to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

IFCS選考会@福岡

2013年12月17日 | アジリティー競技会(蒼太)

蒼太くん、飛行機に乗って福岡に行ってきました。

去年から今年の初めにかけて地道にポイントを積み上げて代表選考会の出場権を獲得しました。

なんてかっこよく書いていますが、素晴らしい走りを重ねたわけじゃありません。

地味に完走するだけで、コツコツとやっと貯めたポイントでした(汗)

福岡では結果よりも私と蒼太の納得のいく走りができればいいなぁと思いました。

なのに1日目の1走目AGはあっけなく失格~。

まぁ、私と蒼太だもん、こんなもんよね~と気を取り直しそれほど落ち込まずにすみました。

自分の犬や自分自身に期待しないということはそれなりにツライですが現実を見つめれば期待通りの結果なんて出たことないし。

諦めることも必要なんだと自分に言い聞かせました。

 

2走目はギャンブラーという自分でコースレイアウトをする競技です。

障害の一つ一つに点数が付けられているので、得点の高い障害をレイアウトすることで高得点を得ることができます。

私と蒼太には得点よりも走りやすいコースにする方が重要。

なんとか息を合わせて完走することができました。

 

3走目はJPでした。

ここで久々のクリーンランができました。

スタートが待てなくて、勝手に走ってきてましたorz

自分の立ち位置を確認して振り返ったら蒼太が走ってきてて焦っちゃったよ。

でもこれが良い経験になりました。

いつもならそんなやる気テンションの高い状態の蒼太を私が焦ってコントロールできなくなっちゃうのだけど、このときは逆に私は余裕な感じでテンションを下げて迎え打つことができたのだ。

私が焦らなければリンク内でも落ち着かせることができる。

それでもバタバタな走りで、すごーく格好悪い(苦笑)

Clip #41

 

2日目、4走目はAGから。

走ってるときは、拒絶3で失格かな?って思ってたんだけど、実際には1拒絶だった。

それだけバタバタな走りだったけど、蒼太はよく言うことを聞いて走ってくれた。

今まではなんだかお互いがちぐはぐで合わないことが多かったけど、福岡に来てからは最初の1走だけであとは合ってる。

それが嬉しかった。

 

5走目はJP。

拒絶2

今回、ちょっと薬を飲んでいたせいもあって足があまり動かなくて走れなかった。

私が間に合わない場面も多くて蒼太には気の毒だった。

それでも振り返りながら合わせてくれる蒼太がいた。

 

6走目はスヌーカー。

こちらも特定のバーをコースレイアウトに入れて自分でコースを設定するタイプの競技です。

途中、やはり私が間に合わず拒絶になってしまいゲームオーバー。

 

 

総合の結果は20頭中13位でした。

私と蒼太の挑戦はこんな感じで終わりました。

どれも拒絶を取られながらも粘って失格せずになんとか完走するというバタバタした走りです。

蒼太とは何度走っても何度挑戦してもずーっとこんな感じです。

いつかまともに走れる日がくるんじゃないかと頑張ったけど、たぶんずっとこんな感じなんでしょうね。

競技中にふと「これが私と蒼太なんだね」って思った。

私の理想とはかけ離れてるけど、ここで納得してやらないと私も蒼太も追いつめられちゃうのかなって思った。

あんなに必死になって追い続けていたものが、遥か彼方にすり抜けて行くのを感じた。

「手に入らないものがある」そう思った。


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