歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

武者陵司(武者リサーチ)氏の分析の検討

2013年11月27日 13時16分48秒 | 金融・経済
http://www.musha.co.jp/5083    ストラテジーブレティン (108号)

日本株、前例なき3つのプラスアルファ上昇要因 ~始まった、長期上昇相場「第二の波」~

               武者陵司
               

 
 今までの分析ブログで、武者リサーチの分析が最も時代を反映していると思われます。
1990年からの日本つぶしと同時に中韓を台頭させてのアジアの支配管理を
目論む西欧。それに対する無能日銀の加担が簡潔に書かれています。
私の主張と同じく、正にその通りだと思います。

 日銀の23年間のバブル潰しの政策を見れば、官僚の天下り先の利益のみを考慮した意図的な
日本経済潰しが見られます。これが中韓の発展を齎し同時に彼らを傲慢にさせ、“対立させて
日本を抑えアジアを管理する心算”が中韓のリスクに目覚めた日米欧の反発を
齎したのでしょう。アベノミクスで目覚めたのは大正解です。

 彼も云うように正に日銀政策変更が構造改革の本柱であり、これに比すれば他は行きがけの
駄賃のようなものです。つまり、今まで世の中で云っていた構造改革とは、何のことなのかも
言っている本人が理解できず、何か企業が改革すれば経済が良くなると、馬鹿な一言を
繰り返していたのです。主な問題は、日銀の企業潰し・日本経済潰しにあったのです。

 日本経済潰しを止めさせたのが実は構造改革なのです。武者さんの見識は素晴らしいものです。
誰が獅子身中の虫なのか、今後も注視しないと、本当にアジアは中韓の傲慢に翻弄されます。
又知恵者・官僚は傲慢になりやすいので、国民の執事としての自覚・再教育が必要です。


 ただ、彼の日本に対する分析は略支持できますが、世界経済の分析・とくに英米仏の
分析には楽観過ぎる面が有ると思われますので、今後の注視が必要です。

 つまり、日本は上昇気流に乗ったが、エリオット波動理論は以下を示しています。

① 欧米は再度のリーマンショックを経ないと、最後の上昇気流に乗れないと言う事です。
  つまり、米の大統領選挙の前後から始まる、暴落は必須なのです。~2018年頃まで。

② 2018年から欧米も上昇気流に乗るが、これは最後の上昇となる事です。
  いつも書いているように、2029年前後から最後の崩壊、つまり英米型の資本主義国家の
  資本主義は崩壊する宿命なのです。マルクスの夢が実現する時です。悪夢としてですが。

③ 2029年~2046年は英米型資本主義の最後の大崩壊過程であり、従って世界の内乱型大戦が
  起こり、世界的に大混乱の時期と予想されます。ハルマゲドンを信じる人たちの夢が
  現実となるときです。私も信じたくはないのですが、波動理論はそう語っています。 


 
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共産主義革命と擬態作戦と韓国の行方

2013年11月25日 12時07分32秒 | 戦争
● 司法の擬態・着々と進む反資本主義国化

   http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131125/plc13112508190008-n1.htm
   国際関係や国際法を無視した、戦時徴用裁判。反日の最先端は司法と朴政権。

   韓国の大統領は、独裁国の元首同様の権力を持っています。いくら司法分権と
   欺いても政権や司法の反日(=共産主義者の擬態か?)の本質は隠せません。

● 軍隊の擬態と軍事産業

   http://blogs.yahoo.co.jp/naomoe3/63497893.html
   韓国軍の仮想敵国は日本になっている。

   http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3358
   急激に増大する韓国軍事産業

● 日本におけるスパイ大作戦は、韓国には反面教師。

  http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=2295216
  国家のスパイ、野坂参三。反体制の人を皆殺しにしたりすることは出来ませんから、
   最も良い方法は、組織の中に閉じ込めて、ガス抜きをしつつ反体制人をコントロール
   する事です。そしてその組織のトップは勿論スパイである事です。
 
  これを見事に実践したのが、日本共産党に忍び込み、共産党のトップになり更に英雄と
   なった野坂参三です。これで最大の危機である戦前の共産主義化と敗戦後の
   共産主義革命を乗り切ったと言えるでしょう。

