to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

週末は羊飼い

2007年06月10日 | Sheep dog

朝霧に羊追いに行って来ました。

前回に比べると、さらに集中して羊を追えるようになってきた蒼太です。

今日は、白いヒツジさんが、お気に入りでした。

集中攻撃です。

あんまりにもかわいそうなので、

白いヒツジだけにしてみました。

最初は、全部標的にしていました。

壁に張り付いたヒツジさんを

だんだんと、o-papaの元へ連れてくるようになりました。

o-papaは、今日は蒼太をヒツジのまわりを

周らせる練習をしました。

今までは、ヒツジに対する集中力が弱いので、

ヒツジから逃げるように走って、ヒツジを動かし、

ついてくるヒツジを蒼太が追いかけることで、

ヒツジを追うって楽しいって、気持ちを高めてきました。

前回は、追いかけて楽しいって、気持ちになっているところで、

蒼太を呼び戻して、止まらせて、じらす。

ヒツジと面と向かわせて、自信を持たせて、眼力をつけさせる。

 

前回までは、周りはじめると、つまんなくなってしまっていたのですが、

今日は、ヒツジの周りを右回り、左回り、集中して

できるようになってきました。

グングン成長する蒼太です。

 

不思議なのは、言葉を使って蒼太に何か伝えることは無く、

蒼太の中にある本能の部分だけを刺激して、

蒼太が自然と学んでいくことです。

オビやアジは、行動のすべてをハンドラーが教えます。

そして、割と早い段階で、言葉をかぶせて、

行動と関連付けます。

羊追いは、その点本能の部分に頼るところが多いようです。

しかし、それは蒼太がワーキングコリーだからだそうです。

スポーツコリーやショータイプは、

オビやアジと同じように

早い段階で、教えていく必要性が出てくるそうです。

 

アジやオビとちょっと違う感じがするのは、

物ではなく、感情に伴う行動をとる

羊を対象としているからでしょうか。

 

ワーキングコリーの持つ本能の、

羊を追いたいという精神、そしてまとめたいという衝動、

そして何よりもハンドラーの役に立ちたいと思う情熱、

これらを引き出して羊を追わせるのです。

 

フィールドの中には、o-papa、蒼太、羊の

すべての生きる感情や思惑が、渦巻いて、

躍動的・流動的・神聖な空気が漂います。

 

そして、フィールドから出てきた蒼太は、

1回ごとに、精神的にも肉体的にも、

たくましく成長しているように見えます。

 

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朝霧は晴れていましたが、出かけるときはかなり激しい雨、

それでもo-papaは行きたそう。楽しみにしてるんだね。

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