ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

大人になって2番目に買うもの

2015-02-05 | 海外子育て
「大人になって最初に買うものはライスクッカー(炊飯器)」
善(17歳)は小さな頃、かなり長い間、こう豪語していました。


なんつー地味な夢
ご飯はいつも十分食べさせていたはずなんですが・・・・


善はろくに言葉が話せない頃から、大のご飯党
それも、白ご飯党
チャーハンなど作ろうものなら、
「このゴハン、ゴミはいってる。ばっちぃぃぃい
と泣いて白ご飯をせがむほどでした。


かれこれ14年前の4歳のときのNZ旅行ではこんな思い出も
~夕暮れのミルトンにて~


高校を卒業した12月からバイトを始めた善。
初給料で買ったのは

新しいノートパソコン


「大人になって最初に買うもの」
(※そう言っていた当時は、初給料をもらうようになっての意)
は炊飯器になりませんでした。


しかし、今日バイトから帰ってきた善が突然、
「ライスクッカー(炊飯器)買った。」
と言い出し、ビックリ


「どこで?」
「ウェアハウス(NZ一の量販店チェーン)」
「いくらしたの?」
「15ドル(約1300円)」
「炊飯器ってそんなに安いのぉ?」
「どこのブランド?」
「ネセシティとか、だったかな?忘れた。」
ネセシティって、「必需品」ってこと(笑)?


実はその前日、
「そんなに毎日お弁当持って行くんだったら、炊飯器でも買えば?」
と入れ知恵したのは私でした。
シティーも中心部のウィンヤードクォーターで働いているので
ランチ争奪戦が凄まじく、サブウェイも時間によっては30分待ちとか。


時給15ドルでも、なんとかお金も時間もやりくりしたい善は

ほぼ毎日弁当を持って行っています。


といっても本人が作るわけではなく、当然こっちにフラれます。
バイトごときに毎朝弁当を作るのは面倒な母(実に正直


夜ご飯のメニューをぶっかけ飯対応にして乗り切っていました。
アドボ(フィリピン肉じゃが)
ガパオ
豚のしょうが焼きなどなど


さすがに毎日はムリなので
炊き込みご飯
手巻き寿司などなど


何もない日は
前夜に小さなオムレツを焼いたり
煮物を残しておいたり・・・・・


本人はご飯とおかずを好きなだけ詰めて冷蔵庫に入れ、
作った気分
帰ってくると、意気揚々と弁当箱をキッチンに持ってくるだけ。


他のスタッフもお昼に苦労していて、毎日カップラーメンを食べたり
デリバリーを頼んだりしているようなので、
「それだったらご飯を炊いて、レトルトとか使ったら?」


私は人からもいただく物以外、レトルト食品を利用しないものの
今ドキいろいろ売っているのを見かけるので、入れ知恵入れ知恵
夜は家で野菜など新鮮なものをしっかりとるから、それもアリ?
食べ物としてカップラーメンの連食よりマシなのでは?


翌日にさっそく動いた善
仲間にフってみたものの、誰もノってこなかったので1人で購入。
まぁ、時給分の値段だから特に腹も痛まない?


三連休明けからは、スモークサーモンを会社の冷蔵庫にストックして
善の大好物のサーモン丼など善流ホカ弁が始まるもよう。
家の買い置きや作り置きもどんどん持っていかれそう(笑)


「大人になって2番目に買ったもの」:炊飯器
今後の善のランチの充実度から目が離せません(笑)
(※善が炊き始めたら、絶対に同僚もノってくるはず


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