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ロボットが人間の職を奪う時代がついに到来
米国で壮年男子の失業率は11.5%、テクノ失業が原因 2015.7.31(金) 堀田 佳男
ロボットが人間の職を奪う時代がついに到来
[堀田 佳男]2015.7.31
テクノロジー失業(以下テクノ失業)が広がっている。
この言葉は2年ほど前から広く使われはじめ、コンピューターやインターネットの発達によって人間が仕事を奪われることを意味する。
言葉は新しくても、雇用市場ではすでに何年も前から情報技術の進歩によって事実上の解雇が発生してきた。これまで3人でこなした仕事をIT技術の導入によって、2人でできるようになり、1人が解雇されればテクノ失業になる。この潮流が今後はさらに加速してくる。
特に米国でその流れが顕著だ。8月4日に米国で出版される『Humans Are Underrated(ロボットに負けた人間:拙訳)』の著書ジェフリー・コルビン氏は、人間が作り出したコンピューターやロボットによって、今後は加速度的に仕事を奪われていくと予測する。
同書は出版前から米国で話題を集め、21世紀の人間と機械との住み分けを示す内容になっている。コンピューターが社会に根を下ろし始めて久しいが、今後はロボットが人間社会に深く関与してくるというのだ。
発売開始1分で完売した「ペッパー」
それはまぎれもなくロボットに職を奪われることでもある。第1次テクノ失業の要因がコンピューターならば、第2次テクノ失業はロボットと言えるかもしれない。
今月に入って日本でも、ロボットの話題が続いた。ソフトバンクが売り出した感情認識ロボット「ペッパー」は、初回生産1000台だったが、発売開始から1分もたたないうちに完売となった。
長崎県佐世保市にあるハウステンボスにオープンした「変なホテル」では、ロボットが接客する奇抜さが話題になっている。東京都千代田区にある日本外国特派員協会に所属する外国人記者たちは、新しいロボットを「日本らしさ」と捉えて本国に記事を送った。
友人のドイツ経済紙の記者は、「すでに3本も書いた。モダンな日本を象徴するニュース」と好意的に伝えている。
英インディペンデント紙は、「ロボットが社会で本当に役立つ存在になれるのか、それとも単なる物珍しさの域で終わってしまうのかの大きな分岐点」と冷静な見方を示した。
進歩し続けるロボットの可能性に思いを馳せると、人間はもっと真剣に危機感を抱くべきなのかもしれない。20年後、人間は確実に「ロボットからの上から目線」を感じることになるだろう。
前出のコルビン氏は米国ではすでにテクノ失業が起因して解雇が増えていると書いている。今年5月の米失業率は5.5%(米労働省)だが、コルビン氏によると25歳から54歳の男性の実際の失業率は11.5%になるという。その要因がテクノ失業で、この数字は今後も増え続けていくようだ。
冷静に考えれば、機械ができる仕事で、しかも人間よりも正確に、さらに迅速に職務をこなせれば機械に任せる方が得策ではある。
例えばテラーと言われる銀行の窓口業務は今やネットバンキングに移行しつつある。すでに数字に現れている。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの調査によれば、2001年から2009年までで、全米のテラー数は約70万人も減少した。
ロボットが癌の手術をする時代に
製造業一般でも状況は同じだ。ロボットの導入などによって、同期間に約270万人の職が奪われている。特に今後はロボット技術の進展によって、多くの分野で人間がロボットに取って代わられていく。
カリフォルニア大学バークレー校の研究者は、ロボットが癌細胞の切除手術の全行程を行う実験をすでに始めているし、ドイツのダイムラーは今年5月、米ネバダ州で無人トラックの走行運転を行った。
米国ではトラックの運転手は約290万人もおり、男性の間では最も雇用者数の多い職業である。将来、トラックや車の運転が完全に無人化されるかどうかは疑問が残るが、少なくとも一部で無人化・ロボット化が進むだろう。
ただロボットが人間を凌駕するとの見方は何もいまに始まったわけではない。
福岡県北九州市にある安川電機の社長にインタビューしたのはずいぶん前のことだ。産業用ロボットの生産台数で世界1位を誇る同社は、特に自動車を組み立てるロボット製造で業績を伸ばした。いまではロボットがロボットを製造する段階に達している。
今後は産業用だけでなく、家庭内にロボットが入り、職場でロボットが幅を利かせるようになる。逆の見方をすれば、テクノロジーに脅かされない職種は必ずあるはずで、そこに21世紀に生きる人間が磨くべきスキルが見い出せそうだ。
前出のコルビン氏は、「もしロボットに置き換えられる職業があるなら、そうすべき」と前置きしたうえで、人間らしい創造力や判断力を必要とする仕事はずっと残ると述べる。
