京都府宮津市字文珠に智恩寺があります。
智恩寺の多宝塔は室町時代後期の明応10年(1501)、丹後国の守護代で府中城主であった延永修理之進春信(のぶながしゅりのじょうはるのぶ)が、病気全快を感謝して、一宮別当大聖院の僧、智海(ちかい)に建てさせました。多宝塔は明治37年(1904)に国の重要文化財に指定されています。
智恩寺の多宝塔はこけら葺きの、三間多宝塔です。上重は円形で亀腹を付け、宝形の屋根を載せて、その上には相輪があります。下重は周囲に方形の裳階を付け、内部には来迎柱が立ち、前方の須弥壇に大日如来が安置されています。来迎壁の背面には智海により片足を上げた不動明王が描かれています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
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智恩寺の多宝塔はこけら葺きの、三間多宝塔です。上重は円形で亀腹を付け、宝形の屋根を載せて、その上には相輪があります。下重は周囲に方形の裳階を付け、内部には来迎柱が立ち、前方の須弥壇に大日如来が安置されています。来迎壁の背面には智海により片足を上げた不動明王が描かれています。
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