蒼太くんはボールが大好き。
犬と何かしようと思った時、モチベーションになるものはすごく重要。
蒼太にとってボールなどのオモチャと、オヤツがそれになります。
このためにやると言うより、これらを貰えることで
やったことが正解だと強く意識でき、その行動が強化されて行く感じ。
だからモチベーションは強烈に好きである必要がある。
好きになってもらうために、いつも常に好きな時に遊べるより、
私と一緒に十分に遊べるようにしたり、
もったいぶった演技をして見せたり、
音の出るオモチャを仕込んで工夫したりは、
競技をするなら当たり前のようにまわりもやっていた。
先日、5頭ほどでボールを投げて貰ってたら、
だんだんと若い他の犬が飽きて疲れて脱落して、
結局11歳の蒼太が最後まで残って遊んでた。
人間の話だけど、
今までの人生の中で何人かのスゴイなぁと思う人に出会ったが、
どの人もずば抜けた集中力があった。
持って生まれたものもあるのだろうけど、
それは伸ばすべき価値のあるものだと思った。
ウチの犬はボールも2、3回やるともうやらないんだよね、
ってよく聞くけど、
好きになってもらう努力してみるともっと犬と遊ぶのが楽しくなる。
好きな事には集中できる。
集中する事から集中力が養われる。
集中力がつけば学習しやすくなる。
訓練やオビディエンスって決して強制や命令だけでは成り立たない。
集中力を育み伸ばすことも犬と一緒に楽しむための
パズルのピースの一つだと私は思う。