  この理屈からすると、現代のトップの議長は、長州出身で幕末の支配階級の地域ですから、
  当然お国の為に働くお人と見るべきです。つまりやがて彼もスパイの
  金字塔となりうるのです。あくまでも想像ですが。

  このようにスパイ作戦・擬態は普通の国際的現象ですから、逆に韓国も親北や共産主義者に
  浸食されていると見るべきでしょう。東ドイツが崩壊した時も、西ドイツに
  東のスパイが政権の中枢にいたものです。

● 作用と反作用の法則。作用が強ければその反動―反作用も強いのは自然界の法則です。

  http://dametv.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-19ab.html
韓国は自国民を保導連盟事件で、大虐殺しています。一説によれば114万人を
  殺したと言われます。と言う事は多くの人が軍隊を恨んでいるのは容易に想像できます。
  多くの韓国人が擬態をして北のシンパである事が想定されますから、
  革命や北の侵略時に蜂起する事が当然予想されます。

●   http://blog.goo.ne.jp/nobuokohama/e/cfe2f2b986257fac738ae74da579aff1
  中国が日本を抑えるには、韓国をまず先に支配下に置くことが大切です。
  2015年には在韓米軍は実質撤退すると思われますから、親北の団体には
  最高の日和です。また、2045年までは沖縄からの米軍の撤退も
  重なりますから、親北又は共産主義者には第二の最高の日和です。


○ 中国と朝鮮は同じ時代に生きている事は毎度書いてきました。つまり武人の時代です。
  清朝が崩壊してからの韓国は中国と同じと考えられます。従って共産主義と
  武人の時代=戦国時代は相性が良いと思われますから、早かれ遅かれ
  韓国は共産化が想定できます。

○ 上記の現象を見れば、既に全組織に擬態した共産主義者がいると想定できますから、
  後は機が熟するのを待つのみでしょう。その時の日本は手を出さずに、戦前の様に
  朝鮮は日本の生命線などと朝鮮由来の地方の政治家などの妄言を相手に
  せずに、放置するのが最も良いと思われます。

○ 韓国が潰れたらどうなるか?
  http://www.youtube.com/watch?v=ZB_76u7Bqac
  このビデオからも言える事は、韓国を潰すのは簡単で有り、その結果は日本の
  輸出企業が得するとの事です。経済から見ても、米国や日本の企業との
  軋轢から見ても、既に韓国は世界の厄介者扱いです。

● これらをまとめて、総合的に見えてくるのは、韓国を意図的に潰して、北に押し付けて
  半島の混乱と弱体化を同時に謀る陰謀が出て来ても不思議では無いような気がします。
  歴史からも、中国の貧しい属国であったのは事実ですから、
  やはり古巣に帰るのが運命でしょうか?

 




  
  

   
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心理経済学による言葉の遊び? 異次元緩和

2013年11月24日 19時23分11秒 | 金融・経済
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPTYE9AL05820131122?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

予測が外れると、言葉遊びをする傾向のある最近の市場関係者である。市場の心理はあくまでも、
欲望と利益の織りなす世界がつくるのであり、その意味では唯物論の世界そのものです。
上がって喜び、下がって恐怖に駆られる単純な心理の世界です。

黒田総裁は、2年でマネテリーベースを2倍にし、2%のリフレ目標を目指し、それまでは
国債や株やETF等ありとあらゆるものを購入して、2年程度を目安に緩和すると
始めから明言しているのであり、何故素直に聞かないのでしょう。

従って緩和を止めると言う2年後までは、原則として上がるのが、供給と需要の原則です。
調整は機関投資家たちの利益確定の為であり、時期が来れば又当分上がるものです。
未だ二年間も来ていないし、2%の物価目標にも達していません。

何故特別に政策を変更する必要が有るのでしょうか?毎月毎月大量のお金が市場に流れてくるのです。
それで当分は良いでは有りませんか? 異次元でもなんでもない、物理量を持つ2x3の
世界です。巷にお金がジャブジャブ溢れてくるだけです。貴方も少しはすくいましょう。

NIKKEI225予測の修正図




 



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貴金属の底入れ? それともゴールドマンサックスの勝利?

