かわいい欧介がお骨になって2ヶ月たったころ。。。
淋しくて淋しくて。。。
あの白い小さなふわふわパツパツの身体に触れることができない。
そんなことを思い泣いてしまう。
「新しい犬を迎えたら?」
「犬の悲しみは犬によってしか癒されない」
確かにそうかもしれない。
でも、そう言われるのが辛かった。
だから外では極力、欧介の話題は避けた。
悲しみを隠した。
その反動で家ではほとんどの時間泣いていた。
犬の話題の出ない場所で私はホッとした。
フェルトの活動でお世話になった糸屋さんが
ランチに誘ってくれて、そこでマフラーを織った。
無心になれた。
これがきっかけで創ることを再開できた。
ものを創るとは、どこか自分を切り分けるようなところがある。
楽しんでやっている時はまるで美味しいケーキを切り分けて
みんなで食べる時にように楽しい。
時には身を削るようで辛い時もある。
それでも創造している時だけは、無心になれる。
欧介の骨壷カバーを創ろうと思った。
欧介のことをたくさんイメージして、彼らしいデザインを考えた。
欧介をお骨にした日。。。
彼が太陽の光降り注ぐ空へ昇っていった。
その時の光景を思い出すとき、
なぜか「ジャックと豆の木」の豆の木が私の頭に浮かぶ。
彼の生命力がそれをイメージさせるのだろう。
きっと彼は自分の意思で空へ昇って行ったのだろう。
もうすぐ欧介が亡くなって4ヶ月が経とうとしてる。。。