旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

高原郷土館

2024年07月21日 | 旅 歴史

 岐阜県飛騨市神岡町城ケ丘に高原郷土館(たかはらきょうどかん)があります。
 高原郷土館は城ケ丘公園にあり、高原郷の歴史を学べる3つの資料館、神岡城、旧松葉家、鉱山資料館から構成されています。神岡の街並みを見渡せるこの高台は東町城跡のあった場所で、空堀や曲輪の跡があります。郷土館では中世から現代に至るまでの高原郷の流れを学ぶことができます。
 高原郷は承久3年(1221)に居を構えた江馬氏により領され、16代360年間支配されました。江馬時盛は永禄7年(1564)に武田信玄の命で神岡城を築城しています。天正10年(1582)、江馬氏は松倉城主三木氏との戦いに敗れて滅びます。その後、金森氏が元禄5年(1692)までの110年間治めたのち幕府天領になっています。
 延宝4年(1676)、金森氏に仕えていた飛騨東方奉行・金森宗貞こと糸屋彦四郎宗貞が初めて鉱山を開きました。明治7年1874)、三井組が経営するようになり、大正2年(1913)には近代的精錬工場として、鉛・亜鉛の生産量で東洋一となった歴史があります。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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