2013年11月22日 09時07分32秒 | 金融・経済
NIKKEI225もトライアングルから上に抜けましたが、それに対して、貴金属は下がり続けて
やきもきします。もしこのまま6月末の底入れと思われる価格を割れば、やはり
天下のゴールドマンサックス、ジム・ロジャースの勝利と言う事に成ります。

6月末が底入れとの私の判断は未だ堅持していますが、再度の底割れが無く、このまま上がる
事を祈るのみです。底入れが終わったとしても、暫くは株の天下ですから、上がっても
叩かれて長く調整をしながら徐々に上がると予想されます。

出来れば株と貴金属の間を往復しながら波乗りを楽しむ事ですが、この上級の波乗りは私も
今は試行錯誤の段階です。つまり訓練中です。言い換えれば失敗ばかりしていると言う事です。


追記 ジョージソロスは私の味方

http://media.yucasee.jp/offshore-news/posts/index/591

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好景気と市場の心理・国民の心理とサイクル

2013年11月20日 06時40分09秒 | 金融・経済
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/trade_balance/?id=6097930
● 上記の様に貿易赤字の拡大は止まりません。

  前回の予想、株の11月からの上昇と、為替の円安の再度の開始’は私の予想通りです。
 貿易赤字と円の垂れ流しが重なり、当分はこの傾向は続くと思われます。
 
 これで日本の製造業の殆どは助かります。まだ金融帝国ではない製造立国で有る以上
 当然の事です。円安は製造業立国の日本を、全体として助けます。この理解が大切です。
 円安と景気の関係が分からないと、将来の予測は難しいのです。


● 景気が良くなる手順は
 
 ① 株価の上昇が起こる。資本主義の大原則です。金融機関は既にぼろ儲けです。
 ② その他の実資産・不動産などの価格の上昇。物価の上昇、企業の利益の増加。
 ③ 失業率の低下、その後の給与の増加。

 ○ 金融関係は笑いが止まりません。前に予想したように、金融関係は好景気ですし、
   一部の製造業でも、賃金は上がっていると言われます。
 
   庶民の懐が最後に温まります。その前に失業率の低下と企業の利益の向上が必要です。
   従って庶民の収入が増える前に、景気の腰を折る行為をすれば、庶民は悲惨です。
   これが今まで20年余、日銀が行ってきた事です。

   今回も消費税と言う形で、腰を折る行為が見られます。円の垂れ流しとの競争でしょう。
   つまり、垂れ流し以上に消費税のデフレ効果が勝れば、庶民の懐は暖まりません。
   どちらにしろ、庶民は最後に懐が温まりますから、直ぐには分からないでしょう。
   特にすたれ行く産業や職種では、たとえ好景気に成っても懐は暖まりません。
   潰れ行くのみです。

   この景気効果は何年もたってから起こりますので、一般の実感はまだ早いでしょう。

                
● エリオット波動から見た心理。現在の株価は、プライマリー第(1)波の、インターメディエイト第3波の
  段階と予想されますので、心理としては、多くの人が景気の回復に疑いを持っている時期です。
  ごく最近まで、22年間の日本経済の破壊行為が日銀により行われてきたので、当然です。

  ○ 第1波の、多くの人の心理とは

    マーケット心理は全面的に弱気で、新たな強気相場が始まったと認識されることはなく、
    下落基調が続いている中での単なる戻り局面と見なされることが多い。
    一部の人は、早期の春の開始を知りますが、あくまで一部の人です。
    22年間の裏切りに対する猜疑心はなかなか取れないのです。

    また何れ第(2)波が2016年前後に来ますから、つまり再び世界的な暴落が
    起こりますから、それ見た事かと再び、三重野~白川派が勢い付きます。

    つまり、2018年までは人により、景気回復を信じない人は多々いると予想されます。

  ○ 第2波の心理、2016~2018年。

    ファンダメンタルが弱いことに変化はなく、マスコミの論調も全て弱気。
    ジグザグ型のような急落パターンが生じやすく、しかし第1波の底を下回ることはない。

  ○ 第3波の特徴。強力な波で、強気相場入りが誰の目にも明らかとなり、もっとも長い期間
    上昇する。弱気筋の踏み上げ(信用売りの買戻し)も合わさることで売買高も急激に
    膨らむ。第3波では市場のほとんどすべての株が一様に上昇する傾向が強い。

    第(3)波は2018年前後から起こると予想されますので、殆どの人が景気の回復・
    以前のような日本の成長を実感するのは、オリンピックの直前からと予想されます


