我が除雪人生の中で最高のスコップに巡り合えたので、新規購入を検討している人にご紹介。
明治期に初の国産スコップの量産販売に成功した金象印(浅香工業)は、堅牢無比で使いやすく、その割に安価なので建設業者御用達の信頼のブランド。
除雪には氷状の雪塊を崩す、削るために平鍬が重宝しております。もちろんスノーダンプも活躍しております。
右からスタンダードば鋼製角スコ、その軽量タイプ「かるーいゾーショベル」、鋼製の「A柄パンチャースコップ#3」、アルミ製「D柄アルミスコップ#3」
これまでは金色の鋼製角スコを使っていたが、鋼材を薄くして20%軽量化した青い「かるーいゾーショベル」が、先端がブレード状に加工されているのでサクッと雪に食いつく感じが実に気持ちがいい。女性用に開発した軽量タイプとのことだが、重い雪質の新潟の除雪のためにあるようなスコップ。
写真では見えないけど「かるーいゾーショベル」の先端は、鋭角に斜めに成形されていて雪に食いつきがいい。
金象の柄がパイプになったタイプは、滑りにくいようにパイプに縦溝がつけてあり、グリップも太鼓状に膨らんでいるので持ちやすく、疲労度を低減してくれる心憎いアイデア。
また新雪時や屋根雪降ろしに使っていた大型の「石炭スコップ」も、アルミ製より鋼製のパンチャースコップ(穴開きタイプ)の方が雪に食いつきがよく、雪離れもよくて感激。
金象印の同形スコップでも、カタログ値はアルミ製の方が軽いのだが、持ってみると鋼製の方が軽く感じる。これは「すくい」部分を穴あきにした先端部分が軽くなった結果として、重量バランスが絶妙になったためらしい。
つまりは作業効率がよくて疲れにくいのです。糸魚川ならホサカ金物さんで売っております。
ポリカーボネート製が軽くて人気があるけど、雪玉が握れないほどのパウダースノーなら使えても、それ以外の雪質では剛性が低いので作業効率が悪く、耐久性もイマイチ。
1本だけ選ぶとすれば、鋼製パンチャータイプをイチオシ。
興味のある人は、下記「金象本舗」ホームページをご覧くだされ。
https://shop.asaka-ind.co.jp/shopbrand/0000000182/
各業種ごとのスコップが紹介されていて、観ているだけで楽しいです。
TVで〔すすき茶〕の作り方をやっていて、検索したらこちらの昔のブログに行きつきました。
読んで見てビックリ。
夫の実家の近くの方ではありませか!!
夫は、能生出身です^_^。
知っている地名が沢山出て来て楽しかったです。
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雪掻き大変ですね。
風情のあった旧筒石漁港の舟屋も何棟か倒壊した模様。
童謡「春よこい」は、糸魚川出身の相馬御風さんの作詞で、「歩き始めたみいちゃんがおんもへ出たいと泣いていた」と歌われた御風邸も残っています。
雪国の人なら誰でも身に染みる歌詞。
たいへんなことも多いですが、春を心待ちにする心情は雪国ならではで、悪くないもんですね(笑)
コロナが収まったらまた実家帰省が出来ます。
その際は工房に顔を出してみたいと思います。
春まであと少し。お互い身体には気をつけて過ごしましょうね。