歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

隠密忍者部隊は日本のお手の物・頑張れ・頑張れ東京ドローンパ

2015年05月29日 19時37分19秒 | 戦争

★ http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/05/post-3665.php


ロシアで世界最先端の「ドローン軍」誕生?
       Russia to Build Drone Army in Next Decade

   軍産共同体の結成で、数百種に及ぶ国産無人機の統合が始まる

       2015年5月29日(金)11時48分  ダミアン・シャルコフ

近代化計画 メドベージェフ(中央)の大統領当時からドローン開発は進む Ria Novosti-REUTERS



 ロシア軍は今後10年で、ロシア生まれの強力な戦力を手にすることになる。大量投入されるのは、数百機に及ぶ国産ドローン(無人機)だ。国営ロシアン・テクノロジーズ(ロステック)をはじめとした複数の軍需企業が、「ロシア初の包括的・組織的国産ドローン開発計画」で政府と合意したと、国営イタル・タス通信が伝えている。

 ロステックは既に昨年、爆撃機能を持つ水陸両用のドローン「チロック」を発表。一方でロシア軍は、小型の監視用ドローンの運用試験を進めていた。ロステックによれば、2016〜25年にかけ、「数百種に及ぶさまざまな性能、用途の国産ドローン」を統合する計画が進められる。製造関係者によれば、これらの大多数は短距離用だが、今後は「積載用兵器の開発が促進されるだろう」という。

  2020年までに数百機の精鋭部隊を

 計画に携わる兵器企業の取締役ウラジーミル・ウェルバによれば、ドローン積載用の兵器やドローン用エンジンなどのパーツもすべて国産で開発を進めているという。軽量、全天候型の素材や、追跡を難しくするための低騒音モーターなどの製造も進められている。

 この動きは、ロシア軍の近代化計画の一環。政府は20年までに、軍備を大幅に刷新する改革を推し進めている。数百機のドローン部隊が登場することになれば、ロシア軍は一気に世界最先端の軍隊に躍り出るかもしれない。

[2015年6月 2日号掲載]

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● 日本の江戸時代は、隠密忍者を使いました。近代の君主時代≒知恵者の時代は
  ドローンを使って情報を収集しようという事なのでしょう。あの広いロシアは
  秩序と安定のためには、ドローンが必要と言う事なのでしょう。

● しかし、隠密行動は日本の忍者も負けてはいません。頑張れ・頑張れ・日本のドロンパ。




  





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武人時代は民主主義精神は砂上の楼閣・同じ穴の狢・スーチー

2015年05月29日 18時50分34秒 | 武人の時代

★ http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/05/post-3667_1.php


ミャンマー

存在さえ否定されたロヒンギャの迫害をスー・チーはなぜ黙って見ているのか

          Why Aung San Suu Kyi is Unlikely to Help Rohingya Muslims

民主化運動のシンボル、スー・チーにさえ顧みられない少数民族の絶望

          2015年5月29日(金)15時14分  ローラ・モフタ

迫害の末に 船でインドネシアにたどり着いたロヒンギャの母子。手に持っているのは識別番号 Beawiharta-REUTERS


ミャンマーのイスラム教少数民族ロヒンギャの数千人が木造船などで漂流しているのが見つかった問題で、民主化運動の指導者でノーベル平和賞も受賞したアウン・サン・スー・チーへの批判が高まっている。

 ミャンマー政府は、この少数民族を「ロヒンギャ」と呼ぶことすら拒否し、「ベンガル人」と呼んでいる。ロヒンギャは何世代も前からミャンマーに暮らしているのだが、バングラデシュからの移民とみなす世論を是認している。結果としてロヒンギャの市民権は否定され、130万人が無国籍状態のままだ。

 こうした社会的差別に加えて、移住や雇用を厳しく制限したり、世帯で2人までしか子供を認めないという差別的な法律を適用している。

 国民の大多数が仏教徒のミャンマーでは、ロヒンギャへの敵意が高まり、襲撃事件も増加している。今週、最大都市のヤンゴンでは、ロヒンギャを「架空の民族」と呼び、漂流難民の国外追放を求める集会が開かれた。

 世界の人権活動家は、軍事政権に対抗して民主化運動のシンボルとなったスー・チーが、自らの影響力を使って暴力や迫害に反対できるのではないかと期待していた。しかしスー・チーは、こうした期待に応えてロヒンギャへの支持を表明することは避けている。

「誰かを非難しないから、と私を批判する人たちがいるが、彼らはそれがどんな事態を引き起こすかわかっているのだろうか」と、スー・チーは今年4月にカナダの新聞「グローブ・アンド・メール」のインタビューに語った。「倫理的な高みに立って正論を振りかざすだけでは、少々無責任だ」

世界の人権活動家を失望させた政治的判断

 今年末にも実施される大統領選への出馬も期待されるスー・チーは、慎重な姿勢を崩していない。おそらくはロヒンギャを擁護することで、自分と自分が率いる政党「国民民主連盟」が強烈な反発を食らうことを恐れている。

 またミャンマーでは、2011年に文民政権に移行して以降も軍部が強大な権力を握っていることから、スー・チーは軍部を刺激することにも慎重になっている。

 だがこうした政治的思惑など、少数民族の迫害に比べれば些細な問題だと、人権活動家は訴える。「虐殺に対して沈黙するのは共犯と同じ。スー・チーも同じだ」と、ロンドン大学の法学教授ペニー・グリーンは英インデペンデント紙への寄稿の中で述べている。

「スー・チーがロヒンギャの迫害に抗議すれば、おそらく多数派の仏教徒の票を失うのは事実だ。しかし、そうならないかもしれない」と、グリーンは言う。「スー・チーはかつてとてつもなく大きな倫理的、政治的影響力を持っていた。ミャンマーの世論を支配する下劣な人種差別と反イスラム主義に対抗する機会はあったはずだ」


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● 私のブログでも、彼女の偽善さを暴いてきましたが、まさに世界に暴露されたと
  いう事なのでしょう。偽善さには必ず暴露する出来事や時期が来るものです。

● 以前は、彼女は単に彼女の旦那と子供の母国である、旧宗主国の英国の走狗であると
  書きました。正にミャンマー武人時代の、英国の利益を代表する一人の
  勢力≒戦国武将でしかないのです。

● その利益の為には、少数派の利益擁護などは論外なのです。あくまでも母国英国の
  利益を追求するのが目標ですから、少数民族などは抹消しても構わないのです。
  これが武人時代なのです。

● この様に武人時代は、すきを見せると寝首をかかれますから、武人はつらいものです。
  ”殿 天下取りの為には、少数民族の事はこの際、無視をお願いします。
  我々一族の政治的利益がかかっているのです


● 世界戦国時代は、2046年から本格化すると思われます。豪も英国と同様ですから、この際
  英国の尻拭いを豪州に肩代わりさせたらどうでしょうか?インドネシアも豪には
  少なからぬ因縁があるはずです。

● 先に武人化した南アジアの国々は、今から武人時代の到来で大混乱となる豪州のスキを
  ついて豪の北を占拠できるはずです
。南アジアの貧しい難民に武器を持たせて、
  豪の北の海岸に送るのです。

● そうすれば、過去のアジア人の虐殺・植民地化の責任を取らせることが出来るし、何よりも
  人口の少ない豪州は、アジア人の移民先としては最高です。1620年ぶりに起こる
  西から東への繁栄の大移動≒文明の大移動はそれを物語っているのです。

● 南アジアの貧しい民よ、イザ行かん、新天地豪州を目指して。これこそ神が用意してくれた、
  アジアの為の新天地・新大陸大移動なのです

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日本を貶めて・中韓を助けたい大前さん・原発の専門家に戻ったら?

2015年05月29日 10時11分37秒 | 戦争

★ http://news.livedoor.com/article/detail/10164842/


アベノミクス第1の矢は足元から崩壊しつつあると大前研一氏   2015年5月28日 16時0分
                NEWSポストセブン

 安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁の考え方が大きくずれはじめ、日本国債は暴落の危機をむかえつつある。大前研一氏は、そもそも日本経済を良くするはずのアベノミクスは、「3本の矢」で知られるが、「第1の矢」(大胆な金融緩和政策)から役に立たないものだった、と現状に至る政権の無策について指摘する。

 * * *
 いよいよ日本銀行の“尻”に火がついた。デフレ脱却を目指して2013年春に掲げた物価上昇率2%のインフレ目標達成時期を、当初の「2015年度を中心とする期間」から「2016年度前半頃」まで1年半も先送りしたのである。

 黒田東彦・日銀総裁は、原油安の影響などを除けば「(2年で2%の物価上昇率を目指す)コミットメント(約束)通りになっている」と述べ、「景気回復で企業業績が改善し、賃金の上昇を伴って物価が緩やかに上昇する基調は変わらない」と強弁した。しかし、私に言わせれば、それらは言い訳にすぎず、「2年で2%上昇」の約束は守られなかったと判断せざるを得ない

 実際、黒田総裁は焦りを隠せなくなっている。たとえば、このほどマスコミに報じられた、2月の経済財政諮問会議で黒田総裁が安倍晋三首相に財政再建をめぐって直言した際のオフレコのやりとりだ(以下、黒田総裁と安倍首相の発言部分は日本経済新聞4月15日付記事より引用)。

 それによると、黒田総裁は「ここからはセンシティブな話なので、外に出ないように議事録から外してもらいたい」と切り出し、昨年11月に消費税増税の先送りを決めた後、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の格付けを「Aa3」から「A1」に1段階引き下げて中国や韓国よりも低くしたことから、国際的な銀行の資本規制では「外国の国債については、その格付けに応じて資本を積まなければならない。

 格付けが下がると、どうしても外国の国債を持たなくなる。現に欧州の一部の銀行がそのように動いた」と指摘。この動きが日本の銀行などにも拡大すれば、日本国債暴落のリスクが高まるとして、財政再建に本腰で取り組むべきだと訴えた。

 これに安倍首相は色をなし、「格付け会社にしっかりと働きかけることが重要ではないか。グロス(政府の1000兆円以上の債務総額)で見ると確かに大きいのだが、ネット(政府の債務から資産を差し引いた純債務)で見ると他国とあまり変わらないという説明などをしなければならない」と応じたという。

 ともにアベノミクスを支えてきた黒田総裁と安倍首相の考え方が完全に乖離(かいり)し、2人の間に大きな亀裂が入ったわけだが、この議論は100%黒田総裁のほうが正しいと思う。格付け会社に働きかけろ、という安倍首相の反論は実に幼稚である。

 実際、ムーディーズに続いて今年4月27日にはフィッチ・レーティングスも日本国債の格付けを「Aプラス」から「A」に1段階引き下げた。「A」はイスラエルやマルタと同じで、中国やチリよりも1段階下である。フィッチは、安倍政権が消費税率引き上げ延期を決めておきながら、2015年度予算でそれを補う財政再建策を講じなかったことを理由に挙げている。

 いずれにしても、世界は日本国債の保有リスクが確実に高まっていると見ているのである。

 私がこれまで何度も警告してきたように、日本国債が暴落したら、それを腹一杯食べてフォアグラ状態になっている日銀が一番危ない。つまり、日本経済を良くするはずのアベノミクスは、年80兆円ペースで国債保有残高を増やす異次元金融緩和という「第1の矢」の足元から崩壊しつつあるのだ。

