。つまり今から
資本主義に突入する国々の先輩としての責任です。

今後大陸が、海洋国家よりも発展すると言う可能性はありますが、しかし赤い資本主義
と云うのはあり得ないし、軍人の支配はあくまで力ですから、お金の為には
何でもする資本主義とは本質的に異なり、発展は自ずから限定されます。

大陸国家の中国やロシア、朝鮮半島は明らかに国のリズムは異なります。
270年サイクルを、権力の対外リズムとすれば、90年サイクルはその体内
リズムと云えます。更に800年サイクルは東西リズムと云えます。

これ等は、何故大陸国と海洋国が交互に繁栄したり、対立したりするかを
説明できますし、何故今西洋は黄昏時とみなされ、東洋が台頭するかも
説明できます。

正に東西・陸海・南北入り乱れての、交互に刺激し合い発展する歴史
そのものです。

大洋が東からのぼり、西に沈み、電子が核の周りを回り、太陽の周りを惑星が回り、
銀河がブラックホールの周りを回る事と同じく、自然のサイクルそのものと
言えます。これがフラクタルでありエリオット波動なのです。

この理論を土台にすれば、国家の戦略も自ずから決まるでしょう。


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歴代韓国政権の行動と時代背景

2012年08月11日 21時51分22秒 | 時代・歴史

1.韓国では、現在の李大統領の竹島訪問、サッカーで日本を下した韓国選手が竹島を
  自国の領土とアピール、更に野党大統領候補も全て竹島を訪問すると国民に確約。

  その非常に攻撃的な感情は、単にキムチの影響によると疑われているレベルを超えて
  強いものがあり、まるで小中華思想を彷彿とするものがあります。
  ある意味現在の中国の他国への攻撃的、侵略的な性格を彷彿とさせます。

2.歴代の大統領は政権を降りると、殆どが新政権によって逮捕され、大統領時の悪事の名の下の
  断罪されています。又最近、李現大統領の兄が逮捕されています。此れは、ある意味中国以上に
  権力闘争がむき出しとなり、明らかに強いものが全てを取る思想と思われます。
  現代の戦国時代・下剋上を思わせます。北は軍人そのものです。

  又は、以前のソ連の権力闘争を彷彿とさせます。

3.韓国は西側の一員となったにも関わらず、北の政権に対しては、血は水より濃いと
  その独特な愛憎感情を示しています。国民の感情は、北は家族であり血であるのです。
  北が核を持ち強くなることに対しては、否定的な感情は僅かです。
  むしろ南北統一後は、彼らの核になる可能性を喜んでさえいる様に感じられます。

4.我々、又は世界の常識とは少し異なる背景は何だろうと誰もが不思議に思っている事と
  思いますし、私もその一人ですが、その理解の為のヒントを今回提供できればと思います。
  まあ、自分自身の理解の為でもありますが。


もう敏感な人は気付いていると思いますが、そうです、私は此処で彼らの今の時代は、
軍人の時代・戦国時代・下剋上の時代と証明しようとしているのです。

もしそうなら、国内政治・対外行動、小中華思想等全てが説明できますし、今後の彼らの
行動を予測するのにも助けになります。

1170年庚寅の乱以降武人政権が誕生し、それ以降が武人の時代とされていますが、私は
1128年の高麗が、金に入貢し冊封を受けた時を、武人の時代の始まりとしたいと思います。
勝手に歴史を弄るのは本望ではなく、一つの考えを示す為のものです。

つまり武臣がその上の階級の文臣を大量に殺しての権力奪取です。正に強いものが権力を
握る下剋上そのものです。武臣の時代は約100年程度ですが、一応1392年の李氏朝鮮成立
までを武臣の時代と考えます。1392-1128=264年間。又は1392-1170=222年間。

以下武臣の時代の権力者の末路を書いてありますが、全てが殺害によって権力が代っています。
典型的な、戦国・下剋上の時代です。まるで1945年から、現代までの韓国を彷彿とさせます。

