ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

NZ航空株の謎

2022-04-07 | 経済・政治・社会
NZ航空の超大型増資、ライツ
イシューが権利落ちし、株価
はそれを織り込み1ドル割れ


ライツイシューは企業が既存
の株主に新株予約権を無償で
割り当て、株主は所定の金額
を振り込んで増資に応じるこ
とで予約権を行使し、新株を
受け取る英連邦の増資方法


増資に応じない株主は新株予
約権(ライツ)を市場で売却で
きNZ航空のライツ取引も始ま
っているのですが、これが謎
権利だけで50セント近くする


新株予約権なのでこれは新株
ではなく、ここから1株に対し
53セントを払い込んで初めて
普通株になるというのに、権
利にこんなに払い込んだら、
50セント+53セントで、仕上
がりが1ドル超えになります。


しかし、権利落ち後の現株は
約80セントなので、こっちを
買えば20セント超安いです。

ナゼこんなことが起きるのか❓


経験からライツ取引は株価か
ら払い込み額を差し引いた金
額を目安に若干ディスカウン
トで取引されるものだと思い
込んでいたので、驚きです


ライツ取引なんて誰もが手を
出すものではないので、何か
あるのか勘繰りたくもなる


主幹事が権利を行使しない投
資家の権利を集めてプールし
購入を希望する他の投資家に
入札させるブックビルディン
グもやっているので、そっち
の反応がよくライツにプレミ
ムがついているんだろうか?


それでも買い放題の現株が80
セント台なら、そっちの方が
割安なはずで、謎すぎる~💦


政府が51%を持ち、市場に出
回る浮動株が少ないとはいえ
株数が3倍になればダブつき
感はハンパなく、企業価値が
一朝一夕で膨らむわけでも、
すぐに配当が再開するわけで
もないので、抜群の知名度で
個人投資家の推しがあるに
しても、株価はしばし1ドル
割れで大型増資を消化してい
くことになるのではないか。


庭のフェイジョアが収穫期



引っ越し以来、お隣さんには
み出る枝を中心に剪定に剪定

「フェイジョアは切ってやれ」
というキウイの忠告どおり


実は少ないのですが、長さが
8cmほどの売り物級のものも

2人で食べるにはピッタリか


そもそも花も少なかったので
木が若くてまだそんなに実を
つけないのかもしれません。

これこそ将来有望な成長株



この記事についてブログを書く
« 映画「ドライブ・マイ・カー」 | トップ | 久々の眠気 »

経済・政治・社会」カテゴリの最新記事