to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

Sheepdogシーズン幕開け

2021年10月14日 | Sheepdog(端午)

夏休みだったシープドッグ講習が始まりました。

 

 

先週1回先生に見ていただき、今週はフィールドをお借りしました。

 

 

先週の反省(ハンドラーではなくて私の意見)

 

なんとなく同じことの繰り返し練習をしてて、進歩がないんだよね〜。

経験値が積み重なってない。

できてないわけじゃないから、もっといろんなシチュエーションを

経験させてもいいんじゃないかなぁと。

同じことを繰り返してできるようになることも必要だけど、

シープドッグの場合、常に様々なシーンの変化があり

そこを経験させるってスタンスがないと

それはできなかったこととして処理されて行く。

それでは毎回負の経験を積んでしまうことにならないかと

心配になったのだ。

 

もちろんできないことは一緒だけど、

経験値を上げるために一緒に乗り越えるという姿勢がハンドラーにあれば、

それは決して負の経験にならないはず。

同じ失敗も、次へのステップになるはずなのだ。

 

オビディエンスやアジリティーは機材が動くわけではないから

トレーニングを積み重ねる時に同じ環境を作ることがある程度可能。

 

シープの練習ではその時の羊や羊のコンディション、

群の動きや気温、湿度、犬との相性、ハンドラーの力量など

限りなく様々な要因の変化に犬も人も対応しなければならない。

その中で犬が慣れ経験していかなければならないのだから、

失敗はつきものだ。

それをいちいち怒ったり怒鳴り散らしてコントロールしていたら

犬だってやる気が失せてしまうだろう。

 

そして、本能はこちらがコントロールするよりも早く

それを開花させていくのではないだろうか?

シープドッグの世界がDNAを大事に受け継いできた理由の一つだろう。

彼らにとって、失敗は決して失敗ではなく

経験しながら開花していくのではないだろうか?

 

端午の今後が、実に興味深い。



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