高麗武臣政権 歴代一覧表 代 権力者 執政開始 終了年 執政期間 国王 備考

1 李義方 1171年 1174年 3年 毅宗明宗 鄭仲夫により殺害
2 鄭仲夫 1174年 1179年 5年 慶大升により殺害
3 慶大升 1179年 1183年 4年 李義旼らにより殺害
4 李義旼 1183年 1196年 13年 崔忠献らにより殺害
5 崔忠献 1196年 1219年 23年 明宗神宗煕宗 崔氏による教定別監世襲の開始
6 崔瑀  1219年 1249年 30年 煕宗高宗 モンゴルの侵攻が始まり、江華島へ移徙
7 崔   1249年 1257年 8年 高宗
8 崔竩   1257年 1258年 1年 柳璥・金俊らにより殺害
9 金俊   1260年 1268年 8年 元宗 林衍により殺害
10 林衍  1268年 1270年 2年
11 林惟茂 1270年 1270年 1年 洪文系・宋松礼らにより殺害

日本でも戦国は、下剋上の時代であり、戦場で全てが決められた時代です。強いもの
が全てを取る。1392年李氏朝鮮王朝が誕生してから1910年日韓併合までを計算すると、
1910-1392=518年間。戦後の独立から見れば、1945-1392=553年間。
これは270年間の時代の約2倍に相当します。

つまり、李氏の王朝は,明・清の両方に使えた王朝であり、知恵者と富者の両者の時代
に相当すると考えます。彼らの歴史を垣間見ると、殆ど列強の影響下に置かれている
のが見えます。特に隣の中国の影響は強く、殆ど中国と
その時代背景が連動していると思われます。

従って、明治維新以来日本が朝鮮に対して影響力を駆使しても結局は元の木阿弥に戻り、
逆に嫌われる事となったのは、正に中国と同じであり、時代背景が異なる国とは
お友達になるのは困難で有ることを示します。

韓国が武人・戦国・下剋上ならいくら頑張っても竹島は返さないのは自明です。
戦国武将の最も大切な資質は、勇気であり、命を懸けてでも武勲を示すのが最も
大切なものです。資本主義の日本が、金を稼ぐ企業を最も大切にするのとは
全く異なります。この前提に立てば、韓国の人の態度や考え、政治家の
行動全てが透けて見えます。韓国・北朝鮮と中国は同じ穴のムジナです。

正に、第二の元寇です。第一元寇も朝鮮軍は元の先兵となり日本を襲いました。
日本から、韓国から産業スパイにより中国に製品情報が盗まれたのも、
高麗が元の支配下になったようなものです。

最も当時の元はモンゴル族でしたが、今は漢族と云う違いはありますが、
帝国の飽くなき拡大を目指していると言う意味では、
軍人・戦国時代に差はありません。

韓国を富者の時代・真の資本主義と考えるのは間違いです。現実には一部の
大財閥が支配しているのが韓国です。海外に多くの韓国人が出ていくのも、
軍人・勇者の証です。勇者は常に死すまで前進あるのみです。

西側の兄弟と思う日本人は御目出度いのです。彼らは、隙あらば力でねじ伏せよう
と考えている武人そのものです。只中国より小さいだけです。

従って日本の戦力は過去大陸への過度な介入が失敗を招いたのを反省するとなれば、
繁栄の弧がそのヒントとも言えます。ドイツ、イタリア、トルコ、中東・アラブ、
イラン、インド、東南アジア。インドは1950年カースト制度を一応否定した国です。

イラン? 心配ご無用やがて民主革命で資本主義に成ります。我々は資本主義の兄貴
ですから。アラブもオイルダラーが闊歩する国です。トルコもNATO入りを目指す国です。

考えの異なる国にお金をつぎ込むのは、お金をどぶに捨てるようなものです。

本当の日本の苦難は、2046年アメリカが、軍人の時代に突入してからです。
USAはその頃、中国や韓国と同じ考えの国になるのです。力で片を付ける。

その頃は、日本人の考えに同調したり、日本大好きな国は、繁栄の弧の
国のみです。貴方はその様な時代を想像できますか??
               
