4月14日
食事は食べたり食べなかったりだけど、動けるようになった。
フラフラしながらも、立ち上がり歩く。
すぐ転んじゃうから危なっかしい。
ドアの角とか柱とかに頭をぶつけてるので、ガードをつけたりした。
こんな隙間にハマっちゃうと、動けなくなる。
午後、病院へ。
倒れた日以来、欧介が初めて歩いて病院に行った。
T先生がうれしそうに「素晴らしいですね~」って迎えてくれた。
診察の結果は、
眼振が止まってるし、神経の反応検査も良好だった。
斜めになってる頭は相変わらずだけどね。
4月15日
散歩に出てみた。
道路を歩いたりはまだ無理なので、いつもの広場に行って少し歩かせてみた。
すぐ倒れちゃうけど、走ろうとしたり、欧介のペースで楽しんでいるようだった。
でも、写真に撮ると、前のように笑ってない。。。
何枚撮っても同じだった。
やはりまだ具合が悪いんだね。
「前庭疾患」はすっきり治る場合もあるけど、斜頸が残る場合もあるんだって。
欧介の場合、症状がひどかったので、最初から治っても後遺症が残るって言われてた。
首が傾いていることで、バランスも悪いから、前のようには動けなくなるかも。
それでも、発病当初は「最悪の状況を覚悟してください」って救急の先生に言われた。
ここまで良くなるなんて想像もできなかった。
身体は元どおりにならなくても、笑顔は取り戻してほしいな。
そのためにできることはしてあげたい。