● 恵まれない環境の企業にいる人達の好景気の実感は、当分来ない事もあり得ます。

   例えば、戦後の繁栄の中でも、取り残された石炭産業は毎日ストで荒れましたが、
   それでも日本は世界の第二の経済大国になったのです。
   
   今回も同じでしょう。時代に合う企業は繁栄し、取り残された産業の雇用者は
   失業の憂き目にあいます。何時でも時代は栄枯盛衰なのです。

   一部の産業や貴方の企業が崩壊しても、日本経済は進むのです。

   

  



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日経225の2018年までの予測

2013年11月20日 06時36分13秒 | 金融・経済

● 株価の予想。今後に起こりうる出来事で、重要と思われるものは

① 消費税増税 ② 日米量的緩和中止 ③ 米の大統領選挙 等があり得ます。

勿論その他の突発事件は沢山起こりえますが、今回重要と思われるのは、日銀の量的緩和です。
今回の最後の先進国の相場を上げるのはやはり日本のお金と考えられます。
米が量的緩和の縮小を止めたのは、未だ欧米の金融機関がリハビリ中
であり、又日本の金融緩和を期待しての事と思われます。

従って日銀の量的緩和の中止が注目の的に成りますが、黒田総裁が最低2年は緩和を続けると
言った事を真に受ければ、緩和中止後に第(3)波が暴落すると予測されます。
その後に最後の第(5)波が米大統領選挙の前後まで続くことが想像されます。

次回の選挙は、2期8年のオバマの政策が不十分だったことが国民の失望を買い、
政権は共和党に移る事が想像されます。これを嫌がると言うポーズで
市場の暴落が起こると予想されます。

又前回の小泉総理の退陣時2006年に量的緩和を中止し、その略1年3ケ月後、2007年の
7月に調整が起こった事を考えれば、2015年3月に日銀の量的緩和中止後、2016年の
後半に暴落が想像できます。これが米の大統領前後に起こる世界的な
暴落と予想できます。

あくまで想像のイメージですので、細かい数字は参考にしない方が良いでしょう。
問題なのは今後も当分は先進国の株は上がると言う事です。既に6月の予測で
米のダウは17000ドルを超すで有ろうと書きましたが、16000㌦を
越した現在、その予想は生きています。


● 日本で今後ハイパーインフレが起こる可能性は、限りなくゼロです。

 ハイパーインフレが起こる前には、インフレが起こり、それが酷くなり、それからハイパー
 インフレが起こります。従ってデフレは回復せずに黒田総裁の政策は失敗すると言う
 経済学者が、黒田総裁の政策はデフレからの脱却は出来ず’と非難しておきながら
 一方、ハイパーインフレが起こる心配をするのは、論理の完全な矛盾です。

 2%のリフレに成れば、緩和を中止する又は調整すると言っているのですから、ハイパーには
 成り様が有りません。インフレ対策は過去にも経験が有りますから、又過去の日銀の
 得意とする政策ーデフレなのにインフレ対策をした程ーですから問題はないでしょう。

 又2%のリフレになる時期は未定ですので、これが日銀の量的緩和を中止する時期の
 不確定要素に成りますが・・・。

 生産力のない国が紙のお札を沢山刷れば、ハイパーインフレを起こしますが、生産力のある国が
 お札を刷ってもハイパーには成りません。日本で戦後ハイパーになったのは、戦争で壊滅的な
 生産設備のダメージを受けた上にお札を沢山刷ったからです。それでも数年で混乱は
 収まっています。世界一の生産能力を持つ日本では今後は起こりません。

 但し絶対が無いように、可能性は一つ残っています。これは第二次大戦の様に壊滅的な
 ダメージを受けた場合です。USAや露が日本を攻撃する理由は有りませんから、
 犯人に成りうるのは中国です。それも核兵器で日本の産業を壊滅させる場合です。
 その意味でも、日本の安全上、中国をこれ以上成長させてはいけないのです。
             
 日本の経済に関しては、上記の本が上手く説明していますので、参考にして下さい。
 さすが理系の本です。ただし金融政策と財政政策の重点の置き方が私とは異なります。
 
 強いインフレに成れば、財産を持っている人は、ある意味得をします。少なくとも
 預金の目減りのような損は有りません。しかし損をしないとの事であり、積極的に
 資産が増える訳では有りません。つまりインフレが酷くなった為に家が二つに
 増えることは有りません。むしろ失業や金利の心配が普通でしょう。