李承晩:1960年の学生革命で失脚し、ハワイに亡命
朴正熙:在任中の1979年に、側近のKCIA部長金載圭によって射殺
全斗煥:退任後に、光州事件や不正蓄財などで無期懲役の判決
盧泰愚:収賄容疑で逮捕、懲役17年の判決
金泳三:不正融資で次男らが収賄容疑で逮捕
金大中:斡旋収賄容疑で息子2人が逮捕
盧武鉉:自殺
李明博:兄が逮捕される。





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中国の行方

2012年08月08日 18時34分07秒 | 日記

その国の時代背景を読めば、その国の基本思想が読めるし、ある程度の行方も
想像出来るでしょう。歴史家ではないので細かい事は専門書に譲りますが、
此処では、30x3x3=270年サイクルでその国の時代を読みたいと思います。

1912年清が崩壊し、中国は戦国・軍人時代に突入したと言いました。その根拠は
何処にあるのか? それは略270年サイクルを繰り返していると分析する事で
根拠に代えます。

清が勃興したのが1636年。明が滅びたのが1644年。清が滅びたのが1912年。
各々276年、268年かかっています。270年説にぴったりです。

明が勃興してから滅びるまでが276年です。1368~1644=276年間。
此れも270年説を支持します。

北宋が崩壊後=1126年から、元が滅びるまでが242年=1126~1368年。

唐の時代は618~907=289年ですが、黄巣の乱の時代に実質的には滅びたと言います。
黄巣の乱=875~884年。乱の始めと終わりまでを計算すると、266、257年に成ります。

その後5代10国の時代を経て、北宋の支配と崩壊まで、開始を黄巣の乱からとすれば
1127-875=252年、1127-884=243年となりますが、乱自体が既に新時代への突入の
合図とすれば、875~1127=252年が望ましいでしょう。

北宋が崩壊後から元の崩壊までが、1126~1368=242年。  元1271~1368年。

面白ことに殆どか、270年前後の長さを持っています。略間違いないでしょう。
この観点から歴史の再評価をしてほしいものです。

つまり、今の中国を戦国・軍人の時代とすれば、後はサーカー師の理論を
自動的に当てはめれば良いのです。

清=富者の時代。明=智恵者の時代。元+アルファ≒軍人の時代。
5代10国+北宋の時代=富者の時代。唐=智恵者の時代となり、その時代の特徴と
精神が見事に一致します。

唐の時代は、貴族の時代で階級がはっきりとし国家の制度も隅々まで整備されていたと言う。
正に知恵者の江戸時代にそっくりです。其処では平民は下層とみなされます。士農工商です。

此れに対して次の北宋の時代は、中国でも唐宋変革論と言われるぐらいの社会の階層の
断絶があると言います。つまり、宋の時代は平等の社会です。明治の士農工商の廃止
と同じく社会革命です。

その後の時代は、元が支配者となった様に、まさに武力でアジアを統一する時代です。
武者の時代です。日本の戦国時代と同じです。

日本では、元寇に対して活躍した武将に対して、領土の褒美は無かったと言う。
これが富者の時代の終わりをつげ、幕府が崩壊し戦国時代の幕を開けたとも言えます。

この意味でも、中国と日本は少し時代がずれます。つまり、中国の元の時代≒軍人の時代が
崩壊後は日本は既に戦国時代に入っています。そのずれは220~230年前後と推定します。

つまり明の知恵者の時代≒1368~1644=276年に対して、日本の江戸は1603~1868=265年と
言えるからです。同じアジアでも、日本のリズムと中国のリズムは異なるのです。

