再び、このSTの決定戦の場へ戻って来れたことが嬉しかった。
私のリベンジのために組戦では蒼太らしさを抑えた演技をさせてしまったことが重かった。
決定戦のメンバーを見て理事長賞常連の小型犬2頭の方たちの名前をみつけ、正直のまれそうな自分がいた。
オットに「完全にのまれそうだ~」と大きな声で弱音を吐いてみた。
その瞬間、心は決まった。
評価が低くても蒼太のテンションの高さを活かした演技を思い切ってしてこようと!
それが今私と蒼太が持ってる最大の武器だと思った。
Clip #37
講評では、「2回目の作業にも係わらずこの犬は素晴らしい集中力」と評価していただいた。
蒼太が緊張しながらもこの場を楽しんでいる気がした。
決定戦のようなプレッシャーのかかる場面でいつも通りの作業ができるって蒼太はすごい犬だと思った。
私は今日の決定戦の蒼太が好きだ。
何度繰り返してみても好きだ。
蒼太は2年前にSTの決定戦でジャッジを怖がって伏せてしまって中止になってしまいました。
私が蒼太を追い込んでしまいました。
作業の熟練を通して自信をつけさせ、経験を積ませ自信をつけさせて、ここまで戻し、前よりも強くなりました。
犬のハートの問題は決して簡単にいくものではありません。
集中力が高ければ高いほど、回りが見えにくく本犬も気付いた時にはパニックになる。。。
回りが見えないだけじゃなくて見ないようにするから高い集中力を維持できるということでもある。
いわゆる紙一重っていうやつだ。
犬の認識の仕方を変えるっていうのは根気がいります。
でもできないことじゃないと私は思いました。
そして私は、意欲的すぎるくらいの犬の作業が好きです。
それが評価の基準や傾向の流れに逸脱していても。
テンションの上げ下げは今後の課題として、自分の好きという信念を曲げてまで競技に従属する必要はもうないなぁと感じました。
私は、私の好きな犬と好きな訓練をしていこう!
メリハリ、キレのある、素晴らしい内容でしたね。
また決定戦の大舞台で御一緒出来るように、頑張ります。
決定戦の時に横でアップされてるのを見て、本部で決定戦に出た方だって思いました。
すごい意欲的でピタッとした脚側だなぁと惚れ惚れしちゃいました。(みとれてる状況じゃないのですが。。。汗)
今回は皆さん常連さんだったのでのまれないようにするのが精一杯でした。
ウチは楽しんでやってくれるのはいいのですが、雑なのが。。。今後の課題です。