 あくまでも資産が増えるのは、資産運用が成功した場合です。戦後の円切り下げで損をした人は、
 切り下げまで資産を紙幣でもっていた人たちです。あっという間に預金が1/100に
 なったわけですから。その直前に実物資産に替えた人は得をしています。



 



 

 
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共産主義人民解放軍・武人からの宣戦布告

2013年11月03日 21時30分49秒 | 戦争
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000029-xinhua-cn

人民解放軍少将が日本に警告、「中国は『先礼後兵』。
日本にはもう十分に礼を尽くした」―中国メディア
                 XINHUA.JP 11月1日(金)23時25分配信

中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は1日、日本の最近の釣魚島(日本名:尖閣諸島)に関する言論について、中国戦略文化促進会の羅援・常務副会長(少将)が「中国は『先礼後兵』(先に礼を尽くし、それでもダメなら兵を送る)。日本にはもう十分に礼を尽くした」との見方を示していると報じた。

安倍晋三首相は先日の自衛隊観閲式で、中国の釣魚島(尖閣諸島)周辺における活動の活発化を念頭に、「力による現状変更は許さないとの確固たる国家意志を示す」と述べた。その後、マスコミの取材に対し、「日本は復興後、アジアでさらに強いリーダーシップを発揮し、中国と対抗したい」とも語った。

こうした発言に対し、中国国防部の楊宇軍報道官は「黒白を転倒した身の程知らずの発言」と痛烈に批判した。これを受け、羅少将は「日本は中国の自制を弱腰ととらえない方がいい」と指摘。「中国は一貫して『先礼後兵』を貫いている。警告すべきはすべて警告した。日本にはもう十分に礼を尽くしたといえる。それでも日本が勝手な行動を続けるなら、どんな結果も日本が負担すべきだ。中国人民解放軍は言ったことを必ず守る」と警告した・・・・・・。

 
 これはどう見ても宣戦布告である。これを単なる脅しと見るなら、平和ボケも此処に極めり
と言う事でしょう。問題は何時言った事を実行するかであるが、前回も書いたように
先ず戦わずして成果を上げるのが、孫子の兵法の第一ですから、当分は脅しだけ
でしょう。多分前回の民主党政権での成功が忘れられないでしょう。

 地震の発生理論の世界的な学者・木村政昭琉大教授の説によれば、増えてきた小規模の地震が
激減した後に、強い地震が起こる事を見てきました。それも三度目に起こる事も見てきました。
これは地震もエリオット波動に従う事を意味します。

 現在警告が頻繁に有る事は、逆に言えば今は侵攻が無い事を意味します。三度目の警告の後に
警告が静かになり、中国海軍の動きが慌ただしくなった時が、正に本格的侵攻の時でしょう。
今回を1度目とすれば、前回も書いたように、2045年前後、戦後100年目で
USAの資本主義崩壊の過程の時が2度目と予測しました。

 この2度目の時は私の予想では、むしろ韓国に共産革命が起こり、北に統一されるのでは
無いかと予想されます。米軍のいない日本に対して恫喝が激しくなる時です。しかし
韓国と北朝鮮の統一に忙しく、多分本格的侵攻はないでしょう。

 問題はその後の3度めと思われる時です。朝鮮半島を支配下に置いた共産中国にとって
最早怖いものはないのです。勿論沖縄には米軍はいないと言う前提です。朝鮮半島が
落ち着いてからが、本当の尖閣侵攻と思われます。又は第二の沖縄戦か。

 これは過去の歴史を参考にすれば、朝鮮を支配下に置いて、彼の軍隊を先兵として始まった
元寇に例えられます。1274年に始まった元寇の現代版は、+810年で≒2084年と出ます。

 1274年に始まった元寇は、日本の国力を疲弊させて、1333年の鎌倉幕府の崩壊に繋がったと
言う説もあります。これを今のUSAに例えれば、2001年にイスラムからの攻撃が有ったとして
中東侵略し疲弊していく米国に比せられます。米は2046年に資本主義崩壊、日本は
2138年に崩壊が予想されます。両国は少し事情は異なりますが、やはり270年の
一時代の崩壊の前には、国を疲弊させる戦争が予想できると言う事です。