明治時代に中国に対して、西洋に対抗して同盟しようと心がけた日本に対して
中国が全く反応せず、逆に日本との対立を選んだのは当然な歴史の背景です。

今中国は一見資本主義の時代に突入していますが、これは軍人の時代の更に
一段下の90年サイクルの知恵者の時代です。初めの軍人の軍人の時代は1912年清が
崩壊後の混乱の時代に毛沢東が勝利し小平が南巡講和する時代までです。

智恵者の小平の生き残りをかけた変身ですが、これは疑似資本主義です。彼らも云うように、
社会主義的市場経済です。分かるようでわからないのがこの言葉です。
異なるものを足したのがこの言葉ですが、これを矛盾と云います。

軍人だからこそ出来る強引な矛盾です。反対者は直ちに軍隊が出動です。
自衛隊がシビリアンコントロールの日本とは時代が異なります。自衛隊の方々間違っても
クーデターは考えないことです。30年後のアメリカ、120年後の日本でなら良いでしょう。

従って中国に進出している企業はこの様に理解すべきです。戦国時代の日本で
知恵者が一時代表として君臨している場所に、会社を作っているようなものです。

力の時代に現代の裁判システムが働くと思いますか? だから中国の民衆は地方の
役人と力のゲームをしているのです。庶民が役人の横暴に耐えかねて役人を殺しても
民衆と云う味方があれば、裁判どころか無罪放免となるのは、力が唯一の解決の
手段だからです。後170年この様な時代が続くと考えられます。

勿論軍人の最後の時代は軍人富者が登場しますが、このころ日本は戦国自衛隊の時代に
突入です。第三次大戦の危険がある時代とは、そういう時代です。

このころは、勿論日本は核を持ち、中国もある程度豊かになっている時代です。
末期の腐った富者軍人と、コチコチのフレッシュ軍人の対立の時代です。

君子危うきに近寄らず。

従って今の中国の動きは、相手の弱点を分析し、力で日本の領土を奪おうとする
第二の元寇です。貴方は、この元寇にどう対処します?



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共産主義のゆくえ

2012年08月07日 16時22分04秒 | 日記

隣国の行方は、好き嫌いは関係なく、日本人には非常に気になるものである。
特に1949年の共産中国の誕生は世界的にも衝撃を与えたと思います。

何故、ロシアや中国、北朝鮮、キューバ等が共産主義の革命を起こし、進んだ
英独仏ではなかったのか? マルクスはその著書で進んだ国が共産主義に
変化すると予言しましたが現実は全く逆でした。

エマニエル・ドットはその著書で、その国の歴史的な家族の在り方が国の行方=
共産主義を選んだと述べています。又国民の貧困化する過程が変革を招くと予測し、
ソ連の崩壊を予測し、更にアメリカの崩壊も予測しています。

その確定論的な見方は、共産主義が滅んだロシアは何故共産主義を捨てたのかが
説明できません。もし歴史的なその国の家族形態が変わらないと言う前提に立てば、
その国は永久に共産主義に悩まされると言う事になります。

貧困化と変革は納得できるとしても、家族の在り方は、長い目で見れば変遷している
とも云え、必ずしも共産主義に結びつくものではないとも考えられます。

又アルビン・トフラーはその著書で、共産主義・社会主義とは、遅れた国が進んだ産業
資本主義の国に追いつく為の、別の産業主義形態で有ると述べていたと記憶します。


私は両者の意見とは異なる意見を持っています。
私は、逆に国の在り様が、国民の生活形態・家族形態を決めると考えています。
つまり、戦国時代の家族形態は、強さのシンボルである一家の大黒柱の下に
家族が団結するさまを示し、又国民は指導者の下に大同団結する必要があります。
正に共産主義の思想に合います。

一人だけ金持ちになる為に故郷を捨てる様は考えにくくなります。又知恵者の
時代の様に、士農工商で身分をがんじがらめに縛るのは、共産主義に相応しく
ありません。インドやアラブが共産主義を受け入れなかったのは、この身分制度
のせいとも思います。

