臨床ニュース
進行腎細胞癌で腎摘不要に【ASCO2018】
m3.com編集部2018年6月7日 (木)配信 腎・泌尿器疾患癌その他
進行(転移性)腎細胞癌患者の多くで、腎摘除術を施行しなくても生存期間に影響しないことが、欧州での前向きのランダム化第III相非劣性試験「CARMENA」で明らかになった。仏デカルト大学泌尿器科のArnaud Mejean氏が、米国臨床腫瘍学会年次集会(ASCO 2018、6月1-5日、米シカゴ)で報告した。
腎摘+スニチニブ vs. スニチニブ単独
腎細胞癌は、初診時に既に転移癌で発見されることが多く、世界的にみても患者の約20%ともいわれている。これらの患者に対する標準治療は、腎摘除術と術後の抗癌薬を用いた全身治療であるが、10年ほど前から標的治療が開発され、転移性腎細胞癌に対して分子標的薬が用いられるようになってきている。今回の臨床試験は、こうした標的治療と腎摘除術を直接比較することにより、腎摘除術が生存(期間)に寄与しているかどうかを検討することを目的に、フランス、英国、ノルウェーの3カ国79施設450人を対象に行われた。
試験では、対象患者をA群(標準治療:腎摘除術+分子標的薬スニチニブ3-6週投与)226例、B群(スニチニブ単独投与)224例に割り付けた。主要評価項目は全生存期間(OS)、副次評価項目は無増悪生存期間(PFS)、腫瘍縮小効果、臨床的効果、安全性とした。
50.9カ月(中央値)にわたって追跡した結果、OS中央値はA群(13.9カ月)に比べてB群(18.4カ月)の方が長かった。また奏効率(腫瘍縮小効果)もB群において同様に高く(27.4% vs.29.1%)、さらにPFS(中央値)もB群の方が長かった(7.2カ月 vs. 8.3カ月)。
報告者のMejean氏は「スニチニブ単独投与は標準治療である腎摘除術と比較して非劣性であることが示された。このことから、転移腎細胞癌の治療において腎摘除術はもはやこれまで考えていたように必ずしも必要ではないことが分かった」としている。ただし、今回の試験は治療群間での優位性を比較したものではないため、今回の結果のみでスニチニブ単独投与の方が標準治療に比べて治療効果が優れているとは結論できない、と付け加えている。
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むしろ放置したよりも、寿命が縮むという事を証明しています。
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● 西洋医学自体が自らの過ちを認めているのが、上記のニュースといえます。
正に西洋医学の内部崩壊とはこのようなものなのでしょう。
● 前回は、食の崩壊から始まる西洋医学の大崩壊、ひいては西洋文明の大崩壊を
書きました。癌治療さえも、現代医療はいい加減なのです。
この場合は、西洋医学を信じる者は早死にするのです。
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そろそろ代替医療の登場と、それが西洋医学に取って代わる時期が
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近藤誠氏も既に過去の人となったのです。
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タウリンとビタミンDとEPA/DHAの投与で素晴らしい癌管理が出来るでしょう。
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救われると云えます。勿論予防にも最高なサプリ治療法です。