to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

トレーニングとご褒美としての遊び

2022年09月02日 | 訓練のこと

2週間ほど前から左の臀部に痛みがあり、病院に行ったら「坐骨神経痛」と。。。

なのでボール遊び、特に引っ張りっこ遊びは「ズキン」という痛みとともに腰が砕ける感じ。

 

 

端午とのトレーニングのご褒美はオヤツとボールを使っています。

ボールは引っ張りっこが中心でレトリーブ遊びはしません。

リリースは十分に引っ張りっこをした後にしますが、すぐに後ろに下がって呼び戻します。

 

この「遊び」は犬との関係性を作るのにとっても役立ちます。

 

しかし、坐骨神経痛の今はトレーニングはしたいけど引っ張りっこができない。

端午とのトレーニングは3〜4ヶ月スパンでプランに沿って組み立てています。

なるべくならそれを崩したくない。

良い感じで進んでいる部分に関してはたたみかけるように進めたい。

 

そこでご褒美に引っ張りっこをする代わりに持って自由に走ったりガジガジさせていました。

ここ数日痛みが引いてきたので「モッテコイ」と言ってみた。

持ってはくるものの、手を明らかに避けてすり抜けて行く。

引っ張りっこしてリリースすると急いで離れて草むらや車のそばへ行ってガジガジ。

 

 

本来ならリリースしたらそのまま私に向かってもっと引っ張ってと来るはずなのに。。。

 

トレーニングの結果はとてもよくできていい感じなのに、これじゃなんだか後味が悪い。

翌日はトレーニングはそこそこでお終いにして「遊び」を中心にトレーニング。

そう、関係性のある「遊び」は、犬と遊びながらコツコツと作るものなのだ。

 

遊びの中での関係性ができてないといずれ必ずトレーニングにも影響が出てくる。

ほとんどの場合犬が関係性の隙をついて「こんなんでいいでしょ」と手を抜く。

端午のようにボールを持って逃げるような気持ちになってしまうと様々な問題が出てきやすい。

「逃げれば手に入る」ことで欲しいと思う欲が満たされてしまう。

 

簡単に手に入れることができたものほど価値が薄く満足感が低いのは犬も人も一緒。

低い満足感が続くと、努力しようとする力も失せて行く。

 

私はトレーニングをする時、犬がそれをしたいと強く思うことが必要だし、そうあるべきと思ってる。

そのために「遊び」は見逃せない大切なものの一つです。

 

Comments (2)
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