※週刊ポスト2015年6月5日号

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● 焼きが回ってきた大前さん。現実は中韓の相対的景気悪化と日本の景気の回復は
  連動しているのは見られます
。一石二鳥の金融緩和を完全に否定し、
  安倍政権のやり方をはじめから完全否定しているのは、
  其処らの反日左翼などとほとんど変わりません。

● 経済に口出すには、全く不適切な人と言えましょう。2年でインフレ目標が達成できないから
  失敗だとか、100%正しいとか、幼稚とかの感情的表現を使いながらの国家の
  最高責任者を罵倒するその態度は、首相個人の非難に名を借りながら、
  意図的に日本経済貶めの先鋒を担いでいるように見えます


● まるで東京都知事選で負けたを、日本を貶めて晴らしているようにも見えます。

● そもそも経済学は、はっきり言って学問としては、対立する説が多すぎて、不確定要素の多い
  世界です。言えば発展途上の学問と言えましょう。だから色々な説が飛び交い、
  対立があるのです。つまり、どこの国の又はどの階層の利益を代表するかで
  その見解は著しく異なるのです


● どこの立場に立つのかを言わずに、ただ単に問題点を論い、解決策や代案を出さずに、
  感情的な言葉で相手を罵倒否定して、あたかも自分が最も優れていると
  云わんばかりの態度は、全く犬も食わぬ傲慢な態度です


● 学問的でない、その武人的態度は、日本と言う資本主義の真っただ中にある国では
  全く通用しません。

● そもそもほぼ100%科学に頼るロケットの打ち上げでも、打ち上げた後は予想外の事が
  起こりますから、軌道などを修正しながら、ロケットを目標に到達させるのです。
  昔の大砲なら、初めの軌道設定が間違っていれば、敵の戦艦には当たりません。

● これがニュートン力学の欠点です。しかしそれでは高度な科学的成果を残すことは
  出来ません。ニュートン力学を超えたものが必要なのです。それが科学の進歩と
  宇宙旅行をもたらしたのです。

● ましてや不確実性の要素が多く、その学問としての経済学が不十分な世界で、初期の設定
  ≒政策がまずいからと、すべてを否定するのは、知識人としては失格であり、
  彼の意見に従えば、歴史上の出来事や失敗などはすべて時の支配者の
  責任と言う事になります


● そのうち地球温暖化や、天候の悪化による農作物の不作も、すべて時の為政者の責任と
  云いかねない態度です。科学的態度とは、問題が起これば現実を出来るだけ
  正確に認識して、それに合わせて軌道修正するのが正しい態度です


● 100%正しいとか、首相は幼稚とかの一見まともな言葉を連発して自分が正しいかのような
  事をいう人間こそ全く信用できないものです。お隣の国の様に、誤った
  教育で、誤った歴史認識で、誤った感情を持つ国民と似ています


● そのような非経済学的態度は、そのうちにブーメランとなって彼に襲いかかるでしょう。
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米の崩壊まで臥薪嘗胆・明日は日が高く昇る・硬軟使い分ける中共・露骨な罠

2015年05月28日 08時55分39秒 | 時代・歴史

★ http://www.mag2.com/p/news/16469

まるで孔明の罠。習近平が「反日戦略」を方向転換してきたワケ

中国が今度は日本にすりよってきた!? 先日、3000人の日本人訪中団の交流式典で「熱烈歓迎」とも取れる演説を行った習近平国家主席。この「すりより」の意味するものは? 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』著者で国際関係アナリストの北野幸伯さんはここに、中国の「日米分断戦略」の次なる作戦を見て取ったといいます。

中国は、なぜ日本にすりよりはじめた? どうする、日本

2010年9月の尖閣中国漁船衝突事件。

2012年9月の尖閣国有化。

これで、「戦後最悪」になってしまった日中関係。ところが、中国側が、日本に「すりよって」きました。

夕刊フジ5月25日。

「朋(とも)あり遠方より来る、また楽しからずや。3000人余りの日本各界の方々が遠路はるばるいらっしゃり、友好交流大会を開催する運びになった。われわれが大変喜びとするところだ」

習氏は23日夜、北京の人民大会堂で開かれた交流式典に突然姿を見せ、孔子の言葉を引用しながら笑顔であいさつした。

会場では二階氏とも面会し、安倍首相の親書を受け取り、「戦略的互恵関係を進めていけば、日中関係はいい結果になると期待している。安倍首相によろしく伝えてほしい」と語った。

これ、「中国はようやくわかってくれた!これで日中友好は進む!」と考えるのはナイーブすぎます。

個人で考えてみてください。

昨日まで、社内でも社外でもあなたの悪口をいいまくっていた男。彼が、突如豹変し、にっこり微笑んですりよってきたら? 普通は、「なんか裏があるんじゃないか?」と疑うでしょう

そして、疑ってみるべきなのです。

大国の言動は「戦略」にそっている

皆さん、人生に「戦略」ありますか? 「戦略」はなくても、少なくとも「目標」はありますか? その「目標」を達成する「目的」ははっきりしていますか?

ひょっとしたら、あなたには、「目標」も「目的」も「計画」もないかもしれません。しかし、あなたの「会社」には「目標」があるでしょう? その目標を達成するための「計画」もあるでしょう? なかったら、そうとうヤバいですね。

国家だって同じです。

自分の国を「こうしたい」という目標があって、計画をたて、それにむかって前進していく(日本は、しばしば「行き当たりばったり」なので、他国の行動が理解できない)。

では、中国の目標ってなに?

まずは、日本に勝って「アジアの覇権国」になることでしょう。

こちらをごらんください。


習近平主席:太平洋には米中両大国を受け入れる十分な空間 Bloomberg 5月18日(月)10時54分配信

(ブルームバーグ):中国の習近平国家主席は17日、ケリー米国務長官に対し、米中双方は両国の関係に影響しない形で意見の相違を管理する必要があると述べた。

米国は中国による南シナ海への進出について自制を促している。

国営新華社通信などによれば、習国家主席は人民大会堂でケリー国務長官と会談し、両国の関係は「全体的に安定している」と評価。

「両国の新たな関係は初期の成果を得ている」と述べた。

さらに、「広い太平洋は中国と米国の両国を受け入れる十分な空間がある」とも語った。

これって、「中国は太平洋の東半分を支配する。アメリカは西半分を支配するってことでどう?」といっているように感じますね?

歴史をみれば、
•スペインとポルトガルの覇権争い
•スペインとオランダの覇権争い
•オランダとイギリスの覇権争い
•イギリスとフランスの覇権争い
•イギリスとドイツの覇権争い
•アメリカとソ連の覇権争い

など、ナンバー1とナンバー2は常に覇権争いをしてきました。だから、中国だけが例外になって、「覇権争いをしない」と考えるのは、「平和ボケ」なのです。

まず、「アジアの覇権」を奪い、そしてアメリカを蹴落として「世界の覇権を狙う」ということでしょう

アメリカのリベラル派は、「いや、中国はアメリカがつくった世界秩序の中で台頭したいだけ。アメリカの脅威にはならない」といっていた。しかし、「AIIB」を見て、中国は明らかに、「アメリカとは別の世界秩序をつくろうとしている」ことに気がついた。

それで、アメリカのリベラルも、慌ててるのです

中国、最重要戦略は、「日米分断」

では、どうやって、アジアの覇権、ついで世界の覇権を得るのか?

これ、簡単で、まず日本を叩き潰す。

日米を分断し、日本が米国債を買わなくなれば、アメリカをつぶすことも容易になるでしょう。それで、2012年11月、中国はモスクワで、ロシアと韓国に「反日統一戦線構築」を提案した。

毎回書いていますが、その骨子は、
1.中国、ロシア、韓国で、【反日統一戦線】をつくろう!
2.日本には、北方4島、竹島、そして【沖縄】の領有権もない(つまり、沖縄は【中国領】である)
3.【アメリカ】を反日統一戦線に引き込もう

どれもすごいですが、特に3番目は重要です。

この戦略に沿って、中国は、全世界、特にアメリカで大々的に「反日プロパガンダ」を展開してきた。安倍総理訪米前に、アメリカ政府から、「議会演説では中韓にきっちり謝罪しろ!」と圧力がかかるほど、プロパガンダは浸透していた。

ところが、3月に(日本以外の親米国が全部アメリカを裏切った)「AIIB事件」が起こった。これで、アメリカは、「わが国最大の脅威は、ロシアではなく中国である」と理解した。そこに安倍総理がやってきて、「希望の同盟」演説をし、日米関係は非常に良好になった。

これで、「反日プロパガンダ」による「日米分断工作」はいったん挫折したのです。

しかし、「戦略」は不変

いままで、アメリカに日本の悪口をいいつづけることで、日米分断をはかってきた。

それがうまくいかなかったらどうするか? 別の方法を考えればいい。

たとえば、日中関係を改善する。

するとどうなります? 実を言うと、結果は同じ「日米分断」になるのです。

たとえば、鳩山ー小沢政権のとき、日中関係はとてもよかった。それで、日米関係はどうなりました? そう、「戦後最悪」になった。

「日本の悪口を、アメリカにいいつづける」

「日本との関係をよくする」

この2つは全然違うように見えますが、「戦略」からみると、「まったく同じこと」なのです。何が違うかというと、戦略を達成するための【作戦】が違う

では、日本はどうするべきか?

日中関係については最近、アメリカに利用されないよう、「中国を挑発するな」という記事を書きました。 そしたら、今度は中国がすりよってきた。日本はどうすればいいのでしょうか?

これは簡単で、アメリカに、「中国がこんなこといってきましたが、どうしたらいいでしょうか?」ときけばいいのです。

「やはり、北野は『従米主義者だ!!!』」

こんな意見も出ることでしょう。

しかし、私たちの目標は、あくまで「アメリカを中心とする中国包囲網の形成」でしょう? 日本としては、アメリカに利用されて、「日本 対 中国」の対立構造になりたくない。

そのためには、「いつもアメリカが主人公」でいてもらったほうがいいのです。これは日本が主体的に、「アメリカを主人公にする」のですから、まったく「従米」ではありません。

日米関係をさらに「盤石」にするために

それに、日米関係は、AIIB事件と安倍総理の米議会演説でよくなったとはいえ、「強固」「盤石」というには、ほど遠い状況です。

日本は、わずか2年半前まで「反米親中」民主党が政権にあった。

そして、安倍総理も、4月末まで、「右翼」「軍国主義者」「歴史修正主義者」と思われていた。

もし日本が、アメリカを味方につけて中国に圧勝しようとすれば、「日米関係をさらに強化する」言動をとっていく必要があります。

そのために必要なのは、「一貫性」です。

台湾は、1年365日、しかも何十年も「日本が好きです!」といいつづけている。つまり「一貫性」がある。だから、日本人は台湾が好きです。

しかし、中国は、「反日統一戦線をつくろう!」といったり、「仲良くしよう」といったり、全然一貫性がない。だから、信用できない。

日本も、少なくとも中国が沖縄侵略をあきらめるまでは、一貫して「アメリカが好きです」といいつづけなければなりません。安倍総理も、毎日オバマさんに電話して、「報連相」するぐらいでちょうどいいのです。

image by:Wikimedia Commons

『ロシア政治経済ジャーナル』
著者/北野幸伯
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下半身から壊れゆく英国・革命は近し・自警団は革命の主力