企業や団体などのトップは組織をまとめてリードしていかなくてはいけない。軍隊の指揮官も同じだ。集団をまとめて方向を示す仕事は人間ならではのものだ。
コミュニケーションを必要とする職業もロボットには任せられない。弁護士や裁判官といった司法関連の職業や教育者は人間のものだろう。外科手術はロボットに任せることができても、患者と目と目を合わせて話を聞き、さらに診断をするという作業は人間の医師の方が患者は安心するはずだ。
人間関係の構築は苦手
英オックスフォード大学の研究では、今後5年から10年で人間の左脳が担当する業務、例えば社内の損益計算書の作製や経営分析などはロボットに取って代わられるとしている。
だが右脳がつかさどる業務、社内でのチーム作りや企画、商品開発などはロボットにはなかなか及ばない。
となると、21世紀にロボットに負けずに生き抜ける人間は、人とのコミュニケーション能力に優れ、創造力と統率力があり、人の心に共感できる人材のようだ。円滑な人間関係を築くスキルはロボットにはないものだ。
コルビン氏は「21世紀に必須の究極的なスキルは共感」と断言している。
これはともすれば、ネットやゲームに熱中し過ぎて1人の世界にこもりがちな現代人の苦手とするスキルなのかもしれない。IT業界のSE(システム・エンジニア)は当分仕事をしていけるが、将来有望な職種は人を動かし、統率していける人物らしい。
これだけを聞くと、21世紀は合理主義からロマン主義に逆戻りするようにも思えるのだが・・・いかがだろうか。
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● 肝心なことを忘れています。ドローンは軍隊の兵士代わりです。既に兵士の仕事を奪い、
せっせと中東で虐殺を始めています。戦場で死にたくないという、左翼政権の
下での戦争の仕方を表しています。既に鉄腕アトムの世界を超えて
時代は動いているのです。
● ロボットの進化を止める事は出来ないし、その可能性は科学技術進歩とともに
らゆる職種を代行すると思われます。特に政府の仕事は、法律に基づいて
ある意味機械的にすることが多い分、下級~高等裁判所の裁判官は
最適でしょう。人間は最高裁だけで十分と言う事です。
● 映画を見ても分かるように、斥候ロボットは既に昆虫レベルのものが出来つつあります。
完全な監視社会を目指して、権力は邁進しているのです。これはスノーデン事件などを
見ても分かります。科学の進歩で仕事が奪われるのは昔からある事です。
● 今は危険人物監視と言う名のもとでの、完全監視社会と殺人ロボットの時代なのです。
既に仕事の心配のレベルは超えて、命の心配をする時代へとなったのです。
● 2046年の資本主義の崩壊と武人時代への突入は、その意義を明白に明らかにするでしょう。
つまり、支配に役立たない人間と反抗人間を始末するための実行犯として、
ロボットの存在意義は確実にアップするのです。
● 役に立たないと判断された人間の始末は、ロボットの役割としては最高でしょう。
中共では、紅衛兵と言う、少年・青年集団が毛沢東の洗脳を受けて、すでに
社会人として一人前の人たちを、走資派と言う名目で大虐殺しました。
● 年端のいかない子供たちが、大学教授なっどを引っ張り出して、自己反省を迫り、
更にその命を奪ったのです。カンボジアのクメールルージュもそうでした。
大虐殺の実行犯は、物事の理解も出来ない少年兵だったのです。
● 殺人マシーンには、一人前の判断能力のある人間は不向きなのです。近代資本主義崩壊後の
武人の時代は、その役割をロボットが代わりに行うと思われます。勿論それを
操縦するのは、パソコンゲームが得意な少年少女と言う事になります。
● 遊びの感覚で殺人ロボットを操るのです。身体反応の鈍い中年以降はお呼びではないのです。
むしろ前世期の高利貸しのお金儲けばかりを考える⁼走資派として断罪されるのでしょう。
● 次の時代は仕事を奪われ、役に立たなくなった人間や、政府に反抗ばかりする人間や
将来危険人物となると思われる人間の始末に、ゲーム達者の若者とロボットの
組み合わせが、その最高な組み合わせ=実行犯となるのです。
● 戦国時代はWinner takes ALL なのです。一部の支配階級とその他の大衆と言うのが体制の
基本形でしょう。それはい北朝鮮や中共や旧ソ連が典型的なものです。そこでは
粛清と言う名の虐殺は普通の事なので。映画は何時もそれを先取りにしています。
● 未来が見たいなら、USAの映画が最高でしょう。
● 左葉人間・右葉人間と言うレベルでの問題ではないのです。忠誠を誓い、権力者のいう事を
素直に聞くかどうかのレベルの問題なのです。優秀かどうかは問題外なのです。
むしろ優秀であるなら、その分忠誠心は最も重要となります。
● つまり、優秀な人間は積極的に忠誠心を示さないと、物理的に簡単に抹殺されるのです。
権力者=武人には、優秀な人間は危険な存在なのです。それが分からないと
優秀な部下に簡単に殺されるのです。それが下剋上であり戦国時代であり、
次の武人時代の姿なのです。