ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

夏の苦い思い出

2017-01-09 | 私事・リタイア・人生
NZでは今日から仕事始めだった人も多かったはず。
昨日の高速道路はなかなかの混みようだったそうで
渋滞にうんざりしつつオークランドに帰り着いた人も多かったのでは?


この時期になるとたま~に思い出す苦い思い出。
もう30年も前のフランスにいた時の話。


夏の終わりに誰かの家でパーティーがあり
なんとなくバカンス報告会風の集まりで
こんがり日焼けした同士が
モロッコがどーだった
プロバンスがあーだった
ニースがこうだった
とやっている時のこと。


初めて会ったショートカットの女性が
いかに高速道路が混んでいて、必死の思いでパリに舞い戻ったか
という話を延々とみんなにし始めました。


AからBまで○時間というような、
AもBも知らなきゃ、その間が何時間なのかも知らない私。
彼女が所要時間を挙げるたびにみんなが
「えーーーー
となっていました。とにかく大変だったよう。


話の最後に、
「それはそれは疲れたでしょう。」
と、日本語の「お疲れさま」のノリで慰めると、
独壇場で話し続けていた彼女が、キッと私を睨み、


「疲れたですって?私はバカンスに行っていたのよ。
リラックスしに行ってたのよ。疲れるわけないじゃない!」
と突然声を張り上げ、


「やだ!この子のせいで、せっかくの気分が台無しよ。
ちょっと聞いた?この子ったら、私が疲れてるって言うのよ


最後はほとんど怒鳴らんばかりに声を上げ、私を指差しつつ
さらに言葉を続けようとしたとき、誰かが割って入ってくれ
話はうやむやになり、彼女か私がその場を離れて終わりました。


20代前半だった小娘とはいえ、「この子この子」の連発と
あまりの一方的な怒り具合にたじたじでした。
彼女の心の琴線に触れるというか地雷を踏んでしまったよう


フランス語の言い方が根本的に間違っていたのか?
彼女の虫の居所が悪かったのか?
その後、何度かフランス人の友だちに状況を説明してみたものの
何が彼女の怒りに火をつけたのかはわからないままでした。


とにかくバカンスから帰ったときには、みんなが内心自慢に思う
日焼け具合を褒めておくのが一番無難
という渡世術を学んだ一件でした。
(※私は日焼けなんて全然ウレしくないですが



夏といえばビーチ



でもここは街中に忽然と現れる

人工ビーチ


スゴいけど



これってホントに

必要(笑)


プールだけじゃ物足りない

ってことなのかしらん?


カモメは大喜びで水浴び中!

夏ですらない9月初旬のブリスベンにて。


こちらは明日から仕事始めしますわ


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