オークションで落札した旋盤の四爪チャックを引き取りに会社の帰りに堺市(大阪)まで着たものの
引き取り後に帰ろうとキーをONにしても電気が何も点かなくなりエンジンが掛からなくなった・・・
と,そのことを現地で書いたブログがコチラ.
シート下のメットインスペースはキーがOFFでもシートを開けさいすると点灯するのですが,それすら点かない.
一番怪しいのがヒューズ切れ.
一途の望みはあっさりと裏切られヒューズは問題なし.
コンビニの駐車場でアレコレ調べるうちに,ライトスイッチをOFFにした状態でなら
キックで
エンジンを掛けると始動できることが分かった.
ただし,ライトやブレーキランプ.ウインカーなどの電気を使うとエンストしてしまう.
発電量が追いついていなくてスパークプラグに火花が飛ぶギリギリの発電状態みたい.
回転を上げるとかろうじてライトやウインカーが使えるので,エンジンが高回転のときにだけライトや
ウインカーを使うようにして,なんとかその日はだましだまし家に帰ってこれた.
ということで,日曜の夕方から故障原因の調査と修理を行いました.
先ず改めてキーをONにして復活しているか確認しましたが結果はやっぱりNG.
さて,なにがわるいのやら.
電気系の故障を探るのに無くてはならないのが配線図.
バイク屋さんで電気が嫌いな人が多いみたいですが,私はいがいと配線図とにらめっこするのが好きな方です.
これまでの症状を整理して配線図を眺めます.
まず,
ヒューズはOK.
キーOFFでも点くはずのメットインの照明も点かない.
発電量が追いついていない.
配線図を見てバッテリーのプラス側が常時かかっている系統に赤色のマーキングをします.
線が何本もひかれた配線図のままでは,見分けが付きにくくなるので先ずはこの作業が重要だと思います.
レギュレートレクチファイヤは発電した電気を一定に保つためのデバイス.
これが不具合を起こすと発電量が低下しますし,(三相交流)発電機の一相が死んでも発電量が不足したりします.
怪しいですがメットインの照明ランプが点かないこととの整合性が取れないです.
バッテリーがだめになっていると照明ランプもつかなくなるのでバッテリーの電圧を測ります.
と言っても,それまで普通にセルが回っていたのでこれもあまり考えにくいです.
テスターを当てると端子電圧は12.24Vと普通の値です.
端子のネジの緩みもありません.
負荷を掛けて電圧のドロップ(下降)を見ますが,メットインの照明が点かなくなるような状態ではないです.
厄介になってきました.
電気なので何らかの原因があるはずです.
イスに腰掛け配線図を眺めて何が悪いのかを考えます.
しばらく配線図を眺めていたら,突然テールランプが点灯しているのに気付きました.
キーをONにしたまま考え込んでいたようで,ブレーキを握るとブレーキランプも普通に点灯してくれます.
あれ? 直っちゃった?
古いバイクにありがちな症状で,勝手に復活するというやつです.
そのままエンジンが掛かるかセルボタンを押すと・・・・
一瞬,マグネットスイッチが入るものの再び電気系統が全て点かなくなりました.
あれれ?!
バッテリーの電圧を見ると何と0ボルトになってしまっています.
いきなり0ボルトまで電圧が落ちるなんて・・・
マグネットスイッチが悪い? なんて一瞬そんな事も考えましたがマグネットスイッチが悪くても
これらの症状にはなり得ないことに気付く.
それよりも12Vあったバッテリーが一瞬で0ボルトまで落ちる事のほうが気になります.
どこかで短絡してバッテリーの電圧がドロップしているならバッテリーが破裂する可能性もあります.
小さなバッテリーといえど火事の原因にもなるほどのエネルギーを持っているので,ちょっと恐ろしく
なってしまいました.
・・・が,バッテリーも発熱している様子も無く普通な状態にしか見えません.
何で,何で・・・・・頭の中でその言葉が何度も出てきます.