 今回も朝鮮軍を先兵として攻めてくるものと思われます。今の韓国は日本を仮想敵国として
兵器を装備していると言われます。つまり、北と戦う軍隊ではなく、日本と戦える軍隊を
目指していると言う事です。これは専門家の意見です。彼らの仮想敵国は日本なのです。

 従って共産革命で韓国を取り込んだ中国は、彼らの恨を利用して日本攻撃をするのが
予想できます。反日の恨みで凝り固まった韓国をけしかけるのは、中国にとっては
良い作戦と思われます。今の韓国を見て分かるように、後1000年は恨み許さず
と云っているのですから、その方向性は自ずと明確です。

 この様に人民解放軍がヤクザの言葉使いの様に宣戦布告する状況を見ても分かるように、
中国の本当の支配者は軍であり、又性格は武人≒ヤクザと言う事が解ると思います。
市場経済に関与すれば、資本主義国に成り民主主義国に成ると言う妄想も
中国が今後打ち消してくれるでしょう。

① 平和ボケからの目覚め”のみでなく、
② 時代が進めば民主主義になると言う妄想”からの目覚めが必要なのが今の日本なのです。
③ 共産主義は資本主義との戦いに負けて、その歴史的役割は終わった”と言う妄想からも
  目覚めなくてはいけません。共産主義の歴史的位置付けの分析が最も必要なのは正に今です。

 長い歴史から見れば、ロシア革命に始まる共産主義運動は、ソ連の崩壊でスーパーサイクル第(Ⅰ)
波が崩壊しましたが、第(Ⅲ)の巨大な波は、肝心の英米仏でその花が咲くことに成るのです。
マルクスも云ったでは有りませんか、高度な資本主義国が最後は金融帝国となり、
人民に嫌われて、自ら崩壊して共産主義がやってくると。

 これが巨大な第(Ⅲ)波の意味です。ローマクラブの言う人類には間引きが必要かも?”と
言う発想を待つまでもなく、810年の波動の崩壊は、大いに自ら人類の数を調整するので、
地球環境が酷くなるほど人類が増えることを心配する必要はないでしょう。

 内乱虐殺・戦争ほど、環境破壊と人類の調整をするものはないでしょうから。又、
CO2排泄等と下らんことを云わず、足元の放射能汚染を心配するのが最も大切でしょう。


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Triangle の再延長 の可能性 ー追記

2013年11月03日 20時42分33秒 | 金融・経済


 上記の原油の今回の調整は、再延長で長引いています。つまり13波を形成しています。
5月末からの調整が6月間に渡るのは、お金の移動から言えばキレが良いので、
むしろ可能性は高いと思われます。11月の末はファンドの解約の期限です
から、その後に解約しない人の資金を市場につぎ込みますから、11月末
から12月始めが、ファンドの資金がどっと入る可能性がありますから、
可能性としては11月の末まで調整が長引くのが高いと思います。

 調整が9波でも13波でもいずれも小さな減衰波動ですから、中長期に投資する人は
何れかの波の底辺で購入して待つのは、合理的な行動と思います。長期展望では
この減衰調整=Triangle から暴落は予想されませんから、最後の第5波
形成の大きな波に乗れると思われます。

 調整期間としては6か月(5月末~11月末)と言うのは、波のキレの美しさを作りますが、
自然は1/fの揺らぎが有りますから、細かい予測は困難を想定させます。従って日々の
情報が多い人は波の細かさに対応できるでしょうが、私のやり方では、細かい予測は
困難が伴いますので、むしろ市井の経験者の方が当たる可能性が高いと思います。

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米中為替戦争?OR 世界通貨戦争?