2015年05月27日 20時38分42秒 | 武人の時代


★ http://jp.wsj.com/news/articles/SB12219608320597343816204581008943104598916?mod=trending_now_3

英少女1400人性的暴行―訴え続けた女性の闘い


英サウスヨークシャー州ロザラムで1997年から2013年半ばまでの間に少なくとも1400人の少女が性的暴行を受けていた Alex Masi for The Wall Street Journal

 【ロザラム(英サウスヨークシャー州)】かつて鉄鋼業で栄えた英中部のロザラムで、ジェーン・シニアさんは10年以上、大勢の少女が性的暴行を受けていたことを訴える活動を行ってきた。だが、❶当局の反応はほとんどが無関心と冷笑だった


 若者を対象にした慈善活動で責任者を務めるシニアさんは、地元であるロザラムで、小児性愛者が❷組織的に2000人近くの少女たちを性的に暴行してきた証拠を集めた。小児性愛者らは❸性的暴行に及ぶ前に、少女たちと感情的なつながりを築いていた。警察当局はシニアさんの訴えをほとんど聞き入れなかった。❹2011年には行政当局がシニアさんの活動への資金援助を停止した。

 だが昨年8月、事態は急展開した。独立した調査が行われ、シニアさんの訴え通りに、性的暴行が広く行われていた実態が確認されたのだ。その調査は、1997年から2013年半ばまでの間に、少なくとも❺1400人の少女がパキスタン系コミュニティー出身のギャングから性的暴行を受けていたと結論づけた。これを受けて❻警察と行政当局のトップ、さらに児童福祉担当の責任者が辞任した。❼英国政府は独自調査後の2月、外部の行政官に町の運営を任せる措置をとった。

 現在、この問題は❽英国の国家犯罪対策庁(NCA)が捜査している。ロザラムとその周辺を管轄する警察当局の少なくとも42人の関係者が、職務違反で調査を受けている。警察当局は職務違反の容疑についてコメントを控えた。

 だが、ロザラムが全国的に注目を集めたにもかかわらず、容疑者として特定された数十人のギャング構成員のうち、昨秋以降に逮捕されたのは3人だけだ。シニアさんが事件の報告を開始した1999年以降でもわずか5人に過ぎない。

 シニアさんは「ロザラムで何が起きているのか、今は誰もが知っている。(それでも)男たちはまだ野放しのままだ」と話す。ロザラムの事件の告発者であるシニアさんが自らの名前を公にするのはこれが初めてだ。

 こうした長年にわたる性的暴行を社会や当局がなぜ見過ごしてきたのか。ロザラムはその背景を探る国家的な取り組みの中心となっている。メイ内相は❾児童の性的暴行が「英国社会の中にひそかに織り込まれている」と表現した。

 昨年8月に公開された調査報告書「ジェイ・リポート」は、警察や行政当局が性的暴行の訴えを取り合わなかったのは、彼らが被害者の少女たちを自らの意思でそうなった「スラグ」だとみていたことも一因だと結論づけている。スラグとはふしだらな女性を指す俗語だ。

 報告書の執筆者で社会福祉専門家のアレクシス・ジェイ氏は100人以上から話を聞き、町の公文書と電子メールを確認して報告書をまとめた。ジェイ氏は「(警察は)少女たちを保護に値しないとしてはねつけた」と話す。

ロザラムのパキスタン系英国人のギャングが性的暴行に関与したといわれている

 また、ジェイ氏はリポートにこう記している。地元の警察・行政当局がパキスタン系コミュニティーの性的暴行者らと対決してこなかったのは、⓫人種差別者とのレッテルを貼られるのを恐れていたためであると。「インタビューを行った数人の議員は、これらの事件を公にすることで、人種差別的な見方に『酸素を与える』ことになり、その結果、過激的な政治団体を引き寄せ、コミュニティーのまとまりが脅かされる可能性があると考えていた」。だがジェイ氏は、問題は警察が差別的にならぬようプレッシャーを受けていたことではなく、⓬警察が性的暴行を捜査の優先事項にしてこなかったことにあると指摘する。

ロザラムの人口の約3%を占めるパキスタン系コミュニティーは鉄鋼業の労働の担い手として数十年間にわたり町に根を下ろしてきた。警察当局によると、2000年代初頭までに⓭パキスタン系のギャングが地域の麻薬取引を支配するようになった

 シニアさんが性的暴行の記録をとり始めたのは1999年のことだった。専業主婦で退屈さを感じていたシニアさんはこの年、町の支援を受けて若者向けの活動組織を設立した。シニアさんは団体を「リスキー・ビジネス」と名付けた。面倒をみていた数人の少女の好きな映画がトム・クルーズ主演の「卒業白書(原題:リスキー・ビジネス)」だったからだ。

少女たちとまず仲良くなる

 多くの少女がシニアさんにパキスタン系英国人の男たちのことを話した。男たちは学校帰りの少女たちとゲームセンターやファストフード店、公園などで仲良くなるという。高級車で迎えに来たり、携帯電話のプリベイドカードを買い与えたり、酒をすすめたりする。少女たちによると、最終的に男たちは性的暴行に及び、ときには売春をさせることもあったという。

 少女たちが話す内容は、しばしば「グルーミング」と呼ばれる行為だ。性的暴行にいたる前に、少女たちとまず信頼関係を築く心理プロセスのことだ。だが、シニアさんがこの訴えを報告しようとしたところ、警察や行政当局は取り合わなかった。

 その後の数年間に、シニアさんが記録・報告した性的暴行の件数は年間100件を超えるまでになった。検察当局の記録によると、シニアさんが警察に通報していたにもかかわらず、2009年になるまで警察はどのケースも検察当局に上げていなかった。

 中には12歳の少女が繰り返し暴行を受け、妊娠したケースもあった。だが警察は少女が性行為に合意していたと判断し、捜査を行わなかった。
 英国で法的に性行為の同意能力があると認められている年齢は16歳だ。だが、シニアさんが助けようとしていた少女たちの大半は12歳から16歳だったという。

無視された証拠

 この10年間にロザラムの警察が証拠を無視したと結論づけたのはシニアさんだけではなかった。2002年に警察は地域で拡大している麻薬取引の実態を把握するため、麻薬分析官のアンジー・ヒールさんを雇った。ヒールさんは仕事をする上で最も役立つ情報をシニアさんが持っていることを認識した。

 ヒールさんは性的暴行の犠牲者情報と、麻薬取引を牛耳っている新興勢力のパキスタン系英国人ギャングとの間につながりを見つけた。ヒールさんは06年に離職するまでの間、このつながりを半年おきに報告した。だが「状況はそれ以上、明らかになることはなかった」と話す。「麻薬ギャングは市民の安全にとって明らかに危険だが、少女たちにとっても危険だった」。ヒールさんは上司が麻薬に対しても、性的暴行に対しても行動を起こさなかったこともあり、06年に警察を離れた。

 ジェイ・リポートと政府による調査は、ギャング組織と小児性愛者のグループとの明白なつながりを見つけた。

 一方、パキスタン系英国人のリーダーらはこうした訴え自体と、警察が地域の安全を守ることに明らかに失敗していることにあきれていると話す。非営利団体のブリティッシュ・ムスリム・ユースの創設したパキスタン系英国人のムハビーン・フセインさんは、「ロザラム出身であることに誇りを持っているが、今は公にそれを言うのは難しい」と話す。

 2007年にシニアさんは変化を感じた。州外から起用された警察幹部が児童の性的暴行に関する署内の研修で、シニアさんの支援を要請した。また、町の歴史が残る中心部のクリフトンパークで被害に遭った約80人の少女たちについて、分署の巡査が捜査意欲をみせたのだ。 それまでは「まるで風の中で叫んでいるようだった」が、「聞いてくれる人がついに現れた」とシニアさんは振り返る。

 2008年に警察はシニアさんが収集を手助けした証拠を使って最初の捜査を始めた。それは2010年11月の5人の有罪判決につながった。

 2011年1月、警察は他の容疑者をあぶり出す作戦に着手した。ところがそれは失敗に終わった。ジェイ・リポートによると、行政当局とシニアさんの間にある強い敵意が主因だった。同年、行政当局はシニアさんが運営する慈善組織「リスキー・ビジネス」への資金援助を停止した。ここでシニアさんと少女たちの公式な関係は途絶えた。

密告

 ⓯2012年には、英BBCテレビの人気司会者だった故ジミー・サビル氏が長年にわたって性的暴行を繰り返していたことが発覚し、英国が大きく揺れていた。時機を感じ取ったシニアさんは英紙タイムズに情報をリークし、タイムズはロザラム当局の児童性的暴行への無策について連載記事を掲載した(タイムズはウォール・ストリート・ジャーナルの親会社ニューズ・コープの傘下にある)。

 ロザラムの行政当局は情報漏洩について調査し、シニアさんによると、⓰当局はシニアさんが刑務所に送られることになると警告したという。だが、当局は何もアクションは起こさなかった。現在の行政当局は調査自体については認めたものの、シニアさんへの警告に関する質問には応じなかった。

 2013年9月、ロザラムは町の評判を晴らすために、スコットランドの社会福祉専門家ジェイ氏を雇い、独立した調査を委託した。


 その結果、ジェイ氏のリポートは町を非難するものになった。リポートは「控え目に見積もっても」シニアさんが特定している少なくとも1400人の少女が性的暴行を受けたと報告している。しかも、その性的暴行は現在も続いており、問題の全容は不明だと書かれていた。


 ⓱米国の連邦捜査局(FBI)に相当する英NCAは今月からロザラムの捜査を開始した。シニアさんは正義がすぐにもたらされないことを懸念している。


 「コミュニティーは非常に苦しんでいる。関与した人間が刑務所に行かない限り、私たちは決して前には進めない」。

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● 問題が明らかとなっても、対処が出来ない・しないのが正に時代の末期・
  体制というシステムの問題点です。死の床に伏したお年寄りに、
  地域のギャングの性的暴行を報告しても、
  ハー!?と聞き返されるだけです。

● 時代の末期とはそのようなものです。ではどうするか? もはや自警団しかありません。
  右翼との中傷を跳ね返し、愛国的な若者の自警団は自己増殖を続けるのです。
  死の床に伏したシステムは、無視しましょう。

● 清王朝の末期のアヘンによる退廃は、英国では王室も含めての性の醜聞で終わるのでしょうか。
  さすがは清教徒の聖書の国、ソドムとゴモラで終わりそうです。清王朝は、辛亥革命で
  崩壊しましたが、最後の覇者は共産党でした。英国はどうなるのでしょうか?
  
● 若者による自警団は、次の革命の中核となると思われます。金儲けに才能がなくて、
  武人の時代に勇気と行動力で成功したいなら、今から自警団を作り、
  リーダーシップを発揮して、革命で成功する事をお勧めします。

● 勿論、先進資本主義国の英米仏等の国の事です。日本は後100年は資本主義でのリーダーシップ
  発揮で忙しいので、自警団は未だ、かっこ悪いものでしょうが、しかしUSAや英国などでは、
  緊要なのです。武道やその精神を習い、いざ正義の見回りに出かけましょう。

● 少年探偵団は明日の革命の中核なのです。








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虎穴に入らずんば虎子を得ず・木に登ったら梯子を外されたと泣き叫ぶ男の子

2015年05月27日 16時23分22秒 | 戦争

★ http://www.mag2.com/p/news/16436?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0527

 米中が南シナ海で一触即発! 誘いに乗った日本がハシゴを外される可能性も?