つまり、軍人の時代か、知恵者の時代か、富者の時代かにより家族形態は変わり
えるのであり、変わらない家族形態が共産主義を呼び込んだのではなく、時代の
有り様が共産主義を呼び込んだのです。具体的には軍人の時代の理論的要求が
共産主義とマッチしたのです。

従って、軍人の時代を脱したら、共産主義は要らないのであり、又軍人の時代が
続いている国は、共産主義的又は社会主義的思想は続くと予想されます。

前者がソ連・ロシアであり、後者は中国と思われます。

実際は国の有り様は30x3x3=270年のサイクルに、30x3=90年のサイクル、
又はより小さい30年のサイクルが有りますので、親から子、子から孫と微妙に
家族形態は変わることが予想されますし、現実に日本でも変わっています。

この理論に立てば、資本主義の崩壊後は軍人の時代が予想されますので、近々資本主義の
衰退する国は、この共産主義・社会主義の理論に惹かれることになります。

勿論単純に理論を引き継ぐのではなく、色々化粧を施して新しい思想として生まれ変わる
と思いますが。ラビ・バトラの云うプラウトの思想がこれに近いと思いますが、
もしそうなら、近々資本主義が崩壊の予感の有る、英米仏はその一里塚に
あると予想されます。

むしろ日独伊はあと100年以上の繁栄が約束されていますから、英米仏が中露に
似てくるのでしょうか? 

そう書きながらだんだんとその予感がしてきました、不思議なものです。

軍人の時代は、初期のエネルギーは対外膨張のエネルギーへと容易に転嫁します。

従って今後予想されるのは、中露の台頭に対抗するためにも、英仏資本主義の崩壊
とユーロの崩壊、そしてユーロの再編=新しい帝国主義=独伊を除く主要国の再編成。

そしてアメリカは、分裂の後では、北米合衆国=カナダ・メキシコの吸収合併による
新帝国主義が考えられます。これが欧米帝国主義=北米+ユーロになるかは、今は
想定外です。








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明治維新から敗戦まで

2012年08月05日 03時47分30秒 | 日記

副題ー歴史の見方。

戦後日本人の不幸は、敗戦の処理を東京裁判の名の下に、戦争犯罪人として多くの
軍人が敵であった米国に処刑されたことです。

つまり、本来は敗戦の責任追及は日本国民自らが行うべき問題です。
それが出来ない所に、戦後の教育や全てが変わり、進んだアメリカの文化と共に
国民に浸透し、更に近代について余り学ばなくなった事で、敗戦までの日本の国家としての
意義が国民が理解できない所に、日本の混乱・漂流があるのです。

此処ではサーカー氏法則、エリオットウェイブの法則=フラクタル理論を交えてその問題を
考えてみたいと思います。まず、戦前の時代は基本的にはサーカー氏の云う
軍人の時代ではないと言う事です。軍人の時代とは、1333~1603年までの
戦国時代の事を云うのです。智恵や正義ではなく金ではない物、つまり
強いか弱いかが、支配を決定するものです。

勿論その時に、お金がなく大義名分が無くては戦えませんから、その意味では知恵や
正義やお金も大切ですが、基本は力=軍事力なのです。西洋でいえばローマ帝国が
軍人の時代の代表です。その時代も、限定的とは言え、市民には参政権もあり
金貨も必要であり、智恵者も必要でした。ただ、最後は全て軍事力で
片を付けた時代です。

戦国時代も男の本懐は、戦場の男です。弱虫は最も毛嫌いされたのです。
日本の戦前は軍人が力で支配している時代ではないのです。命令は財閥から、
又は天皇財閥からです。明治維新は国家の膨大な財産を、天皇の名義に替えています。
一種の国家財産の収奪です。皇室財産を管理するものが、真の富者だったのです。

