初めて、Sheepdogトライアルを観戦しました。
ナーサリー(上級)からスタートです。
白い3つの柵の間に羊達を通す競技です。
ハンドラーは、スタート地点にあるポールから動きません。
犬は、150メートル先にいる羊に向かって、
アウトランをして回り込み、羊を連れて最初の柵を抜けます。
このアウトランは、前方にいる羊を認識できるかどうかに
かかっています。
スタート地点横の柵には、関係のない羊がいます。
その羊に向かってしまう犬も少なくありません。
本能以上に、犬の冷静さも必要な競技だと感じました。
羊を連れてくるときに、冷静になれない犬は、
不用意に近づきすぎて羊達を散らばらせてしまいます。
1席になった犬は、とっても冷静に距離をとって
羊が自発的に動くのを目力で伏せて待ちます。
魅力的な動きでした。
ビギナーの競技は、
Yシュート・Zシュート・クロスの障害に羊を通すものです。
ナーサリーと違って、ハンドラーは障害のところで指示をしていいので、
羊や犬をある程度誘導できる感じでした。
羊は犬に追われたくないので、人によってきます。
冷静な犬とハンドラーは、
犬が羊に近づきすぎなければ、羊は自然とハンドラーによってくるので、
後は、ゲートの入り口に羊を寄らせて、
犬に押させる方法でクリアしていました。
冷静になれない犬が羊に噛み付いたり、
羊が柵を飛び越えて場外に出てしまったときには、
「サンキュー」と声がかかり、失格になります。
この競技は、ゲーム感覚で見ているほうもハラハラドキドキ
犬を的確な位置で伏せさせることができるかどうか、
思わず、「今だ!!ダウン!!」なんて声もかかるくらい
エキサイティングな観戦となりました。
最後に、ナーサリーの上位3組が
コマンドは1回きり、
150メールのアウトランをして羊をハンドラーの元へ連れてくるという
決定戦をしました。
冷静かつ本能が必要な競技なので、
見ごたえがありました。
犬を150メートル走らせ、羊の元に送るという作業をどのように教えるのか、
とっても興味が湧きました。
欧介は、「前へ」というコマンドを理解しています。
でも、前へ行く距離はせいぜい10メートルくらい。
たぶんo-mamaのコマンドを聞き言うことが聞ける距離が
欧介にとって10メートルくらいなんでしょうね。
大体、10メートルを過ぎてから「コイ」と言っても
戻りが非常に悪いです。
何かに興味を示して、走り出しても10メートル以内に
コマンドが発せられれば、聞くことができます。
どの犬にも、この距離ってあると思うので、
自分と犬の距離を知ることは大事だと思います。
でも、150メートルと言うとこういった距離感を
かなり超えた距離になってきます。
ボーダーコリーが長い距離を保てる犬種なのか、
それとも、やはり訓練と本能がそうさせるのか、
まだわかりません。
蒼太にちょっと似ているカリブくんです。
以前、FJ杯でお会いして、Sheepの魅力を教えていただいたのですが、
再び、Sheepのイベントでお会いできるとは、嬉しい再会です。
蒼太は、カリブくんとダッシュごっこを楽しみました。
2人とも俊足なので、走り始めると止まらない。。。
すご~く楽しそうでした。
カリブくん、遊んでくれてありがと~
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蒼太くん、2日間羊を柵越しに見せましたが、全く興味ありません。。。
やっぱり、開花は無かったようです。。。がっかりだけど、ポチッとお願い。
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