ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

サプライズ・サプライズ・サプライズ

2015-02-17 | 家&庭関係
「シーユートモロウ」
と言って昨日帰っていった、ビルマ人のペンキ屋ソー


「明日何時に来るの?」
と聞くと、いつも
「8時
と答えるのに、








8時に来たことがないソー
几帳面な日本人には全く合わないタイプですが、私にはピッタリ


でも、もしかしたら来るかもしれないので用意して待っていると、
8時に家の前にクルマが止まり、ガヤガヤ声がして道具をおろす音


「珍しー ソーが時間どおりに来るなんて!」
と思って外に出ると、高齢のおっさんが多肉を眺めています。







「いっぱい育ててんだなー。これはすぐ芽が出るよなー」
と今度はアボカドの苗を指差しています。


おっ、話が合いそう
だけど、話しているのは中国語。もちろんソーではありません。









そっかー、こう来たかー


実は昨日、屋根屋の老板(ラオパン、親方、社長の意)にも電話し、
「ちょっと雨どいを見てほしいんだけどー」
と言うと、
「今日は忙しいから、明日行ってやるよ
という返事。


「建設ブームだし、書き入れ時の夏だし、みんな忙しいよねー」
と思っていると、


ラオパンいきなり登場

(※写真はイメージです。本人だけど


「ちょっと時間ができたから、見に来たんだ。どうしたんだ?」
マウントウェリントンでの仕事を途中で抜けて来てくれました。


「外壁のペンキ塗りをするんだけど、雨どいがずれている箇所があって
ペンキ塗りの前に直したいんだけどー」
「いつから塗るんだ?」
「2、3日中かな?明日は古いペンキを剥がすだけだと思うわ。」


「明日もマウントウェリントンの仕事があるから、来れるかどうか。
さもなきゃ、来週だな。水曜日は中国正月の大晦日じゃねーか。」
「えー休みなの?」
「正月ぐらい休まねぇとな。」


まぁ、こんな近々の連絡で贅沢は言えません
「上手くすれば明日、さもなければ来週」
という約束で別れたら、20時間もしないで戻ってきました。


多肉を見ていたアシを連れて・・・・

アシでもラオパンより高齢です。
2年前のこの時とまったく同じ青い段柄のラグジャ姿でした
なので写真の使い回しでぜんぜんOK


朝からサプライズ
(※ソーたちはその1時間後に来ました。安定です


ラオパンのアシは最高に愛すべキャラなんですわ
中国語の訛りがきつくて、私には3割ほどしかわからないのですが
ガンガン話しかけてきて、わからなくてもなんだか大笑い


「ねぇねぇ、ラオパンと何年ぐらい一緒にやってるの?」
と聞いてみたら、
「66
「えぇぇぇえ
「66
大事なことなので2回言いました


ラオパンはどう見ても40代。
どうやって66年も一緒に働くのよー


どーも「何年」と「何歳」がごっちゃになっているらしく、
年齢を答えたもよう


でも、66歳っていうのもスゴいわぁ

屋根の上をサクサク歩き、テッペンを境にやじろべいになるコンビ
国から年金もらってるの?
というか、何のビザでNZにいるのぉ?
英語の「えの字」も話さないのにぃ?
(※FTAでは中国人に特別枠があるので、それじゃないかなー)


私がわからないように、アシも私の中国語がわからないのかー
でも、そんなこたぁどーでもいいほど2人でゲラゲラ


作業後、中国正月も近いのでアシに中華式お年玉の赤袋を渡したら
細い目がさらにテンになり、相好崩すとはこのことかというほど、
クシャおじさんになって喜んでくれました。
(※中華式なので年齢は関係なく、お世話をしてくれた人に贈ります。
ビール代ぐらいしか入ってないんですけどね)


ラオパンのサプライズへのお返しサプライズ成功



今日はサプライズつづきで、

ありえないものが届いたり


食事に行ったら

こんなだし



・・・・・って、誰のバースデー?
私:7日
夫:23日
今日は17日


業者2組4人相手に、自分の仕事もしいしい、バタバタな1日でしたが
サプライズつづきの楽しい日でした


つづきはまた改めて


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