中国の埋め立てと、その停止を要求するアメリカ。きな臭さが増す南シナ海ですが、もしも海上自衛隊が昨今言われているようにパトロールに出たとしたら、中国は激しく反撃し、そしてアメリカはハシゴをはずし日本を見殺しにすると作家の大石英司さんは言います。恐ろしすぎるその論拠、ご確認ください。

米帝のハシゴ外し

米が主張撤回しなければ戦争も、中国国営紙が南シナ海問題で警告

現在発売中の週刊エコノミストの巻頭コラムで、慶應の片山杜秀氏が、非常に興味深い論考を寄せています。この方は私より2つ若いのですが、私が最も注目している日本の政治学者です。多芸な方で音楽評論でもご活躍ですが。もし自分に違った人生があったら、こういう人生を歩みたかったな、と思わせる見本のような方です。

ちなみに週刊エコノミストの巻頭コラムは、国家の罠の佐藤氏までは許せるとして、古賀さんはさっさと降ろして欲しい。雑誌の品格を下げている。アレ総理の圧力ってことで良いからw。

その肝心のコラムの内容ですが、大恐慌の後、世界はブロック経済へと走るわけです。アメリカは中南米を取り込み、日本は大陸へと傾斜して行く。その時、日本はアメリカの意図を誤解するんですね。アメリカはハワイを得て満足しているだろう。せいぜいフィリピン辺りまで出て来るのが限界で、中国の権益は日本に譲るだろう、と。

現にアメリカは、マッカーサーの父親が植民地化を成し遂げたフィリピンで儲けを上げようと頑張る。

所が、日本の目論見はことごとく外れる。アメリカは、実は中国の権益を独り占めすることを狙っていた。アメリカは、常に中国という国をポジティブに捉えていた。日本は最後までそこを読み違えて中国との戦いでアメリカを巻き込む羽目になる

恐らく、南シナ海でも同じことが起こるでしょう。アメリカの対中弱腰姿勢は、宦官オバマ政権だから、宥和的なのではない。アメリカは中国をポジティブに見ているから宥和的なんです。そこを見誤ってはいけない。


もしアメリカの誘いに乗って、海自艦隊が南シナ海へパトロールに出たら、中国海軍は、目と鼻の先の海南島基地から、海自艦隊の3倍の数の艦隊を繰り出して圧迫を加えるでしょう。それだけでは済まない。南沙で殺られた報復だ! と、今度こそ、軍艦で尖閣諸島を包囲することになる。海自は二正面作戦を強いられ、なお米帝は最後には梯子を外してくるでしょう。

戦後70年間、太平洋を挟んで何が起こっていたのか? アメリカという巨大な胃袋を、日本が常に満たし続けたわけです。日本というお得意さんがいたから、アメリカはずっと満足していた。中国のことを思い返す必要は無かった。中国を顧みる必要は一切無かった。

所が、日本は老衰し、変革も嫌い、逆に中国は、米帝のお得意さんとして台頭し、日本とそのアメリカに於ける経済的地位を交替した。70年を超えるアメリカの中国への片思いがとうとう実った。アメリカは、本来のポジションに戻って、ポジティブな中国観を復元するでしょう。彼らが裏庭でやっていることには全て眼を瞑る。かつてそうやって台湾を見捨てたように。

私は、南シナ海パトロールをやるべきでないと主張するつもりはありません。たぶんやることになるんでしょう。でも、その時には腹をくくった方が良い。米帝は、必ずハシゴを外してくる。汚い仕事を日本に押しつける一方で、日中関係をややこしくさせ、美味しい所を持って行くことでしょう。尖閣問題で高みの見物を決め込み、日中関係悪化を座視し、トヨタの代わりにGMがボロ儲けしたように

日本は決して忘れてはならない。アメリカはソヴィエトという国を常にネガティブに捉えて、最後には叩きつぶしたけれど、逆に中国に関しては、常にポジティブに見ている。キッシンジャーは、そのアメリカの中国観を体現している男です

アメリカの韓国疲れなどにめげる韓国ではない

●[寄稿] 韓米日三角関係と歴史の復讐

そこで問題になるのが、韓国によるディスカウント・ジャパンです。あの戦争の直前、アメリカで何が起こっていたか? 宋美齢ですよ! 日本人は、宋美齢の社交を鼻で嗤っていた。誰1人、それが脅威だなとどは思わなかった。あんな安っぽいプロパガンダでアメリカの世論が動くなんて思わなかった。

われわれは今、慰安婦問題に関して、また同じ過ちを繰り返そうとしている。あんな安っぽい反日運動が、日米同盟に亀裂をもたらすなんてことはあり得ないと。でもどうです? 下院の外交委員長はすでに韓国べったり。エド・ロイスはバカでも小物でも無い。加州選出議員ですよ。選挙区に韓国系が多いからだという批判があるけれど、加州では、もはや韓国系移民の声を無視できないことの裏返しでもある。

戦後レジームの転換とか、恐らくは言っている本人もよう分からんスローガンが一人歩きし、安倍は極右政治家で危険だとする警戒感がワシントンDCで一人歩きしてしまった。それを修正するために、いったいどれだけのエネルギーを日本政府は費やしたことか。

そのディスカウント・ジャパンを身内から後押しする国内メディアがあり、野党がいて、在京の外国メディアも、そのステロタイプな批判を国外に垂れ流す。

日本のウヨメデイアは、アメリカに韓国疲れがあるなんて書くけれど、そんなことで韓国がめげるはずもない。

日本は、対外宣伝で、また同じ過ちを繰り返そうとしている。

『日刊 大石英司の代替空港』2015.5.26号より一部抜粋

著者/大石英司
作家、鹿児島県出身、川崎市高津区在住。国内外の注目ニュースに関して alternative な視点を提供するメルマガはビジネスマンなら必読です。
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● ママ、僕、木に登る事を止めたよ。だって、共産君が脅すんだもん。もし僕が木に登れば
  誰かが梯子を外すんだって。それに学校に行く途中でいつも共産君と朝韓君が
  待ち伏せていて、意地悪するんだもん、朴学校に行くのも止めようかな?

● まあなんて、虐められっ子のような事を言うのです。将来はお父さんの様に体操の選手になって
  オリンピックで金メダルを狙うのが貴方の夢なのでしょう。鍛えた今の貴方なら、
  彼らよりも速く走れるし、力もあるし、木に登るのも梯子はいらないでしょう。
  それに梯子よりも高くジャンプできるでしょう!?

● 全く誰に似たのかしら、将来はなよなよしたオカマになり、共産君と朝韓君にオカマを
  掘られないかと心配だわ!!  



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地球温暖化・砂漠化する中国大陸・海洋への進出は凶

2015年05月27日 14時58分20秒 | 戦争

★ http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1c171be515831448e25399431b3b49b1


中国が、「国防白書」で「陸軍重視の軍の思考を、海上重視に切り替える方針」発表、米中太平洋戦争へ

2015年05月27日 06時38分40秒 | 政治


◆「大陸国家=陸軍国家」は、「海洋国家=海軍国家」に成り得るか?という壮大な実験が、太平洋を舞台に繰り広げられている。それは、「共産主義体制」による国家建設という実験を進めてきた中国共産党1党独裁の北京政府が、軍事面で行おうとしている実験である。中国北京政府は5月26日、2年ぶりとなる「国防白書」を発表した。「中国の軍事戦略」と題し、「陸軍重視の軍の思考を、海上重視に切り替える方針」を強調している。

 しかし、中国と同じ「大陸国家=陸軍国家」であるロシアは、帝政時代、日露戦争のとき、遥か遠い欧州からアフリカ南端の喜望峰を経由して、当時最強と恐れられた「バルチック艦隊」を遠征させて、日本海において、大日本帝国海軍の東郷平八郎司令官率いる連合艦隊に撃破されて、不凍港を求めて「海洋国家=海軍国家」になろうとした試みは、あえなく失敗して「海洋国家=海軍国家」に成り損なった。

ロシア革命後、「共産主義体制」による実験国家「ソビエト連邦」建設に邁進したものの、これも失敗して崩壊した。ロシアが「海洋国家=海軍国家」になろうとした名残りは、黒海に面したクリミア半島の先端に設けている「黒海艦隊」の海軍基地に留められている。だが、地中海からさらに外洋に出る海路は、ロシアの自在にはならない。

◆この前例に従えば、中国の新たな試みも失敗する可能性が大である。なぜか。それは、中国大陸が、東シナ海、南シナ海に向けて、長くて広い「大陸棚」を形成しているからである。大陸棚では、水深が浅いので、潜水艦が海中に深く長期に潜って隠密裏に作戦行動を繰り広げることは難しい。

 潜水艦が通れる「海の路」は、限られている。潜水艦の艦体に使われている鉄板の厚さは、「最高の軍事秘密」にされているのは、「水圧」にどこまで耐えられるかを知る手がかりになっているためだ。日本海溝などの深海をどこまでも深く潜ることはできない。
 いまの海上自衛隊は、大日本帝国海軍時代に比べて、数段高いレベルの能力を持っており、「仮想敵国第1位=中国、第2位=北朝鮮」などの潜水艦がどこに潜っているかを把握している。かつては、「点」でしか索敵できなかったのが、いまでは「面」でキャッチできる技術を持っている。太平洋戦争中、大日本帝国海軍の多くの潜水艦が、米海軍の潜水艦に撃沈されており、これらの苦い経験が、海上自衛隊の能力向上に活かされている。従って、太平洋での大海戦の経験のない中国海軍が、太平洋覇権を築こうとしても、簡単には成功できない。それどころか、すでに中国海軍の潜水艦は、何隻か撃沈されて、海の藻屑になっていると言われている。お互い「忍者」のように海中で隠密裏に作戦行動をしているので、撃沈されても文句は言えない。

米海軍は、米西戦争に勝ち、日米大海戦に勝利して制海権と制空権を取り、太平洋覇権を築いてきた。米国は、中国大陸を目指して遠征部隊を派遣してきたけれど、あと一歩のところで、その目的を果たせなかった。

それは、大日本帝国陸海軍と戦ってきた中華民国の蒋介石総統を裏切り、八路軍を率いた中国共産党中央軍事委員会の毛沢東主席(初代)支援に鞍替えしたからであり、いま一歩のところで米帝国主義は、中国大陸侵略を果たせなかったのである。この意味で、中国北京政府は、来るべき「米国との最終戦争」で雌雄を決しなくてはならない宿命の関係にある。戦場は、言うまでもなく「太平洋」であり、この大海戦に日本の海上自衛隊は、日米同盟の下、否応なく引きずり込まれて行く。

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● 第二次大戦後に世界の富の半分を生産できるまでに巨大化した、白人優越主義のUSA
  でさえも、世界を征服することは出来なかったのです。
ましてや世界の企業から
  技術を盗み、世界の企業に助けられている中共が世界帝国になる事は
  夢のまた夢でしょう。