明治の開国は、戦国時代の後の265年間≒270年間の智恵者の階級システム=徳川体制が
時代に合わなくなり、世界に対抗できない為に、必然的に起こった革命なのです。

富国強兵と言われた様に、最初に富ありけりです。実際薩長連合はイギリス・ユダヤ関係から
膨大な借金をして、幕府を倒したのです。武器大砲軍艦全て初めにお金が必要です。
そこの所が歴史の勉強から抜けている所なのです。

お金の欲しい日本は何でもしました。ジャパユキさんとして馬鹿にしますが、
戦前は日本がカラユキサンの女性の体で外貨を稼いだのです。

日清、日露戦争等は、軍艦もそうですが、何よりも戦時国債を外国・ユダヤ人が
購入することなくしては、戦えない紙一重の勝利なのです。

富国をつまり近代工業を発展させるために、国は全力を尽くしたのです。富国が
国家の生命線であると認識していた時代ですし、今もそうです。貧乏国では
植民地になる、つまり相手の奴隷になるしかなかったのです。これは歴史
を見れば分かることです。

1868年からの富者の時代は270年続きます。2138年までです。その中でも
約90年於きに時代が微妙に変わります。つまり始めは富者の下の軍人が活躍
その後約90年後は知恵者が富者の下で活躍します。
最後の約90年は富者の為の富者による腐敗の極地です。
それに憤慨する正義の精神を持った軍人が活躍するのが、次の270年の軍人の時代です。
本当の軍人の時代です。つまり軍人が主役で、他は脇役の逆転です。2138~

正義の心を持つ法律家のオバマ大統領がそれに近いですが、まだアメリカは軍人の
時代に突入はしていません。それは、次の商品の時代から現れます。2035~40年以降です。
幾ら大統領でも今の支配階級の国際金融機関の支配者には勝てません。そもそもwallstreet
から資金を貰って大統領になったのですから、国民の前で盾突くふりをするのがやっとです。

しかし、最後は腐る富者を成敗するのが軍人です。正義の心を持つ軍人以外には出来ません。

270年サイクルの、軍人―知恵者―富者の時代。90年サイクルの、軍人―知恵者―富者の
時代が重なり、時代の様相を形作るのです。従って明治以来敗戦まで1868~1946年
までが富者+軍人の時代です。少し短いですが。

この構図=富者の為に働く軍人の構図に怒ったのが、戦前の青年将校の反乱なのです。
天皇の軍隊の名目で立ち上がったのですが、その天皇が富者の影響下にあり、または
皇室財産で日本一の富者そのものであり、直ちに弾圧されたのです。それを
知らない青年は何時の時代もいるものです。つまり、富者と天皇が合体した
日本独特のシステムです。

今でもフィリピンでは山下金塊が話題になりますが、これは天皇の名の下にアジア各地から
略奪・集めた金塊をフィリピンの山に隠したのが、この金塊です。戦争の目的は
資源の確保と同様に、裏では富の略奪で有る事は何処でも同じです。

何もないところには、軍隊は進出しないし、興味もありません。これが現実です。

白人のアジア・アフリカ植民地化も全て富の収奪の為であり、兄貴風吹かす為では有りません。

今の富者の立場から言えば、富者の真の意図を知らずに、又は富者の為に命令と専門に
専念する軍人こそが役に立つのです。今の米国です。=シビリアンコントロールです。

日本は敗戦後から2048年までは、富者+知恵者=官僚の時代と云えます。
別の言葉でいえば、国家システムを利用した、富者の≒企業の繁栄と言う所です。
国家の負債の増加はこの必然なシステムから生まれます。国滅びて企業ありとはそういう事です。

富者+富者=腐敗の時代は今のアメリカですが、日本は2048~2138年が予想できます。
それ以降やっと軍事力や力を持つ人が支配する時代が来ます。言えば戦国時代です。
勝てば官軍負ければ賊軍。米国は既に力が国民文化の主流です。映画も同じです。

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