to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

端午くんのインパルスコントロール

2020年07月29日 | 訓練(端午)

先日、ボーノちゃんと一緒にノーズワークの練習をしたとき、

蒼太が野球ボールを探してしまったことを書きました。

 

 

今まで同じような場所でノーズワークをしても集中してて

ボールなんかには惑わされませんでした。

 

あのとき、端午が一緒にいて「わんわん」と騒いでいました。

 

最近は暑いので車に1頭残してノーズワークの練習をすることができず、

端午を近くに繋留して蒼太とノーズワークやることが増えていました。

それと同時になんとなく蒼太の捜索時間が長くなり、

サーチ能力が低くなってきたことに気づきました。

 

蒼太が何かしてるときに端午が騒いで吠えていることは以前から気になっていました。

ボーノちゃんとの練習をきっかけに、端午のインパルスコントロールに

真剣に取り組もうと思いました。

 

 

なるべく刺激の少ない遊びから刺激的な遊びへ。

私が端午のそばにいて、吠えたり小さく鳴いたりしないときに

褒めることができる状態から、私自身が蒼太と遊んでもおとなしく待っていられる状態へ。

 

自分自身でケージにとどまることを選択できるように、ケージの扉は開けてあります。

 

無理やり我慢させると抑圧は反発を招く。

あくまでも自分自身で考えて良い行動を選択させること。

 

これには蒼太とのアジリティーでの苦い経験がある。

アジリティーの練習をしてるときに他の犬が走ってるのを見て

蒼太が興奮してる様子を私は「やりたい」気持ちの現れと放置した。

のちに指示が聞けないくらいの興奮を作り上げてしまうことになった。

 

犬のトレーニングは本当に難しい。

「作業意欲」は最大限に高めるけど、興奮ではなくて研ぎ澄まされた「集中」を作る。

 

インパルスコントロールができるようになってくると

蒼太のみならず、端午も良いサーチができるようになってきた。

 

不思議だけどトレーニングってそんなものだ。



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