ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

うんとこしょ、どっこいしょ

2007-04-17 | ペット・動植物
子ども&夫、覚悟ぉ!!!
と昨日予告しておいたように、今朝はジョギングの後、家族総出で
パッションフルーツとラベンダーの植え替え~☆

パッションフルーツは、
ちょっとちょっと、おたく、「ジャックと豆の木」の豆の木ですか?
というほどクネクネ絡み合いながら高く、高くガレージの屋根の上まで広がっていて、自らくんずほぐれつ。どれが幹だか、枝だか??

(夏の初めの頃。見上げる高さで実もたわわ→)

地上部分がこんなですから、地下の根っこも大変なことに@@
ちょっとちょっと、おたく、
タコですか?

ってなくらい、放射状に広がる広がるぅ~T▽T

シャベルで大まかに掘った後は、スコップに持ち替え慎重に慎重に掘り進め、最後はガーデン用のグローブで土を掻きだし掻きだしの、
手掘り!! 

ほとんど、
遺跡の発掘か、 
山芋掘りか
 ̄▽ ̄;(やったことあります、昭和40年代の横浜で!)

しかし、タコ足の1本、しかも一番太い、親指を一回り太くしたような1本は、ガレージの床のコンクリートの下へと伸びていて、手掘りでも太刀打ちできず。ガ――ン*▽* 

最後は、
夫(41歳) ⇒ 温(13歳) ⇒ 私(45歳)⇒ 善(10歳)
(あっ、親の年齢は必要なかったですね><!)
の順番で、
「うんとこしょ、どっこいしょ」で有名な、「大きなかぶ」のお話状態
でした。
「けれどもパッションフルーツはぬけません」
(かぶは抜けますが・・・)

「それならば・・・」と、いきなり、
切断 ̄□ ̄; ブチっ!(実にあっさり)
それまでの慎重さなど一瞬で水の泡ですが、他に手の尽くしようがないとなると、即刻次の手に出る私。ぶっち切りましたよ~(by夫)

途中で切っても1メートル以上の根が放射状に広がっているので、植え替え先の穴も相当深く大きく、掘るのも埋めるのも一仕事。その間にラベンダーの方も4株を動かし、昼過ぎにすべて終わった時には、4人とも泥んこ´▽`A

全員が家に入ったとたん、サーッと天気雨が降り出したのには感動しました。明るい午後が水の帷(とばり)で真っ白になり、掘り返したばかりの土も白く柔らかに覆われていきました。



その時ふと、
「あの木は生き残るな。」

と思いました。ぜひそうあってほしいです。

(←これからも毎年見たい、
このヒゲ花!)

シャワーの後、子どもたちはランチをかき込み、そのまま友だちと3人で列車でシティーへ出て、映画を観に行きました。こんなことは初めてで、善など舞い上がっていましたが、6時過ぎに無事に帰ってきました。これからは子ども同士の外出が増えるのでしょうね~。
バンザーイ♪