2013年11月02日 17時40分22秒 | 戦争
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/chn13110211090002-n1.htm
  米中通貨戦争、敗者は中国
               2013.11.2 11:08 (1/3ページ)[中国]
 米中が通貨戦争で火花を散らしている。人民元切り上げを拒む中国に対して米国がドルの大量増刷で元高誘導を仕掛ける一方、中国は「脱米国化」を唱えて戦後のドル基軸通貨体制を崩そうとの動きを強めている。両国の攻防は先鋭化の一途だが、敗者は中国となるだろう。中国の2008年秋からの異常なまでの公共事業拡大と、米国の量的金融緩和政策(QE)で流入した巨額のドル資金がバブル経済を破裂寸前にまで追い込んでいるからだ。来年から本格化する量的緩和の縮小がその口火を切る可能性が高まっている。

 「米国は超大国の地位を乱用して世界を混乱させている。他国の命運をこの偽善国家に委ねる時代を終わらせ、新世界秩序を築くために『脱米国化』を進め、ドルに代わる新たな基軸通貨を設けるべき時だ」

 米議会が連邦債務上限引き上げ問題で紛糾していた10月半ば、中国国営通信社、新華社はこんな要旨の英文論評を世界に発信した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



 前回のブログで、通貨垂れ流しを機関銃による新しい戦争に例えましたが、実際剣を使うよりも
機関銃は簡単に効果が出ます。実際戦争は不景気に起きている事は過去の歴史から見てきました。
今は不景気の戦争の時代ですので、基本的には経済は良く成らないのは歴史が示しています。
傷つけば、一定程度の治癒期間+リハビリ期間が有るようなものです。

 しかし、日本に関しては1990年から不景気に入った事から分かるように,少しずれています。
その分不景気が長引いたのですが、今回の黒田総裁の政策変更により、景気は好景気の軌道
に乗ったと思われます。勿論世界に先駆けてです。これは歴史的には高橋是清の政策に見られます。

 但し歴史を見ても分かるように、常に景気は波を作っています。又大きな波は2029年からの
世界的な810年の波動の崩壊を予想しましたし、それに合わせての日本の波動も2029からは
減退すると思われます。インフレは今後くる波ですが、この波と景気の波は波の長さが
異なる事は今までの分析から見てきました。

 具体的には景気の基本サイクルは平均30年前後(好景気≒15年、不景気≒15年)ですが、
金利の波動は過去の資料からその倍の波である事は見てきました。つまり60年前後の
コンドラチェフサイクルが金利≒インフレの波に見られます。

 つまり、インフレの波≒金利の変動は2つの景気サイクルを含むのです。つまり好景気と
不景気のサイクルを2つ含むのです。スタグフレーションとは、不景気にインフレ≒高金利が
重なるときに起こります。今が不景気ですから今インフレが酷くなれば
スタグフレーションと言う事です。

 現実には金利は史上初の低金利を示していますから、スタグフレーションでは有りません。
今後は金利≒インフレは徐々に上がると予想されますが、景気の回復軌道に入りましたから
当分はスタグフレーションには成らないでしょう。

 問題はその後です。2029年までは好景気が続くと予想しましたが、2029年の世界的株価の
崩壊から2046までは不景気と予想しました。つまり金利の波動は長いのでその間も
高金利の上昇は続くと予想される事です。つまり2046年前後までは高金利≒
インフレは続くと予想されます。

 つまりこの2029~2046年がスタグフレーションと予想されることです。これは米国との
比較で云えば、1929年からの世界大恐慌以上の酷さと予測しました。更に1966~1982年
も米国はスタグフレーション呈しましたが、これは戦時の債務の増加に朝鮮戦争
ベトナム戦争と続き、更に日独に追い上げれられての、米の苦悩の時です。

 これをどうにか乗り切ったのが1971年のニクソンショック以来の米の経済戦略の転換
である事は、毎度書いてきました。これらを総合すると、2029年までは比較的好景気を
謳歌出来ますが、2029年からは世界大恐慌にインフレが重なり世界的な大戦争に
成ると予想できます。経済的にも軍事的にも今の何十倍もの緊張が想像されます。

 従って相対的に今後は2029年までは、平和な時期が続くでしょう。問題はその後です、
単なるスタグフレーションに留まらずに、世界の崩壊=前回の恐慌の2段階上の
大崩壊が予想されます。その頃に振り返ってみれば、2029年までのインフレは
相対的に穏やかなインフレだったと気づくと思われます。

 予測から云えることは、2029年までに危機対策を立てる事をお勧めします。杞憂であれば
良いのですが。その参考にする時代は、書いたように、前回の世界恐慌X2です。

 上記の始めの記事から分かるように、世界は既に為替戦争と言う名の戦争を戦っているのです。
軍事的な戦争は主に中東に限定されていますが・・。今回はサイクル級の崩壊ですので、
今の米中為替戦争や黒田バズーカの参加は、まだ序章であったと言う事が、
2029年以降の崩壊時に振り返って分かるでしょう。

