オビディエンスの課目の一つに「木片を使った臭気選別」というのがあります。
一つの課目を教えるには、いくつものパーツに分けて教えていきます。
その一つが咥え上げの練習です。
ボーダーコリーだと持ってくるといえばディスクやフリスビー。
一般的にはボーダーコリーの目の前で投げて、
すると犬が追いかけて走る、呼んで持って来させます。
これをいくつものパーツに分けて一つづつ教えるわけです。
置いてある木片を犬が咥え上げ、噛み直さずに(咥えたあとガジガジせずに)
持ってくるように教えます。
犬は口に咥えたものは自分の獲物になります。
本来ならそれを味わいたいわけです。
それを人の元へ運ぶという本能とは違う行動を教えるのが服従訓練です。
味わった後に持ってくるのはダメなわけです。
端午がどうしたら味わうことなく早く持ってきたいと思うかを考え試行錯誤しました。
私が持ってきて欲しいから強く呼んだって、端午が持ってきたいと思わなければ
持って帰ってくるのが遅くなるだけです。
端午が早く持って帰った方が楽しい(美味しい)と思うことが大事。
褒めることが端午にとって心地よいと感じているかどうかも試されます。
何がご褒美になるかをよく考えるきっかけにもなりました。
Facebookに動画をアップしたら、世界大会で優勝した方々がいいねしてくれた。
嬉しかった〜〜