旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

額安寺石造五輪塔

2020年08月25日 | 旅 歴史

 奈良県大和郡山市額田部寺町に額安寺(かくあんじ)があります。
 額安寺の北西200mくらいの所に鎌倉墓とも呼ばれる額安寺の石造五輪塔があります。8基の五輪塔は、敷地の西側に東面して5基、北側に南面して3基が鍵形に並んでいて、すべてが昭和36年(1961)に国の重要文化財に指定されています。2基は永仁5年(1297)と刻まれ、他の6基は鎌倉末から室町時代(1185-1392)のものと考えられています。
 この五輪塔8基を解体修理した時、僧・忍性(良観上人)と順忍(善願上人)の舎利容器の銅製骨蔵器など7点と付属品4点の計11点が出土しました。嘉元から正中年間(1303-1326)の頃のもので、大和額安寺五輪塔納置品として昭和58年(1983)に国の重要文化財に指定されました。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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