オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

最近のこと⑩ 三菱液晶モニターのACインレットのハンダ割れを直してミニ スーパーファミコンで遊んだ

2018-04-21 23:18:25 | 修理一般
「最近のこと」の続きになります。



遡ること今年の1月の話し。

1月9日はとら母(嫁)の誕生日。

お風呂で娘に言われてハッと気付いた私。

当然ながらもう良い時間。

今更ながらも慌てて服着て駅前のミスタードーナッツに行ってドーナッツを買って、そんでもってスーパーに寄ってお菓子を買い込んで渡しました。
(宇宙の胃袋を持つ、とら母はお菓子大好き、食べ物大好き)


ずっと覚えていて意識しているにもかかわらず、その日なって忘れてしまうこんなポカミスが最近多いです。
脳細胞がかなりやられている証拠。











それから数日が過ぎたある日のこと、潰瘍性大腸炎の症状も少しまっしになってトイレの回数も減ってきたので退屈させてしまっていた娘を連れて近くの
家電量販店におもちゃを見に出掛けました。

ふと、おもちゃコーナーの入り口のワゴンに目をやると任天堂のミニスーパーファミコンが「緊急入荷しました」との張り紙。

そのころ少し話題になっていた昔のゲーム機のミニ版。


とら母も気付いていたらしく、そっと私に誕生日のプレゼントに買って良い?と聞いて来ました。





ゲーム機の出力はHDMI。
キッチンのリフォームのためその部屋で使っていた液晶テレビは接続を切り離して見られず。
いつも見ているテレビはブラウン管テレビに地デジチューナーを繋いだ古いヤツ。
パソコンのモニターもHDMI入力がありません。

ないないづくし。


あるのは壊れて修理に出そうと箱に詰めていた三菱のモニターが一台。
こいつは電源コードを動かすと内部の端子辺りからバチバチと音がして接触不良を起こしていたものでした。

自分で直せそうでしたが3年保証が残ってたから修理に出そうとして月日はながれ、そのまま放置状態。

なんとかなるかと思いつつ買って帰ってきました。







急いで修理。
電源のインレット端子の天ぷらハンダかハンダ割れなら基盤が見えさえすればあとはなんとか。






ネジを外しても爪で留まっていて裏蓋に開く気配無し。
爪が欠けたら一気にブルーになります。

慎重にしつつも、いつしか割れても仕方ないかと諦める自分がいたりして。






パカパカっと外れました。








残念ながらまだ基盤は見えず。















更に分解

細い線を切らないように





ちっちゃな箱。
スピーカーです。

パソコン用の液晶モニターの音ってシャンシャンするだけで決して良い音ではないですが、三菱のスピーカーと言えば「DIATONE」
こんなちゃっちいですが他よりもいい音がします。







ACインレットの端子発見
見た瞬間怪しい半田付け状態。







3本の内手前のやつにクラックが入っていました。







そのまま半田ゴテ当てて溶かしてやり直すよりも一旦吸い取ってあげたほうがよいようです。

何かいつもと違って吸い取りにくいハンダでした。









ハンダを付け直すだけの単純な修理。








「来たときよりも美しく」
ボーイスカウトのルールの一つらしいですが修理も同じなように思えます。

「見えない所こそ丁寧に」
親父の口癖。

粘着性を失ったテープを剥がして新しいテープで配線を留め直し、蓋をしたら完成。







ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン







スーパーマリオ








取りあえず夫婦関係は保たれました。







ではまた