オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

CB1000SF 写真を入れるなら温もりある木製の写真立てよりも無機質なアクリル製の写真立て

2015-05-16 01:38:26 | ガレージ日記
電気工事屋をしている幼なじみが仕事仲間でバイク好きな子をたまに連れてきてくれたりします.

その中の一人に2年ほど前,私の古い職場仲間が乗らずに放置状態だったバイクを紹介してあげたことがあります.





CB1000SF

今ではホンダのリッターバイクと言えばCB1300 SUPER FOURですが,昨今普通に見かけるボリューム感ある
ボディラインや跳ね上がったテールカウルの流れを作ったのがCB1000SFでした.


グラマラスなボディと,どの角度から見ても美しいデザインに
『 さすがホンダは素材のクオリティをギリギリまで落としてデザイナーに金をまわしているだけあるなあ 』とちょっと皮肉った
感じで感心したほどです.


特にテールカウルのデザインがあまりに美しく見えて,当時乗っていた空冷GPz1100のテールに組み込んだほどでした.

タンクやカウル類だけでなくあちこちのパーツのデザインもよくてタンデムステップも気に入って新たにフレームにマウントを
溶接して取り付けたりしました.








年々バイク乗りが少なくなっていて,自分の職場でバイクに乗っている人ってほとんどいません.
いたとしてもノーマルで走る人ばかりで,いじったりする人はほとんど見かけなくなりました.

対して“職人”と呼ばれる職業の人達って割とバイク買ったりいじったりする人が多いように思えたりします.


バイクにしろ工作にしろ,いじるのが好きな私にはバイクに熱い人達と話すと楽しいものがあります.








今回倒立サスを入れたということで見せに来てくれました.
最近ここまで自分でする子はいないです.






大阪の北摂では当時有名だった,知る人ぞ知る“ウエストパワー”のマフラー.
知ってるあなたは50才あたりのオッサンのはず.






魅力的なグラマラスなボディライン







今のCB1300をはじめとする下品なほどに跳ね上がったテールカウルと違って上品な仕上がりのCB1000SFの
テールカウル.
テールレンズはCBX-400Fのもの.上手にビルトインしてあります.
白い縁ゴムが入れてあるのがおわかりでしょうか.細かな細工がクオリティを上げてくれます.







『 PROJECT BIG-1 』

リアサスペンションの形状に沿ってデザインカットされたタンデムステップホルダー.
よく出来たデザインだと当時つくづく思ったものです.







フロントのウインカー周りもCBX-400Fのもの.







知り合いに頼んで建築板金で作ってもらったリアフェンダー.







クラッチカバーに反射した手.
コツコツと磨き上げられたCB1000SF











ちょっと情熱を感じてしまい,うれしくなったので写した写真をプレゼントしようと何枚か2Lサイズに焼いたのですが・・・・







いざ買ってきたフレームに入れてみたら思っていたイメージと何か違う気がしてがっくり.
サイズが大きくないのも影響しているかとは思うものの,どことなくいけてない.
フレームが邪魔な感じ.







いろいろ考えたらアクリルのそっけないフォトフレームの方が良いのかと思って楽天で買ってみました.






機械モノはこういった無機質な方がいい気がします.
良くはなった気がしますがやっぱりA4サイズくらいないとさみしい.
良いものあげたかったけどイメージ通りに行かずちょっとテンション下がってしまいました.

ごめんなさいと心の中でつぶやきました.


ではまた.