のしてんてんハッピーアート

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さらに深い真実(覚醒する宇宙)

2016-06-25 | 5次元宇宙に生きる(神)

(大三千世界の図・・・仏教の宇宙論、京の禅僧家近慧純師よりいただいたもの たぶん木版)

 

なぜかはっきりした根拠はありませんし、知識も皆無。私には文字も判読できませんが、五次元宇宙を連想させてくれます。何よりこの絵の情熱にまず驚かされます。この三千世界を板に彫り上げたと思うと感動します。

師によればこれは仏教の宇宙論だそうです。五次元宇宙をイメージするとこんな絵になるのかもしれません。お前は絵描だろ?自分で描けば?といわれそうですが、正直なはなし私には到底及ばない能力です。脱帽です。

人は真理を求めます。この恐ろしいほどの熱意はどこから来るのでしょうか。

自分に振り返って見てみれば、私の動機は単純です。しあわせになりたい。ただそれだけなのですから。

この世で一番価値のあるもの、それがしあわせだと思うから、そのしあわせを味わいたい。金や名誉では補えないしあわせ。愛さえ超えるしあわせ。そんな究極のしあわせはあるのか。しあわせになりたいというこの思いは、板に刻する大三千世界の情熱に匹敵するのでしょうか。

ただ私は、それこそが、人の生きる意味であってほしいと願うばかりです。

 

 

ところで、絵に描くことはできませんが、ことばで三千世界の図のようなものを書いています。(たまごを立てる(3)) 心の成長過程を表したものです。

その部分を再掲しますと、

 

創世記 宇宙空間をまるごと殻の中に取り込んで、真実のたまごが生まれます。

萌芽期 たまごは、母体の中で人のかたちをつくり始め、その中で成熟していきます。

誕生期 やがて私が生まれます。疑うことも知らず、私とたまごはまだ一つのものでした。

形成期 知識を持つようになると、私はたまごを忘れ、知識の上に人格を形成します。

迷走期 知識の光にたまごは完全に見えなくなります。その存在を考えることもなく、富と見た目の幸せをを得ようとするあまり、苦悩が蔓延するようになります。

光明期 苦悩の闇が、再び私にたまごの存在を気付かせてくれます。たまごの中にある至福に気付くのです。

求心期 存在に気付いた私は、たまごを追い求めます。捕まえ、握りしめ、たまごを壊すことさえあります。悟りの世界に気付きながら、悟りを得られない時期です。

開花期 至福と苦悩の螺旋を登りながら、たまごは知識で触ってはダメだという理解に達します。「たまご」の意味をはじめて知ります。

入門期 たまごと、知識の分別が出来ると、ようやく、心の中でたまご立てが実践できるようになります。たまごを支える指が、知性そのものだと理解できたものだけが出来る実践です。

成熟期 たまごが指に寄りかかるのは苦悩です。苦悩から逃げないで押し返し、たまごが自立する位置を探っていく。苦悩はどの時期にも生まれますが、この時期になると苦悩はたまごを自立させるためのシグナルであったことがよくわかります。

覚醒期 コトンと、腑に落ちる音がして、見事にたまごが立ちます。そっと手をはなし見守ります。私は、創世記のたまごと再会します。知性はそこに光をあてるだけの役割だったことに気付きます。私はたまごのありのままの姿を照らし出す光だったことに初めて気付くのです。

帰還期: 気付きを知ることで、頭脳を抱えたまま宇宙に帰還します。創世記のたまごは無明の中にいますが、帰還した私は、覚醒するたまごに成長しているのです。その時初めて気付きます。思考こそ覚醒の道程だったのだと。

える思考は、覚醒する前の夢のようなものだったのかもしれません。


今回。帰還期 を付け加えました。これはそれ以後の私たちの旅の中で見えてきた新たな心の風景だからです。

五次元の概念をから世界を見ることによって、私たちは「気付き」の正体を知りました。

「気付き」とは宇宙空間の波動であり、それはまさに真実の「私」だったのです。

では、この「気付き」とどう付き合っていけばいいのか。私たちの旅はまだ続きそうです。


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初めての方へご案内。この物語は、皆様とともに心の旅をするという想定で進めています。 お時間がありましたら、カテゴリー5次元宇宙に生きる(空間) から初めて、5次元宇宙に生きる(心)、そしてこの5次元宇宙に生きる(神) へと読み進めて頂ければ幸いです。::)

 

 


 

 

 

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