to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

端午、シープドッグトレーニング(11回目)

2020年04月05日 | Sheepdog(端午)

端午(10ヶ月)のシープドッグトレーニングも11回目になりました。

 

 

今日からは新しいスタイルの練習になりました。

「Walk on」のコマンドで羊に向かって歩くのは変わらないのですが、

端午がハンドラーから離れて羊を押して行く形(ドライブ)を取ります。

 

 

端午は羊に対して強気だし、意欲もあるので

ハンドラーの元へ羊を連れて来る作業より、

自分で羊をコントロールできるドライブの方があってる感じがしてました。

 

遠く離れたハンドラーのコマンドを聞き指示に従うことを

訓練用語で「遠隔」と言います。

作業犬として遠隔で言葉を理解し、それに従うことは最も必要な能力です。

これを活かした競技科目で、ハンドラーと数メートル離れた状態で

「フセ」や「スワレ」、「タッテ」のコマンドでそれに従うものがあります。

 

こういった「遠隔」が得意なのもワーキングのボーダーコリーの

特徴ではないかと思います。

 

ハンドラーから離れれば離れるほど、指示は伝わりにくくなっていくので、

その作業に対するやる気すなわち意欲は最大限に引き出してやる必要があります。

 

 

端午は、まだこのドライブの作業に対してそこまでの意欲は育っていないことが

動画からも読み取れます。

ハンドラーがなんども「Walk on」の指示を出してますし、声も大きくなっています。

端午が自信を持って取り組めるちょうど良い距離感を保ちながら、

少しづつ精度を増し意欲を高めていく必要がありそうです。

 

トレーニングは犬を従わせるのではなく、やる気を引き出すもの。

 

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