 又日本全体としてGDPが増え景気が良くなっても、以前にも書いたように企業の栄枯盛衰が
有りますから、金融関係にお金が多く流れ、他の職種は以前の花形石炭産業が
崩壊したように、常に企業の栄枯盛衰の波に曝されるでしょう。


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国際政治や中韓の戦略に無知か又は無能なアーミテージ

2013年11月01日 09時33分54秒 | 戦争
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000007-mai-bus_all
        アーミテージ慰安婦問題で日本に横やり


● 己の無能さを晒した元日本ハンドラー。

 中韓と言う国の戦略や日本の歴史や問題の本質を全く理解していないようである。
あのでかい図体なら、総身に血が回らなくても仕方ないが、戦略や政治のプロでない
軍人の限界であろうが、あまりにも酷い認識である。


● 武人の国・共産主義の国の本質。

 武人とは、弱い相手には強気に出るのがその本性です。これが力の信奉と言う事です。
その意味では典型的なアーミテージさんです。つまりまだ日本が終戦直後の無力な
状態に置かれた国と認識しているのでしょう。云えば自分のポチと認識して
いるのでしょう。彼も時代の変化が読めないようです。


● 恩を仇で返す国。

 手取り足取り援助して、ある面では日本以上に繁栄させた結果が現在の中韓である事が
分かっていないようです。例えれば、力の信奉者の典型であるヤクザは、相手の欠点に
食らいついたら、相手を支配するか、弱らせるか、又は死ぬまで離さないのが特徴です。

 中韓は彼ら自身が国是として反日を掲げ、1000年経っても許さず仕返しをすると
言っているのですから、正にこれが彼らの戦略なのです。その為には針小棒大
有ることない事を言い立てて、相手が屈するのを期待しているのです。


● 孫子の兵法を実践する国。

 戦わずに勝つのが、最も良い戦略であるのは、多分孫子の兵法でもあるのでしょう。
安倍さんが登場してから、逆に彼らの焦りが見られるのであり、現実は反撃しないのは
苛められっこに見られるように、最後まで叩かれるのです。ましてや国際政治は
有るのは国益のみですから、この観点から云えば、米国の利益の為に日本が
犠牲に成る事を、あの政権は未だに中韓を理解できずに、求めているのでしょう。


● 貧すれば鈍する。

 米国で慰安婦像を建てさせると言う国家ですから、時代の変遷や物事の本質が分か
っていない事を暴露したようなものです。言い換えれば、米国は滅びの過程の
混乱で、今の政権は、何も見えなくなっているようです。

 これがカタストフィーの怖さです。2029年から始まる英米仏のカタストロフィー
・歴史の断絶で正に日本に助けを求める自身の姿が分からないようです。
今でさえも日本の技術やお金の融通なしに国家が回らないのに、
日本の援助なしに基地も維持できないのに、全く態度だけは
何時でもでかいのは醜いものです。

● 偉大なるパートナー。米下院軍事委員会のマッキーオン委員長(共和党)曰く。

 とうとう、アメリカが最近日本を持ち上げ、偉大なるパートナーと表現しました。
 次の言葉は?    勿論偉大なる御・・様でしょう。


● ゲームの世界のフラクタル。

 コンピューターゲームの世界でも、生き残って繁栄するのは、常識的な存在だけです。
つまり、相手が握手を求めれば握手をし、相手が裏切ったり攻撃すれば、強力に
反撃する常識的な者が最後は繁栄するのです。

 そうでない者、つまり何時でも相手を攻撃する者や、いつでも膝を屈する者は最後は
繁栄から残されます。又は滅びます。何時でも常識・中庸が良いのです。
所詮サド・マゾは少数派なのです。


● 聖書には彼らの滅びの時が書いてあると云われます。

 何処かの国の様に、ソドムとゴモラがトップの政策の興味の対象となったりする時が、
正に歴史の断絶の序章なのです。私ではなく、聖書の中の神が罰するのです。
何処の国がソドムとゴモラの町だって? ご想像に任せます。


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