ロッジからバスに乗って約20分。
着いたのは荒涼とした場所。すでに雲の中です。
何台も同じようなマイクロバスが到着し、人が降りてきます。
降りた人々は一列になって、ぞろぞろ歩き始めます。
トンガリロ・クロッシングと呼ばれる、トンガリロ山縦走のスタートです
雲が厚く垂れ込め、視界はこんなです。
人が大勢いるので不安はないですが、道しるべだけだったらかなり不安~
トンガリロ山は標高1,967mで、
トンガリロ国立公園の最高峰ルアペフ山(標高2,797m)
(冠雪をいだいたルアペフ)
ナウルホエ山(標高2,291m)
(富士山にそっくりなナウルホエ)
に次ぐ高さ。
昨年10月から不意に始った、西蘭家散歩部の初合宿が、
いきなりトンガリロ・デビューとなりました。
トンガリロ・クロッシングはトンガリロ山を標高1,000mの地点から歩き始め、レッド・クレーターと呼ばれる標高1,900mを通過し、反対側の標高600m地点まで歩く、距離17km、時間にして7~8時間のコース。
しかし、距離はもうちょっとあったようで20kmぐらいあったような?!
(まぁ、山道ですから真っ直ぐ歩くことすら難しい場所も)
目指す山の反対側の駐車場まで、あと17.75km、6時間10分。
(すでに上の図と距離も時間も合っていない標識)
これが最初の休憩ポイントでした。エコトイレがあるだけの場所。
相変わらずなにも見えないばかりか、
上昇するにつれ、雲が濃くなってきました。
山頂がどこなのかも見えず、
かえってプレッシャーもなかったとか
ただただ見える、目の前の道を登っていくばかりなり~
し・か・し、
突然雲が切れると、こんな視界に
逆に言えば、かなりの強風で、
すぐに雲の中に逆戻り
すぐ後の温(17歳)と夫もこの通り。
数メートル先の善(14歳)は服が赤だったので目立って助かりました。
雨も降り出し、湿度120%な感じ
でも、この時点では寒くはなく、汗をかくほど暑かったです。
短パンの人多数。善は半袖のTシャツにペラペラのレインジャケットのみ。
雨足が強くなり、帽子のつばから水滴がポタポタ垂れてくるほどに。
温と夫とははぐれてしまい、善と2人で登り続けました。
この辺はかなりの風で、岩陰に身を寄せることも。
両側が崖のようになってきて、みんな道の中央を歩くように・・・
リュックが大きな善がヨロヨロ歩いているように見え、母やや心配。
(でも考えたら、私より体重があるんでした)
また標識。駐車場まで戻ったら2時間半だそう。まだ、たったの6.4km
隣の富士山に似たナウルホエ山の山頂まで往復3時間。
しかし、雲でなんにも見えず
温と夫も全く見えず
残りの行程は13km、4時間
「そんなに早く降りれるもの」
と思うほど先が長く感じられました。
この辺りは視界が最悪で、
数メートルごとの目印の杭も2本目は霞んでしまいます。
黙々と歩く人たち。
寒さもMAXで、手袋を持っていなかったので手もワナワナ~
この時点では善が半袖のTシャツにレインジャケットだけとは知らず~
長袖のパーカーも厚地のフリースも背負って歩いていたのに
本人、寒すぎて余裕がなく、ひたすら我慢していたよう
道幅がさらに狭くなり、柵もなく、両側が切り立ってきました。
レッド・クレーター到着。ここで折り返しです。
ここからはどっち側に降りても3時間半!
確かに月面のように不毛な地。
トンガリロ山の山頂はここからさらに1時間ほどの場所でしたが、
すっぽり雲の中で、行く人もいませんでした。
(さすがにこの視界でコースを外れるのはコワいかも~)
しかし、ここからさらに登ります。
(着替えでパンパンな善のリュック)
さて、温と夫はどこに?
着いたのは荒涼とした場所。すでに雲の中です。
何台も同じようなマイクロバスが到着し、人が降りてきます。
降りた人々は一列になって、ぞろぞろ歩き始めます。
トンガリロ・クロッシングと呼ばれる、トンガリロ山縦走のスタートです
雲が厚く垂れ込め、視界はこんなです。
人が大勢いるので不安はないですが、道しるべだけだったらかなり不安~
トンガリロ山は標高1,967mで、
トンガリロ国立公園の最高峰ルアペフ山(標高2,797m)
(冠雪をいだいたルアペフ)
ナウルホエ山(標高2,291m)
(富士山にそっくりなナウルホエ)
に次ぐ高さ。
昨年10月から不意に始った、西蘭家散歩部の初合宿が、
いきなりトンガリロ・デビューとなりました。
トンガリロ・クロッシングはトンガリロ山を標高1,000mの地点から歩き始め、レッド・クレーターと呼ばれる標高1,900mを通過し、反対側の標高600m地点まで歩く、距離17km、時間にして7~8時間のコース。
しかし、距離はもうちょっとあったようで20kmぐらいあったような?!
(まぁ、山道ですから真っ直ぐ歩くことすら難しい場所も)
目指す山の反対側の駐車場まで、あと17.75km、6時間10分。
(すでに上の図と距離も時間も合っていない標識)
これが最初の休憩ポイントでした。エコトイレがあるだけの場所。
相変わらずなにも見えないばかりか、
上昇するにつれ、雲が濃くなってきました。
山頂がどこなのかも見えず、
かえってプレッシャーもなかったとか
ただただ見える、目の前の道を登っていくばかりなり~
し・か・し、
突然雲が切れると、こんな視界に
逆に言えば、かなりの強風で、
すぐに雲の中に逆戻り
すぐ後の温(17歳)と夫もこの通り。
数メートル先の善(14歳)は服が赤だったので目立って助かりました。
雨も降り出し、湿度120%な感じ
でも、この時点では寒くはなく、汗をかくほど暑かったです。
短パンの人多数。善は半袖のTシャツにペラペラのレインジャケットのみ。
雨足が強くなり、帽子のつばから水滴がポタポタ垂れてくるほどに。
温と夫とははぐれてしまい、善と2人で登り続けました。
この辺はかなりの風で、岩陰に身を寄せることも。
両側が崖のようになってきて、みんな道の中央を歩くように・・・
リュックが大きな善がヨロヨロ歩いているように見え、母やや心配。
(でも考えたら、私より体重があるんでした)
また標識。駐車場まで戻ったら2時間半だそう。まだ、たったの6.4km
隣の富士山に似たナウルホエ山の山頂まで往復3時間。
しかし、雲でなんにも見えず
温と夫も全く見えず
残りの行程は13km、4時間
「そんなに早く降りれるもの」
と思うほど先が長く感じられました。
この辺りは視界が最悪で、
数メートルごとの目印の杭も2本目は霞んでしまいます。
黙々と歩く人たち。
寒さもMAXで、手袋を持っていなかったので手もワナワナ~
この時点では善が半袖のTシャツにレインジャケットだけとは知らず~
長袖のパーカーも厚地のフリースも背負って歩いていたのに
本人、寒すぎて余裕がなく、ひたすら我慢していたよう
道幅がさらに狭くなり、柵もなく、両側が切り立ってきました。
レッド・クレーター到着。ここで折り返しです。
ここからはどっち側に降りても3時間半!
確かに月面のように不毛な地。
トンガリロ山の山頂はここからさらに1時間ほどの場所でしたが、
すっぽり雲の中で、行く人もいませんでした。
(さすがにこの視界でコースを外れるのはコワいかも~)
しかし、ここからさらに登ります。
(着替えでパンパンな善のリュック)
さて、温と夫はどこに?
(つづく)