● 問題はその憧れの夢に駆られて、海洋に進出して世界と摩擦を起こすことです。大日本帝国は
  大陸に引きずり込まれて崩壊しましたが、どうやら中共は海洋に引きずり
  込まれて崩壊
させられるようです


● 七つの海を支配した英国も、その自惚れから、大陸の支配を夢見て、マッキンダーに
  ハートランド≒ロシアを支配するものが世界を支配するとの妄想を書かせて、
  見事に歴史を誤り、衰退しました。


● USAやその他の白人国家も日本をパスして、大陸中国で野望を果たそうとしましたが、
  肝心の海洋国家の日本に阻まれて、最終的には世界の植民地を全て失う
  いう結果に終わっています


● 上記の世界に見られるのは、米中対決ではないのです。すでにUSAの資本主義崩壊の時期は
  神の言葉通りに、2046年以降に崩壊と思われますから、その後はUSAの後釜の日本が
  太平洋の覇者になるのです。従って日中対決が将来の既定の構図なのです


● 大陸国家が海洋国家を凌駕して、世界に覇権を唱える事は、ソ連が失敗したと同様に
  中共が成功できる可能性は微塵もありません。海洋に戦力を移したとたんに、
  その戦略の破綻は決まるのです。海洋民族の歴史のスキルを
  甘く見てはいけないのです


● 精々、シルクロードで生き延びる事を考えるのが良いのですが、日本の援助による経済的な成功で
  少しオイホリーになっているのかも知れません。今後の5つの戦争で、周囲の蛮族と
  戦い、偉大なる中華帝国を夢見る彼らには、もはや冷静さはない
のでしょう。

● その妄想を叩くのが今後の日本の大切な戦略となるのです。USAに引きずり込まれるのではなく、
  治療者としての日本が、今度は中共を海に引きずり込んで、壊滅させるのです。
  彼らの太平洋支配と言う妄想を、バルチック艦隊の様に消すのです
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故郷は遠くにありて思うもの・他人の芝はよく見える

2015年05月27日 07時39分46秒 | 時代・歴史

★  http://japanese.joins.com/article/858/200858.html?servcode=100&

【社説】企業が生きてこそ経済が回復するという真理を悟らせた日本

2015年05月25日13時46分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版] comment66 hatena0 .
日本銀行(日銀)の黒田東彦総裁が数日前、日本経済が緩やかな回復傾向を見せているとし、景気判断を上方修正した。その間、日本経済の困難に陥った個人の消費が1-3月期に前期比で0.4%、住宅投資が1.8%増えたのが最も大きな要因だ。黒田総裁はこの日、消費者物価上昇率目標2%の達成にも自信を表し、追加の量的緩和はこれ以上必要でないとも明らかにした。日本経済の将来が黒田総裁の強い自信にはっきりと表れる。

何よりも日本経済の回復は企業が主導している局面だ。いま日本企業は過去最高の収益を出している。昨年1000億円以上の純利益を出した上場企業は61社にのぼる。前年に比べ8社増え、過去最多だ。上場企業の時価総額も「バブル」が真っ最中だった1898年より多い。1-3月期の輸出は前期比2.4%増で貿易黒字を出し、設備投資も前期比0.4%増で4期ぶりに増加に転じた。企業部門の成長は直接雇用の増加および家計所得の増加に直結する。この春に卒業した大卒者の就職率は96.8%と、4年連続で就職率が上昇している。賃金も上がり、平均2.7%の上昇率となった。特に株価が急騰し、家計部門の株式評価利益だけで年間50兆円にのぼるという報告もある。企業が構造改革に汗を流した結果だ。金融危機以降、日本企業は骨身を削る体質改善をした。日立やパナソニックなどは不必要な事業を清算する過程で人員を果敢に整理した。昨年の純利益だけで2兆円を超えたトヨタは今でも危機を叫んでいる。

日本政府も果敢な規制改革と産業支援で企業を後押しするのに全力を尽くした。日本が好調だという声ばかり聞かなければいけないのだろうか。

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● 言い古されている事ではあるが、海外に出ると誰でも愛国者になれるといわれます。
  よその国と自国を比べれば、特に日本人は自国の良さがわかろうというものです。

● 一方自国が悪いと思っても、愛着のある自分の国は愛するものです。親を選べないのと
  同じで、原則として自分の国に守ってもらわなくてはいけないのです。

● 一方海外に出ても、自国が絶対と信じて他国の非難ばかりする人たちはある意味不幸とも言えます。
  外から見ても自分の国を客観的に見れないからです。盲信は海外でも効いているという事です。

● そのような国ではあるが、やはり経済≒飯の種となると俄然物事が客観的に見えるのでしょう。
  韓国のほうが、日本経済の動きをある意味客観的に見ているようです。日本国内の
  反日左翼たちは、物事を客観的に見れない事は、彼らの言動が示しています。

● そのような彼らを、一旦外に出すことにより、教育を行う事も一つのやり方です。日本人でないものが
  反日を言う事は日本では大目に見られていますが、よその国では命がけの事です。

● そのような人達の反日行動の証拠を色々と記録して、彼らが外国に出た時には、その教育効果を
  狙って、当分帰国できないようにするのも、教育の一環でしょう。

● 外国人ならば、二度と日本に戻れないようにするのは、当然の事です。危険・不良分子を
  排除するのは、国家の基本的権利です。そうすれば自国に戻った外人たちは、
  自国の問題と良さを身でもって経験することになりますから、
  最高の教育的効果と思われます。

● かわいい子でも可愛くなくても子供には旅をさせるのです。それが長い目では日本の為でしょう。

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再生エネルギー(太陽光発電)と新電池の登場・進む交流電気からの独立

2015年05月26日 21時49分51秒 | 自然災害


★ http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0OA0EK20150525

米ゴールドマン、日本で再生エネルギーに投資する債券販売へ

2015年 05月 25日 16:43 JST

[東京 25日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)は、日本での再生可能エネルギープロジェクトに数年間で10億ドルを投資するための債券ファシリティを設立する。関係筋が明らかにした。

ゴールドマンは2012年、10年間で400億ドルを再生可能エネルギーに投資するための販売チャネルを作る方針を打ち出しており、今回の計画はこの一環。

この債券投資信託「The Japan Renewable Project Bond Trust」は、機関投資家に対し投資適格の再生可能エネルギー債に投資するストラクチャーを提供する。当初は太陽光エネルギーに特化し、徐々に対象を拡大していく予定だ。

13年後半以降、ゴールドマンは日本で12件の太陽光発電事業のキャッシュフローを返済原資とするトリプルB格以上のレベニュー債、約90億円分の組成にかかわった。同社自体も日本の太陽光発電事業に投資しており、12年には再生可能エネルギープロジェクトへの出資や運営をするジャパン・リニューアブル・エナジーを設立した。

//////////

★ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO87031990Q5A520C1000000/

ポストリチウムイオン 新型電池、コスト3割減

 電気自動車(EV)は新素材の電池で覇権を握る――。EVや太陽光発電などに使われる新たな蓄電池(2次電池)の開発が水面下で進行している。従来のリチウムイオン電池に比べ製造コストが約3割安く、資源が枯渇する恐れもない。リチウムイオン電池の供給では中韓勢に押され気味だが、日本勢は産官学の知恵を結集し、巻き返しに動き始めた。


■性能はリチウムイオンと同等

 「リチウムイオン電池と同じかそれ以上の性能を得ることができる」

 東京大学の山田淳夫教授らはこのほど、ある素材を用いた2次電池の試作品開発に成功した。容量などは明らかにしていないが、わずか10分で充電を完了できるという。一体どんな素材を使っているのか。

 東京理科大学理学部の駒場慎一教授は「海に眠る資源を使う」と説明する。その素材とはナトリウムだ。岩塩や海水から採取できる。実は今、リチウムイオン電池に代わる次世代の2次電池としてナトリウムを使ったナトリウムイオン電池の研究・開発が活発になっている。

 基本原理はリチウムイオン電池と同じ。プラスとマイナスの電極の間でイオンをやりとりすることで作用する。電解液の中にプラスとマイナスの両極があり、放電するときはイオンがマイナス極から電解液を通ってプラス極に移動。電子も同じ方向に進む。反対に、充電時にはイオンと電子が逆方向に動いてマイナス極に戻る。このイオンがリチウムイオンではなく、ナトリウムイオンに置き換わったのがナトリウムイオン電池だ。

 そう聞くと簡単に作れそうだが、一筋縄ではいかない。ナトリウムイオンの体積はリチウムイオンの約2倍と大きくかつ重い。そのため、リチウムイオン電池で使われる電極の材料にはナトリウムイオンが出入りできないのだ。・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 前回書いた、交流からの独立=巨大発電所からの独立の可能性を書きましたが、その具体化は
  上記のように、ゴールドマンの再生エネルギーへの投資に見られます。適応に不都合な・
  脳が相対的に小さい恐竜・大発電所は、次世代の生き残りには、不都合とも言えます。

● しかし、恒温動物の哺乳類がエネルギー効率が必ずも良くないように、つまり効率は変温動物の
  ほうがよく、低エネルギーで生きていけます≒交流電気が安上りですが、
  しかし生き残りという点からは、哺乳類が圧倒的に良いのです。

● 哺乳類の利点は、

  ❶ 恒温の為に何時でも何処でも、ただちにエサを探す行動が出来る事。同時に敵に遭遇した
    場合も直ちに反撃や、逃避行動がとれるという事です。これは生き残りと
    いう観点からは、非常に優れています。

  ❶ 又極端な気候でも、その体温維持機構の為に、活躍できるという事です。爬虫類がいけない
    世界でも哺乳類は大繁盛しています。


  ❶ 脳の巨大化は、更に敵との遭遇やエサを探す行動で、適応進化が見られ、ますます繁栄
    へと結びつくのです。



● 小規模発電の直流の世界を哺乳類に例えていますが、小回りが利き、いつでも好きな所に
  移動でき、かつ体や脳に優しい直流の電気の世界は、優秀な人類を残すと
  いう観点からも重要でしょう。交流にさらされている多くの国民は
  そのうちの病人だらけとなる可能性がありま
す。

● これは核エネルギーに頼り、戦争や災害が起こった場合も、当てはまりますが、ここでは
  原子力発電所は取り上げません。

● しかし、哺乳類がその恒温体質を維持するためには、24時間エネルギーを必要するように、
  再生エネルギーへの転換にも膨大なエネルギー≒投資が必要となります。

● 投資と言う意味は、だれかが損をした分は、一部の投資家の利益と、再生エネルギーへの
  利益になるという事です。つまり、債権が暴落すれば、再生エネルギー関係の
  世界にただ同然のお金が回るという事
です。


● それがやがて来る暴落の時期を見据えて、抜け目のないゴールドマンが日本でその債権を
  売るという事でしょう。言い換えればたっぷりと債権を売った後に、株価の
  大暴落が起こり、債権もただ同然となるという事なのです。

● その債券バブルで稼いだお金を、本当に再生エネルギーの世界で再投資すれば、再生
  エネルギーの世界は大繁盛と言う事です。これがバブルの意味なのです。
  誰かの犠牲が、新しい世界の扉を開くのです。

● 上記にもあるように、無尽蔵のナトリウムがリチウムに代わって安い電池を作れるなら、
  交流からの独立≒巨大発電所からの独立も近いという事です。
  技術の革新・革命は私の想像を超えて進んでいるようです
  直流の世界の登場は、大いに楽しみです。