ということで続きはまた次回.
ではまた フ~
引き取り後に帰ろうとキーをONにしても電気が何も点かなくなりエンジンが掛からなくなった・・・
と,そのことを現地で書いたブログがコチラ.
シート下のメットインスペースはキーがOFFでもシートを開けさいすると点灯するのですが,それすら点かない.
一番怪しいのがヒューズ切れ.
一途の望みはあっさりと裏切られヒューズは問題なし.
コンビニの駐車場でアレコレ調べるうちに,ライトスイッチをOFFにした状態でなら
キックで
エンジンを掛けると始動できることが分かった.
ただし,ライトやブレーキランプ.ウインカーなどの電気を使うとエンストしてしまう.
発電量が追いついていなくてスパークプラグに火花が飛ぶギリギリの発電状態みたい.
回転を上げるとかろうじてライトやウインカーが使えるので,エンジンが高回転のときにだけライトや
ウインカーを使うようにして,なんとかその日はだましだまし家に帰ってこれた.
ということで,日曜の夕方から故障原因の調査と修理を行いました.
先ず改めてキーをONにして復活しているか確認しましたが結果はやっぱりNG.
さて,なにがわるいのやら.
電気系の故障を探るのに無くてはならないのが配線図.
バイク屋さんで電気が嫌いな人が多いみたいですが,私はいがいと配線図とにらめっこするのが好きな方です.
これまでの症状を整理して配線図を眺めます.
まず,
ヒューズはOK.
キーOFFでも点くはずのメットインの照明も点かない.
発電量が追いついていない.
配線図を見てバッテリーのプラス側が常時かかっている系統に赤色のマーキングをします.
線が何本もひかれた配線図のままでは,見分けが付きにくくなるので先ずはこの作業が重要だと思います.
レギュレートレクチファイヤは発電した電気を一定に保つためのデバイス.
これが不具合を起こすと発電量が低下しますし,(三相交流)発電機の一相が死んでも発電量が不足したりします.
怪しいですがメットインの照明ランプが点かないこととの整合性が取れないです.
バッテリーがだめになっていると照明ランプもつかなくなるのでバッテリーの電圧を測ります.
と言っても,それまで普通にセルが回っていたのでこれもあまり考えにくいです.
テスターを当てると端子電圧は12.24Vと普通の値です.
端子のネジの緩みもありません.
負荷を掛けて電圧のドロップ(下降)を見ますが,メットインの照明が点かなくなるような状態ではないです.
厄介になってきました.
電気なので何らかの原因があるはずです.
イスに腰掛け配線図を眺めて何が悪いのかを考えます.
しばらく配線図を眺めていたら,突然テールランプが点灯しているのに気付きました.
キーをONにしたまま考え込んでいたようで,ブレーキを握るとブレーキランプも普通に点灯してくれます.
あれ? 直っちゃった?
古いバイクにありがちな症状で,勝手に復活するというやつです.
そのままエンジンが掛かるかセルボタンを押すと・・・・
一瞬,マグネットスイッチが入るものの再び電気系統が全て点かなくなりました.
あれれ?!
バッテリーの電圧を見ると何と0ボルトになってしまっています.
いきなり0ボルトまで電圧が落ちるなんて・・・
マグネットスイッチが悪い? なんて一瞬そんな事も考えましたがマグネットスイッチが悪くても
これらの症状にはなり得ないことに気付く.
それよりも12Vあったバッテリーが一瞬で0ボルトまで落ちる事のほうが気になります.
どこかで短絡してバッテリーの電圧がドロップしているならバッテリーが破裂する可能性もあります.
小さなバッテリーといえど火事の原因にもなるほどのエネルギーを持っているので,ちょっと恐ろしく
なってしまいました.
・・・が,バッテリーも発熱している様子も無く普通な状態にしか見えません.
何で,何で・・・・・頭の中でその言葉が何度も出てきます.
ということで続きはまた次回.
ではまた フ~