江の電に乗って夜の鎌倉へ
鶴岡八幡宮の参道の桜はまだ若い。
少し散り始めてしまった桜も、夜桜だと若葉との共演もまた美しいです。
ライトアップされた八幡様の社の朱色が映える。
人の少なくなった夕暮れ時の鎌倉は、昼間の喧騒の余韻が残り艶めく。
夕食を食べようと彷徨い、気になるお店を見つけた。
古いお好み焼き屋「津久井」
外観にそぐわずお店の中は、国際的で外国人観光客の姿がちらほらみえる。
注文するとおばちゃんが雑な手さばきで鉄板に油を塗ってくれた。
お好み焼きが来てからもう一度油を塗ろうとすると、
何処からともなく現れたそのおばちゃんに怒られてしまった。
「お客さんの健康を考えて、油はそんなに塗る必要なし!」だそうだ。
それでも2玉目を焼く時には、おばちゃんの目を盗んでちゃっちゃと
塗ってやった。
オットとの連携プレーでお好み焼きは焦げ付かずにすんだ。
ちょっとしたスリルと美味しいお好み焼きを味わった。