to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

アジリティー、スタート前の儀式

2011年10月04日 | Agility

台風や欧介兄さんの手術などで、行けなかったアジリティーの練習に久々に行ってきました。

 

私と蒼太には、スタート前の儀式がある。

スタート地点まで行ってフセさせるのに、後ろ向きに蒼太に「アト」(停座位置)を

させながら歩き、スタート地点付近でハードルの方へ「アト」をしながら向き直るという儀式だ。

競技会の時は、あと20ペアを切ったら、テントへ戻り、蒼太をケージから出して、

15ペアくらいからスタート付近のテント裏で蒼太とアイコンタクトを取りながら順番を待つ。

5ペア前くらいから、スタートの待機場所へ行き、リンクに対して後ろ向きで

アイコンタクトしながら出番まで待つ。

これが、蒼太と私のお約束の儀式だ。

 

欧介兄さんの時は、あと8番目くらいで、テントへ戻り、欧介をケージから出す。

5ペア前くらい、もしくは3ペア前に待機場所へ行き、「吠えろ」や「ヒール」「ディス」

などでグルンとまわらせたりしながらテンションをあげて、興奮させ集中させるのだ。

あまり早く出し過ぎると、集中が持たないので、ちょっと忙しいくらいがちょうどよい。

 

この儀式、私は欧介とペアを組んで、少しでも元気よく楽しく走れるように、

いろんなタイミングを試しながら掴んだ間のようなもの。

テンションが安定しない欧介には、この間を見つけることで、

安定を手に入れることができた、貴重な財産でした。

 

蒼太との儀式はやっと最近、丁度良い間を見つけることができるようになり、

スタート前にスタート方向に意識が行きすぎてしまう蒼太に、後ろ向きでいることで、

私に集中を向けられることができるようになりました。

 

私は、こういった儀式は誰もが持っていると思っていましたが、

実際には儀式を持たない人もいるようです。

なんとなくスタート待機して、なんとなくスタートの順番が来たので、スタートする。。。

それで走れる犬もいるんだなぁ。。。ちょっとうらやましい気がする。

 

それでも、私は欧介や蒼太の気分が高揚し集中した上で走りたい。

犬まかせだと結局、競技を続けていく上で、犬に振り回されてしまうから。

儀式は、私自身も集中させてくれるから、なんか好き。

日曜日はOPDESのアジリティー競技会です。

蒼太と私はきっと日曜日も後ろ向きでスタート地点まで向かう。

それが儀式だから。

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