● それまで待てない、電磁波過敏症の方は、直流倶楽部の提案も一つの選択肢です。
    


////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

★ 急激に円安が進行しています。そろそろ中暴落が近いといえます。貴金属価格も最後の
  調整へと入っています。やはり❻月に入ってすぐの調整が予想されます。

★ 半年の調整期間を経て、年末に日銀の三度目の金融緩緩和が予想できます。又は日銀でなければ
  EU又は可能性は低いですがUSAも緩和はあり得ます。
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マリファナの未来・二つの道・素晴らしい医療用と不安定な娯楽用

2015年05月25日 17時48分24秒 | 麻薬覚せい剤等

★ http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/05/post-3657_1.php


ニュービジネス

急成長するコロラドのマリファナ起業家たち

Women are Making Their Mark on the Cannabis Industry

パイからリップクリーム、マッサージオイルまで市場が急拡大、業界団体や業界紙も生まれる活況ぶり

2015年5月25日(月)13時34分

マーシー・クレイター

医療用も デイケア・センターでマリファナを栽培する職員 Jonathan Alcorn-REUTERS

 大学を卒業して半年後、仕事を探していたジュリー・ベーリンガーには2つの選択肢があった。1つは幼稚園の先生になること、もう1つは、大麻(マリファナ)ビジネスに参入すること......。

彼女が住む

❶ コロラド州では昨年1月全米で初めて娯楽用のマリファナの販売が解禁された。
  娯楽用大麻はワシントン州やアラスカ州でも解禁になり、
❷ 医療用は23州で合法化されている

ベーリンガーは急成長を遂げつつあるマリファナビジネスへの参入を決めた。「決断を下した後は、2度と振り返らなかった」と、ベーリンガーは先週開催された「マリファナビジネス会議・エキスポ」で語った。

 ベーリンガーの会社「スウィートグラスキッチン」では、医療用と娯楽用両方のマリファナ製品を扱っている。最初はたった1つのマリファナ調剤薬局から始めた会社が、
❸ 今ではマリファナ入りのブラウニーや季節のパイ、カップケーキまで作るようになっている。

「公民権運動のような歴史の流れになる」

 ベーリンガーは、マリファナ産業のパイオニアの1人だ。マリファナは連邦レベルではまだ禁じられているため、乗り越えなければならない障害も多い。例えば、マリファナ製品を発送する際は、フェデックスのような宅配業者や郵便は使えず、工場から販売店へ直接運ばなければならない。それでも悔いはないとベーリンガーは言う。「マリファナはただハイになったり快感を得るためのものじゃない。参政権や公民権運動のように大きな歴史を作ることだ」

 新しい産業なので古い男社会が存在せず、女性が参入しやすいことも魅力の1つだと、業界団体の「ウーマン・グロウ」の共同創業者、ジャスミン・ハップは言う。彼女によれば、マリファナ産業が成功するためには、家族の健康を預かる女性の参加が不可欠だ。

 グルテンや精糖を含まず、農薬も一切使わない健康マリファナ製品を扱う店もある。バターやシリアル、グラノラ・バーや種子のミックスなど、州内の800店舗で250種類の製品を扱う「ナチュラル・エディブルズ」だ。

❹ 炎症や不安を抑え、リラックスするのに役立つという

 業界紙マリファナ・ビジネス・デイリーの調査によると、食品と健康、美容分野は今後のマリファナ市場で最も大きな成長が期待できる分野だという。

プロポーズを引き出した媚薬効果

 マッサージ療法士のダリア・マーテンズは、キッチンで作ったマリファナ・オイルを治療に使っている。キッチンで始めたマリファナ・ベンチャーは従業員5人の小さな工場に発展した。彼女のマリファナ・オイルは、火傷やリウマチの治療、痛み止めに効果があるという。化粧水やボディローション、リップクリーム、消毒剤、そして媚薬効果があるという振れ込みの入浴剤もある。「この入浴剤を使ったある女性は、お風呂でボーイフレンドにプロポーズされたそうだ」と、マーテンズは言う。「マリファナビジネスは面白くてたまらない。何か新しいことに関わっているという実感がある」

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● マリファナの研究はUSAでは盛んです。その結果が上記の州の解禁と言う事なのでしょう。
  以前にも書いたが、イスラム文明はマリファナ文明と言えるでしょう。
  その他はアルコール文明と言えると思われます。

● お互いの文明は、お互いの嗜好品を嫌いながら衝突してきましたが、ここにきて嗜好品の
  レベルで、USAがイスラムの嗜好品に侵略されているといえます。暴力では負けているが、
  嗜好品では負けてはいない
という事なのです。

● 富裕者の帝国であった、清王朝も、アヘンで国がガタガタになったともいわれます。
  勿論270年の寿命が来たので、そこを7つの海を支配した英国に付け込まれて、
  老後はアヘン中毒で死んだというのが分かりやすいでしょう。

● そのアヘンは、今はモルヒネやヘロインとなり、医療用のみが先進国では許可制になっています。
  つまり、嗜好品としては法に反するのです。このような強力なアヘンの誘導品でも
  現代でも許可制(医療用)となるぐらいですから、

● タバコよりも害のないといわれる、マリファナは当然の事として、医療用は有ってもしかるべきです。
  その医療用としての効果は、いろいろと素晴らしい面が強調されているようです。

● 問題は嗜好品としてのマリファナです。どこまで世界が受け入れるかと言う事が問われるという事です。
  長い目ではアルコールも嗜好品として人類に溶け込んでいますから、マリファナも同様の
  未来が考えられますが。問題は近未来ではどこまで受け入れられるかと言う事でしょう。

● 時代の末期と思われる今のUSAは、いろいろな意味で世紀末文化の様相を呈しています。
  性の解放、セイ的少数者の権利と言う名の解放、麻薬類・覚せい剤やマリファナ等
  の氾濫が、個人の権利と言う名で進められています。

● 問題なのは、体制の末期には起こっている現象も、時代が変わればそのブームも変わると
  いう事です。早い話が、2046年以降に革命を起こし武人国家となったUSA
  雰囲気はどうなるかと言う事です。

● その一つの参考になるのが、アヘン中毒の国・清から独裁国家となった中共の現状や武人国家の現状です。
  武人国家では一般的に麻薬取り締まりは、きついものです。麻薬などを大量に運んだら、まずは
  死刑は避けられません。つまり、富裕者の国を卒業したUSAも

● そのような世界になる事が大いに予想されるのです。医療用は生き残っても、娯楽用は
  生き残れないのではと思われますが、しかし当分は、娯楽用が生き残る
  可能性も依然としてあります。

● それは2046年以降から始まる、世界戦国時代の大混乱で、各地にお山の大将ならず、戦国武将の
  国々が誕生して、世界的な混乱な中で、麻薬などの取り締まりは難しくなるだろうと
  いう事です。
メキシコや中南米ですでに起こっている現象です。
  それが、ユーロやUSAでも起こるという事です。

● 従って今世紀末まで、世界戦国時代の混乱が収まるまでは、麻薬などの強力な嗜好品は事実上
  野放しとなる可能性が予想できます。世界戦国時代の混乱と麻薬の野放し相まって
  今世紀の後半は、まさにカタストロフィーの世界が見られそうです


● その1620年ぶりのカタストロフィーを抑えるのは、強力な安定化体制と言う名の、強力な
  抑圧体制が必要となるでしょう。つまり、新中世期という名の大抑圧の時代です

● 日本の資本主義が終わるころには、世界戦国時代の混乱から、そのような大抑圧の時代が
  到来している時と予想できます。安定と規律は、日本のお家芸ではあるが・・・。


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★ 日経225は予想に反して、上昇気流は続いているようです。どうやら最後の第5波が残っていたようです。
  この前の予測で出た、エンディングトライアングルは、どうやら第4波の終わりを意味する、
  一段下のサインと思われます。

★ 従って、5月末まではこのまま上がると予想できます。❻月以降に調整と予想できます。
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自然災害は新たなる進化・革命をもたらすか・発電所の生きる道

2015年05月23日 08時57分51秒 | 自然災害


★ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015052301001066.html

富士山噴火で発電困難に 降灰で東京湾の火力発電所に影響

 1707年の富士山宝永噴火と同規模の降灰が関東地方を襲うと、東京湾沿岸に集中する火力発電所の吸気フィルターが数時間程度で目詰まりし、発電できなくなる恐れがあることが、産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹らの実験で分かった。

 危険性が指摘されているのは、天然ガスを燃料とし、大量の外気を取り込む必要があるガスタービン方式の火力発電。東京電力の場合、ほとんどが東京湾沿岸に立地している。東電によると、ガスタービンを用いない火力発電所でも、ボイラーに大量の火山灰が混入するとファンの故障や出力低下が起きる可能性があるという。

(共同)

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● 地球上で空前の繁栄をした、巨大恐竜もあっけなく絶滅しました。その子孫と思われる
  爬虫類は勿論現在も大なり小なり存在しますが、哺乳類の陰でひっそりと生きている
  のみです。巨大恐竜繁栄の面影は、考古学の世界でのみ見られます。

● その絶滅説にはいろいろな説がありますが、隕石の衝突説や巨大火山噴火説等があります。
  当時の地球は、温暖で空気中の炭酸ガス濃度も高く、そのために巨大な植物の
  楽園だったといわれます。その植物が実際巨大恐竜を養っていたのです。

● 衝突や火山灰による大気の汚染と日光の遮りは、当然植物の成長を阻害して、最終的には
  動物のエサが少なくなるのです。もはや巨大な体を維持することが出来なくなるのです。

● いずれにしろ、太陽は今も昔も、我々の命の源なのです、父なる太陽と母なる大地の
  織りなす自然が、生命の繁栄の大原則です。

● 従って、現在問題になっている地球温暖化と炭酸ガス濃度の上昇は、地球上の生命の
  繁栄と言う観点からは、最高に良い条件をもたらしてくれるのです
  
● その地球的な規模の気候変動を押しとどめようという、不可能なことを、考えている不埒な
  輩が増えているのは不可解な事ですが、どちらにしろ自然は非力な人間の事などは
  少しも気にしていないでしょう。ただフラクタルの世界で動く
のみです。

● 日光の遮りのあとは、植物相の激変と、動物界の絶滅・激変が起こっています。恐竜のあとに
  繁栄した哺乳類は、小さな体と比較的大きな脳を持って、その激変した世界に
  適応して、現在の哺乳類の世界へとつながっています。

● 脳の相対的巨大化と、体温恒常性の獲得は、哺乳類の全世界への拡散を齎しました。
  現在の人間はその頂点と言えるでしょう。

● その人間社会でも小さな爆発が、文明に小さな危機をもたらしつつあります。巨大な
  ブラックアウト=大停電です。東北大震災では地震と海からの巨大な津波が
  膨大な崩壊を齎しました。次は大気の汚染=降灰と言う事なのでしょう。

● どれほどの被害になるかは想像を超えていますが、今の便利な電気の生活にも大きな
  インパクトを与えて、新たなる発電・蓄電・配電の仕組みが登場することは
  想像できます。

