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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

台所のDIYリフォームのお話 屋内配線のやり直し 天井裏に潜って古い配線を撤去した

2017-09-29 03:37:58 | 自宅のキッチンDIYリフォーム
キッチンリフォームの電気配線のやり直しの続きになります。


凝り性だった親父。
仕事用の物置き部屋なのに水冷式のエアコンを設置しようとか、洗濯機や流し台を置こうとか計画は色々。
完成すれば素晴らしいんですが、親父のいけなかったところは手間の掛かる事ばかりして時間が掛かり、やがて完成出来なくて、そのままってのが
多かったことでした。


『 中途半端だったら、その半分でいいから完成させて欲しい。 』 母親がいつもぼやいていました。
手抜きや雑な仕上げを嫌った親父と、そのしわ寄せにあった母親。


この部屋の電気配線も本業だけあって盛りだくさんで壁のあちこちから電線が出だままになっています。

生前、一度どんな配線になってるのか聞いたことがあるのですが、時すでに遅しで親父の記憶も曖昧で、確認してもらう体力もない状態でした。


一体何がどうなって、何をしたかったか不明なまま、取り敢えずテスターで当たって最低限のコンセントと照明をつないでこれまで使ってきました。


自分もそのDNAを引き継いでいるわけで、他人事ではないと気付くときがあります。








不明な電気配線もやり直しが必要というわけで、電気工事ですが新しく配線を入れ直すので古い配線を残したままでも問題は無いのですが、
そこはそれ。
やっぱりスッキリしたいです。

こんなことを考えているようでは親父と変わらない気がしますが、古い配線が残ることなんて気にもならないよりは良いかと思っています。



天井裏に見える電線。
撤去するには手が届きません。







撤去してスッキリさせるには井裏に潜るか、天井を剥がすしかないですが、狭い天井裏にもぐるのも大変ですし、天井を剥がしたら後で綺麗に
元通り貼り直せるか心配なので、つい考えてしまいます。

電気屋さんなら、そんなことで迷う間もなくちゃっちゃと天井剥がしてやってしまうんでしょうが、そこが経験の乏しいところ。


点検口にしてしまえば切り貼りしたところの見た目は隠れて問題ないわけですが、すぐ近くに点検口があるので見た目が不細工になる。



・・・天井裏に潜れれば・・・・後始末のことを考えなくてすむし・・・・。
やっぱり天井裏に潜ろう。


そう決めても日を改めると天井裏に本当に潜って作業できるのか? デカイ体で誤って踏み損じずにできるの?

そうおもって、やっぱり天井材を剥がすか・・・・・ってなります。



なやんだけど天井裏に潜ることして、軽量アルミの足場板を物色。
新品で5〜6千円。
ネットで物色。


でも、結局買わずに勢いにまかせて天井裏に潜ることにしました。



こういったとき、登るのは腕力と弾みで何とかなるので以外と容易いものですが、降りるのは腕力しか効かないので、結構大変。

ハシゴまで足が届かない上に足下も見えなくて降りるに降りれない・・・って必ず陥るので、降りてくるときのためにロープで足場を用意。







点検口からバイクの積み込み用のアルミラダーが入らないかとやってみた。

あっちやり、こっちやり。
で、何とか天井裏に入れることができました。第一関門突破。







その他にも何本か角材を入れて梁に引っ掛けて、よじ登れるようにして・・・っと。








電線を留めてたステップルも一つも取り残しが無いように・・・・。










奥に行けば行くほど屋根裏が狭くなって屋根瓦を留めてる釘が頭に刺さります。

今ほど涼しくなかったので天井裏は暑いです。真夏には到底できません。








梁に油染みがと思ったら自分の汗でした。









一本だけお湯の配管の陰に隠れて撤去できないのがありましたが、天井裏の半分の配線を撤去しました。










興味津々









戦利品








次は新しく電線を入れるのですが、換気扇や食洗機、レンジやIHヒーターの電源をどこに落としてくるか、コンセントはどこに設置するかを
考えないといけません。


また悩みながら・・・・
ボチボチやります。

未完成とならないように。