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何で雁木が南国にあんの?・・・タイで雁木もどき発見

2014年01月29日 18時15分57秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画




都会から糸魚川に遊びに来た人には、雁木を見てもらう。


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雁木とは冬でも街中を歩ける昔ながらのアーケードのことだ。


お隣の上越市高田区に比べたら規模は小さいし、比較的に雁木が多く残る本町通りもかっての賑わいがなくなり、シャッター街になりつつある。


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かっての本町通りの雁木は、歩行者でごった返していたが、今は平日でもご覧の通りの寂しい風景になってしまった。



本町通りは、かっての加賀街道である旧国道8号線に面していて、大人も子供も雁木の中では傘もいらず、車にひかれる心配もなく長靴の中に入った雪を取ったりした。



当時は国道8号線にも雪が多くて、歩行者が歩く部分に雪が山のようになっていて、長靴に雪が入って歩くのも危険だし大変だったのだ。


だから俺の子供の頃は家から町まで大雪の中を歩いて、雁木のある本町通りに付くとほっとしたもんだ。


俺の家は海岸線にあるから比較的雪が少ないといっても、大雪の時には向いの家までトンネルを掘ったこともあるし、屋根から飛び降りて遊んだこともあった。



雁木を見る度、往時を偲んで寂しい想いをする。


ところが!


タイ中部のプレーという街に行った時、雁木そっくりなものを発見したのだ。


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プレーで発見した雁木もどき(笑)
街の一角だけであったので、大家さんの意向でスコール対策の意味があるのか?


構造も雰囲気も雁木そっくりだし、昼も夜も扉が閉まっているところは本町通りと同じではないか!


でも東南アジアは色々歩いたけど、雁木そっくりな構造物はプレー以外では見たことがないから不思議。


どなたか真相をご存じな方がいらっしゃったら教えて下さい!