● 前回、交流電源からの独立と言う事で書きましたが、まさにその転機を自然災害が
  用意することは大いに想像できます。巨大発電所に頼った生活の危機です。
  恐竜絶滅≒巨大発電所の危機です。

● 巨大発電所の危機は

   ❶ 自然災害、  ❷ 交流から出る電磁波の問題、 ❸ 他の発電方法の進化

  等が起こり、未来では、現在の爬虫類の様にひっそりと生き延びている可能性は想像できます。

● 進化や革命は、自然も人間生活も同じであることは、複雑系、フラクタル理論、エリオット波動、
  歴史の波動法則等から見えてきました。巨大発電所の崩壊は、未来の既定の事実となるのです。

● 今でも地球に広く爬虫類が存在するように、勿論交流発電の巨大発電所も、それなりの存在意義で
  将来も存続できるのも想定内です。大量のエネルギーを効率的に遠方まで送れるのは
  やはり交流
ですから、価値は減る事は有っても、完全消滅はないでしょう。

● 問題は彼らの繁栄の頂点は終わりつつあるという事です。彼らの唯我独尊の世界は、新たな発電・
  蓄電・配電・電化製品の登場で、終わりつつあるのです。

● 勿論、巨大発電所も黙ってみていないでしょう。しかし生き延びるにはそれなりの努力が必要とされます。
  彼らの前の壁を一つづつ乗り越える必要があります

  ❶ 巨大な発電所を、リスク分散の為に、小規模分散化する必要があります。勿論その為には
    発電所の規模が小型になっても採算が取れるように、技術革新が必要になります。

  ❶ 他の発電方法に投資して、自ら変身を遂げるようにしなくてはいけません。自己否定にも
    つながりかねない、他の発電方法の導入は、しかし避けられないと認識すべきです。

  ❶ 交流電気から出る健康被害を認める事。そして国家の援助を受けながら国民との真摯な対話を
    通じて、交流から出る電磁波を減らす努力を続ける事です。現在でもそれなりに軽減が
    出来る事は、ネットの世界でも見る事が出来ます。
  
    ■ 地中深くに埋めたり、■ 電磁波カバーしたり、■ 電線を三つ編みにして各電線から出る
      電磁波を相殺させたり
といろいろな方法は現在でも出来るといわれます。
      勿論費用は掛かりますが。

  ❶ 家庭での問題は、家庭内配線が交流であるという事です。コンセントにつながったすべての
    電化製品は、アースをしない限り、健康に被害を及ぼす電磁波を出している事です。
    又屋内配線それ自体からも、日本の家屋では十分な電磁波が出ている事が問題です。
    その対策は、
    ■ すべての電化製品にアースを義務づける事です。
    ■ 屋内配線に沿って出る電磁波も防ぐ対策をすることです
。私の経験からは、セメントブロック内や
      コンクリないに配線すれば、電磁波は外にはほとんど漏れません。又は金属で遮蔽するのです。

  ❶ もしくは、家庭内と家庭外の接点で、コンバーターをつけて、外からの交流を直流に変えて、家庭内の
    配線を全て直流とする方法も一つの手でしょう。それなら家庭内の配線からは電磁波は出ませんが、
    しかし、電化製品を全て直流で動くように工夫が必要になりますが、それは前回の直流倶楽部の
    提案が参考になります。

● この様に、交流の危険性を認めて真摯に努力する必要があります

● 上記の方法や提案は、また同時に其処には巨大なビジネスが存在するのです

  ❶ 交流から出る、電磁波を防ぐビジネス。
  ❷ 電化製品の完全アース化と家庭内配線の電磁波防止ビジネス。
  ❸ 家庭内に引き込む交流を直流にするビジネス。
  ❹ 安価な大容量の蓄電池の開発。
  ❺ 直接直流で動く電化製品の普及ビジネス。
  ❻ 小規模分散型発電の開発と普及ビジネス。


● 勿論、各家庭の事情に応じて、上記を組み合わせて行う必要があります。選択の幅が広がり、
  生存空間の幅も広がるというものです。都会では電磁波からの避難が出来、
  又配電のない厳しい自然でも文明生活が可能
になるのです。

 あくまでも電磁波の害を否定して、今のままの巨大発電所を維持しつつ徐々に衰退するか、
  上記の新たなる世界に投資して、自ら変身するかは、ひとえに支配階級の
  自己変革にかかっています


● もはや権力や力だけでは、この世界は生き延びる事は難しいのです。何せ自然自体が
  カタストロフィーを用意している
のですから。貴方の想定外の・・・・。
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歴史も恥も知らぬ・責任転嫁の病的精神構造・要精神科受診

2015年05月22日 11時07分16秒 | 戦争

★ http://www.sankei.com/premium/news/150522/prm1505220009-n1.html

「世界征服のための戦争だった」 荒唐無稽な「共同謀議」史観

 20日の党首討論を聞いて耳を疑った。共産党の志位和夫委員長が、日本に降伏を求めた1945年7月のポツダム宣言を引用し、安倍晋三首相にこう迫った場面でのことだ。

 ❶ 「(宣言は)日本の戦争について、世界征服のための戦争だったと明瞭に判定している。宣言の認識を認めるのか認めないのか

 確かにポツダム宣言第6項には、志位氏の指摘のように「日本国民を欺瞞(ぎまん)しこれをして世界征服の挙にいづるの過誤を犯さしめたる者の権力および勢力は永久に除去せられざるべからず」とある。とはいえ、志位氏はこの認識が絶対だと本当に思っているのか。

 志位氏は討論後、記者団にまるでポツダム宣言が民主主義の聖典であるかのようにこう称揚もした。

 ❷ 「日本の戦後民主主義の原点中の原点がポツダム宣言だ」「ポツダム宣言は戦争認識の原点で、誰も否定できない」

 だが、戦前の日本は果たして「世界征服」など目指していたのだろうか。対英米戦は両国などの対日禁輸政策に追い詰められた日本が、窮余の策として選んだ道ではないか。

政府高官は討論終了後、周囲にこう苦笑していた。

 「どこの国の政治家ですか、という質問だった。日本が世界征服をたくらんだなんて、どれだけリアリティー(現実味)のない話なんだ。テレビを見ていた国民もそう思っただろう」

 ポツダム宣言は、戦いを有利に進めていた日本の戦争相手国が出したものであり、日本を「悪者」として位置付けるのは当然だといえる。また、昭和2年に田中義一首相(当時)が天皇に上奏したものとされ、日本の世界征服計画を記した「田中上奏文」が米英などの対日認識に大きく影響していた可能性もある。

 ❸ 田中上奏文については、東京裁判でも取り上げられたが、日本側弁護団によって中国側が作った偽書であることが立証されている

 東京裁判は、先の大戦は日本の軍国主義者たちの「共同謀議」に基づく侵略計画に沿って実行されたという見方を前提にして始まった。検察側は、それを裏付ける証拠として田中上奏文を持ち出したが、裁判途中で偽書と気づいて追及をやめたのである。

志位氏が引用したポツダム宣言第6項は、この東京裁判でもインド代表のパール判事らから数々の反論がなされた荒唐無稽な「共同謀議」史観に貫かれている。どうして今さら、そんな珍妙な認識を日本が認めないといけないのか。

 ここで思い出すのは、これまで国会で繰り返されてきた「日本は東京裁判を受諾したのだから、その歴史判断も受け入れなければならない」という議論だ。

 国を個人に置き換えて考えてみたい。裁判を経てある判決を言い渡された場合、法治国家の一員である以上、当然、その刑に服さなければならない。

 だが同時に、❹ 外形的に刑を受け入れても、内心で裁判官の判断を不服に思うのも、自身は実は無罪だと考えるのもその人の自由であるはずだ。憲法19条「思想および良心の自由」を持ち出すまでもない

 東京裁判を受け入れたからといって、その思想や歴史観、政治的背景、各国の都合や思惑を全部ひっくるめて引き受けることなどできようはずもない。

 それが可能だと考える人は、❺ 他者の内心に容易に手を突っ込み改変できると信じる危険な傾向を持つ人物だということにはならないか。(政治部編集委員)

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● 彼ら共産主義者に見られる精神構造は、
 
 ❶ 絶対服従を要求する精神構造。

 ❷ 妄想と責任転嫁と反省のない精神構造。

 ❸ 唯我独尊の妄想と逃げ道のない精神構造。


● 勿論❶はスターリンや毛沢東などに見られた精神構造でもあります。従わない場合は勿論
  完全な肉体的抹殺と言うのが、共産主義独裁の精神構造です。これは犯罪でいえば、
  シリアルキラー≒連続殺人犯に見られる精神構造です

● 共産主義こそが、世界革命や世界政府や、世界連続革命などを目指していたことは、歴史から
  サルでも分かります。今でも世界各国に共産党などと名のつく共産主義の団体が
  あるのは、まさに共産主義だけです。かれらこそ世界征服の妄想を持つのです

● これだけでも、今でも諦めずに彼らは世界革命を目指して言うのが分かります。つまり、自分が
  そのような欲望をを持ったり実行してきたので、相手もそうであろうと思い込む❷責任転嫁の
  反省のない精神が同時に存在するのです。精神病でいえば妄想です。
  躁病にもみられる、責任転嫁の精神高揚≒オイホリーです。

  議席が増えて、少しそう状態になっているのでしょう。

● 更に❸が最も厄介ですが、150年以上前の古い経済分析≒マルクス主義を絶対と思いこむ
  絶対妄想です。神の存在を絶対と思いこむ精神構造にも似ていますが、
  似て非なるものでしょう。

● 神を信じるものは神の絶対的な存在と同時に他の平和的共存の精神・平和や愛や許しを唱える
  所が少し異なります。そうでない宗教的原理主義者もいますが、共産主義の許しのない
  絶対服従と抹殺と愛の欠如は人間性に大いに反します

  正に人間性への大反動と言う事なのでしょう。

● 共産主義こそ、歴史の大反動を齎し、更に巨大なカタストロフィーを齎す存在なのです。
  
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ロシアの局所的再拡大・二度ある事は三度ある

2015年05月22日 09時22分44秒 | 戦争

★ http://mainichi.jp/select/news/20150521k0000m030050000c.html

ロシア:南オセチアを統合 条約法案提出、クリミアに続き

毎日新聞 2015年05月20日 20時28分(最終更新 05月20日 23時22分)

【モスクワ杉尾直哉】ロシアのプーチン大統領は19日、ジョージア(グルジア)領内の南オセチアをロシアに統合する条約の批准法案をロシア下院に提出した。国境廃止や軍の統合など事実上のロシアへの編入を盛り込んだ。南オセチアは、2008年のグルジア紛争で親ロシア派住民が独立を宣言。ロシアはこれを承認し、統合への準備を進めていた。

 条約は議会で批准される見通し。昨年3月のウクライナ南部クリミア半島に続き、ロシアが他国領を支配下に置く動きとして、欧米の批判を呼びそうだ。

 20日に下院が公表した批准法案は、南オセチア治安部隊のロシア軍への編入や関税システムのロシアへの統合、人の行き来の自由化を規定。さらに南オセチア住民のロシア国籍取得の簡素化や年金、教育の提供を盛り込んでいる。統合期間は25年だが、延長可能。行政や議会の統合についての規定はない。

 プーチン大統領はクリミア編入から1年の今年3月18日、南オセチア大統領を自称するチビロフ氏を露大統領府に迎え、統合条約に署名していた。

 グルジア紛争では、もう一つの親ロシア派支配地域・アブハジアも独立を宣言し、ロシアが承認している。ロシアは、アブハジアについても同様の条約を結ぶ可能性がある。

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小規模分散型エネルギー革命・交流電気からの独立宣言

2015年05月21日 11時24分43秒 | 健康・医療

 ★ http://www.sky-gr.co.jp/dcclub/ 直流倶楽部(設立趣意書)

21世紀は直流電気の時代。直流で発電して直流で使う。21世紀のデジタル化社会は直流電気で動いています。これまでの大規模集中型発電(AC:交流発電)から小規模分散型発電(DC:直流発電)へ時代は変わります

現代のデジタル生活に欠かせないモノすべて直流電気で動いています


電気の「交流」と「直流」の話

もともと、電気といえば「直流」のことでした。「直流」とは一定の電圧で同じ方向に流れる電気のことです

1799年、ボルタが電池を発見して、「直流電気」の歴史が始まりました。
1832年、フランスのピクシーが、「手回し直流発電機」を発明しました。
1879年、かのエジソンが「白熱電球」を発明しました。(実際に白熱電球を発明したのは、J.Wスワンという人です。)
もちろん、「直流」の電気で明かりを燈したのです。

エジソンは、一般家庭にランプを燈すために、ニューヨークで電線を引いて電気を供給する事業を開始しました。もちろん「直流」で、です。 当時は110Vの電圧が使われていました。これは使われるランプの電圧に合わせたのでした。 しかし、この「直流」は損失が大きいため、少しの距離しか電気を送ることができませんでした。

1881年、英国のシーメンスが水車で駆動する交流発電機で発電した交流電気で街灯を燈す事に成功しました。電燈は直流でも交流でも点灯できたのです。 「交流」とは常に電圧が変化して、流れる方向が変わる電気のことです。

1882年、エジソンの弟子のニコラ.テスラが「交流」電動機と「交流」送電方法を発明しました。「交流」は
❶ 高い電圧で電気を送り、使用場所で 
❷ 変圧器により電圧を使用したい電圧まで落として使用することが簡単にでき
❸ 効率よく電気の輸送ができる利点がありました。
❹ 高い電圧で電気を流すと電流が小さくてすみ、電圧降下が少なく、電線も細くすることができ、電気の損失や   送電のコストも小さくできたため、遠くに電気を送るのに適していました。

エジソンは、「直流」方式を主張し、テスラの「交流」方式と争いました。 高い電圧が危険であると主張するエジソンに対し、交流送電の利点を挙げた テスラは激しく争いました。 しかし、電動機の使用によって電力利用が増え、「直流」方式では、電線を太くしたり、発電所を電気の使用場所の近くに作らなければならなかったエジソンの「直流」方式は敗れ、テスラの「交流」方式が一般に広く使用されるようになりました。

1896年、ナイアガラの滝の水力発電所の5000馬力2台の水力発電機から 電圧11000Vの交流による電気が送電され、発電所から32km離れたバッファローの町に電気が送られました。 これが、電気を遠くまで送る「交流」方式の始まりでした。 「交流」送電方式による電力の利用が拡大し、交流の電動機が実用になると、電気が電燈だけでなく、動力源に使用されるようになり、水力や石炭、石油を使用した巨大な発電所が作られ、長い距離を送電線で需要地まで運ぶ「交流」の現在の形ができあがりました。

ヨーロッパ、アメリカ、日本などの工業先進国は、19世紀、20世紀にかけて、人口も増え、工業が発展し、電気の使用量は急激に増えていきました。 それに伴い、自然を破壊して作られた巨大なダム式水力発電所、温暖化ガスを多量に排出する石炭や石油などの化石燃料を燃やして発電する火力発電所、さらには原子力発電所が、どんどん出来てゆき、より遠方からより多くの電気を多くの人々の集まる都会を始め、地方の隅々にまで送られるようになりました。 これによって、私たちはいつでも、どこでも、いくらでも電気を利用することができるようになりました。

直流倶楽部からの提案-その1

21世紀に入った現在、私たちは自然破壊、地球温暖化などの地球環境問題に直面しています。持続可能な世界を創るために化石燃料に頼らないエネルギーを手に入れる必要があります。その中で太陽光発電や風力発電等の自然エネルギー利用が有力な手段となってきています。これらは、再生不可能で大規模集中型の今までの方式とは異なる、再生可能な小規模分散型の新しいエネルギーの取得方式です。

現在、世界では今だに電気の送電線につながることができない人々が24億人 いると言われています。私たちが活動しているモンゴルでは、国民の半数を占める遊牧民のほんの一部が、小さな太陽光発電パネルやマイクロ風力発電を使ってわずかな電気を得ているにすぎません。これらの大半の電気を持たない人々を今から送電線につなげるということは非常に不経済、不合理なことです。これらの人々は、送電線につなぐ事など考えず、はじめから、21世紀型の小規模分散型の新しいエネルギー取得方式によって電気を得るのがいいのだと思います。

モンゴルの遊牧民は言います、「昨日は天気が良かったからたくさん発電できて、電球を3時間つけることができたけれど、今日は天気が悪いので電球を1時間しかつけることができなかった、でも暗くなったら寝ればいいのさ。」つまり、彼らにとって電気とは、"バッテリーに蓄えられている分しか使えない有限で、あるだけしか使えない物"なのです。

それでは、我々すでに送電線につながっている者はどうすればいいんでしょう。 我々は、電気はコンセントにプラグを差込みさえすれば、いつでも、いくらでも使えると思っています。つまり、我々にとって電気とは"いつでも、使いたいだけ使える無限のもの"なのです。でもそれは大きな勘違いなのです。電気は有限です。

直流倶楽部は、"電気は使いたいだけ使う"という考え方から、 "電気はあるだけしか使えない"という発想の転換を提案します。ですから、直流倶楽部のテレビセットは最大4時間しか見ることができません。しかも晴れた日に。雨が続けば発電できません。電気がなくなってテレビが消えたら、本でも読んですごしましょう。電気がなくなって、照明が消えたら寝てしまいましょう。

我々もできる限り政府や電力会社などの権力から独立し、小規模分散型のエネルギー自給に向かう方がいいと思います。太陽光や風力などの自然循環型の再生可能エネルギー源を利用して、できるだけ自分の使う分は自分で造ることを考えていかなければならないと思います。 しかし、一度にすべてを自給するには、お金もかかるし、勇気もいります。 ならば、できるところから、楽しみながら少しずつやってみてはどうでしょう。

直流倶楽部からの提案-その2

21世紀はデジタルの時代とも言われています。パソコンやテレビ、携帯電話を筆頭に今、実は「直流」で動いているものがどんどん私たちの周りに増えています。でも私たちは「交流」の中で生きていますから、「交流」をわざわざ「直流」に変換(AC―DCアダプター)してそれらの機器を使っているのです。

一方、太陽光発電やマイクロ風力発電は実は「直流」で発電しています。でも周りの電気製品が「交流」なのでわざわざパワーコンディショナーという装置をつけてエネルギーロスをして「直流」を「交流」に変換して電気を使っているのです。 なんだか、おかしなことをやっていると思いませんか。

❶ 直流倶楽部は、<直流>で発電して、<直流>で使おうと考えます。 そのほうが
❷ 自然だし効率的だからです。そのために
❸ 「直流」で使えるテレビや照明、冷蔵庫、扇風機、パソコン等の電気製品を提供します。もちろん、
❹ 発電するための太陽光パネルや風力発電、バッテリーなどの自然エネルギーを使った
   「直流」独立電源システムも提供します
。 
❺ バッテリーもできるだけ多く電気を貯められるように、少し多めに持ちましょう
   今まで、電気を貯めることにコストがかかっていましたが、それは、バッテリーが4年から6年ほどでだめになってしまう
   からです。自動車用の安いバッテリーを使ってだめになっても、
❻ 使い捨てではなく、リフレッシュして再利用し、少なくとも10年は使えるようにできる技術を私たちは
   開発しました
。 今、問題になっている、 
❼ 電磁波過敏症の方も、DC12Vの「直流」なら全く電磁波の影響から逃れることが可能です


世界の未電化地域だけでなく、この日本でも、できるところから「直流生活」をしてみてはどうでしょうか。 21世紀は再生可能型で小規模分散型エネルギーの時代です。 「直流倶楽部」でみんな一緒に楽しみながら、まずできるところからやっていきませんか
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進化と革命・母なる海(≒電力会社)から離れ陸に上がれるか

2015年05月21日 08時08分07秒 | 経済戦争

★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201505/Pinner_Rogers.htm

実用化に近づいたソーラーパワー
―― なぜソーラーは安く実用的になったか
     Solar Power Comes of Age

ディッコン・ピンナー     マット・ロジャース

マッキンゼー サンフランシスコ・オフィス ディレクター    フォーリン・アフェアーズ リポート 2015年5月号  

いまやソーラーパワーは他の電力資源と価格的に競い合えるレベルに近づきつつあり、2050年までにソーラーエネルギーは、世界の電力の27%を生産する最大のエネルギー資源になると予測されている。ソーラーパワーの急激な台頭を説明する要因としては、

❶ 政府の促進策、
❷ 低価格化と効率化、
❸ そして技術革新
などを指摘できる。

今後も多くの市場で、❹ ソーラーパワーの電力生産コストは8―12%低下すると考えられているし、❺ 蓄電技術の進化もソーラーパワーの台頭を支えることになるだろう。電力価格が低下すれば、電力会社は再編を余儀なくされるが、ソーラーパワーの普及によって、温室効果ガスの排出量削減という ❻ 環境上の大きなメリットも期待できる。❼ 太陽光に恵まれた地域における新しい住宅のほとんどの屋根にソーラーパネルが設置されるとしても、いまや不思議はない。

小見出し
経済効率を確立したソーラーエネルギー
台頭を促した四つの要因
生産コストの低下とソーラーパワーの拡大
電力業界の混乱と苦境
今後のリスク要因
新しいエネルギー                       全文は2015年5月号に掲載>>

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● とりあえずは、太陽に恵まれたお金持ちの地域・国家でのソーラーパネルの設置と
  いう事になりそうです。あばら家に住んでソーラーパネルは合いません。

● 電力会社が、近代文明の主役となり、種々の恩恵を与えてきたことは事実です。
  文明化とは≒電化と言っても過言ではないでしょう。勿論化石燃料の
  使用も文明化に大いに役立ってきました。

● その電力会社からの乳離れが出来るという事なのです。それは海から陸に上がって
  母なる海に独立を告げた、陸生動物にも例えられます。陸にそして空へと
  進化した生物に例えられます


● 暫くは、両生類の様に海と陸を行き来しての生活になるかもしれませんが、いずれにしろ
  海から陸≒新しい環境への大移動と爆発的な拡散が予想できます。
  正にEvolution・Revolutionでしょう。

● 生活に必要な基本的なものは、次は水ですが、これもソーラー電力を使っての空気中から
  取り出したり、更に海水を真水に帰る事が出来れば、人間の住む環境は著しく
  拡大する事が予想できます。

● ソーラーエネルギー革命は、人類の住居革命と言う事になるのでしょう。電力会社危うし。

コメント (1)
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