最近のことの続きになります。
一月も後半に差し掛かる頃。
この頃はまだ潰瘍性大腸炎による血便もあったものの酷いものではなく、少しずつ普通の生活に戻したくて、何か一つでもしようという気持ちになってきました。
ナショナル(松下電器産業、現パナソニック)の照明器具。
親父が生前営んでいた電気屋の在庫品で恐らく昭和50年代のもの。
照明が無かった物置部屋に仮設で付けていました。
身近なところの照明はLEDに替えたもののこう言った物を取りに行ったり、洗濯物を干しに行くときにしか通らないところはまだ手付かず状態。
今時安いLED照明器具もあるので今更ですが、真新しいのもあってこれを捨てて新しく買い換える気にはならず改造する事にしました。
カバー内には安定器やグロー球のソケットなどが入っていてLEDには不要な物。
グローをパイパスすればLEDランプは点くためメーカーはそのまま残すやり方で販売しているのもありますが、安定器自身電気を消費するのと
重いので取った方がLEDに変える旨みが増すので私は不要なものを全部取るようにしています。
無いとスッキリするものの代わりに残った線の処理が必要になります。
置き換え式の直管型LEDランプには片側の端子だけで給電するタイプと両端給電があって後者が多い気がします。
両端給電タイプは端っこの端子の2本のピンは内部で繋がっているので、どちらかに繋げれば点灯します。
対して器具側のソケットの端子は蛍光管球を放電させるために別々な物。
どちらかのピン(電線)が電源に繋がっていれば点灯出来ますが、接触不良などもあるので両方の端子をバイパスしたい気持ちになってしまいます。
ソケットは分解を想定していない物なので、他人には勧めませんし、止めた方がいいです。
半田ごてでフタを留めているピンを起こします。
以前は電線を半田付けしているコテでやってましたが先端が汚れて本来の半田付けに支障が出るので、今は樹脂を溶かしたりする際に使う工作用のコテを買って
使い分けしています。
半田付けする度に親父の言葉が思い出されます。
「半田はピカッと光っとかなあかんぞ」
半田コテをあててる時間が短いと天ぷら半田になって付かないし、時間が長いと松脂(フラックス)が飛んで"流れ"が悪くなって、くすんだ感じになったり切れが悪くて
コテを離した時にヒゲが出たりします。
手間かかってます。
バイパス
裏蓋を留めてるピンを溶かして元に戻します。
3灯式の器具をそのうち2灯をつかって、1灯はセンサーライトに、もう1灯は普通のランプとする為にスイッチの配線を変更。
不要な電線を取っ払って引き回しを整えて、
自分が居なくなった時に間違えないように表示。
こんな事に時間を費やす事に迷いはあるものの、やらずして避けて通ると目の上のこぶのように引っ掛かる。
やって無意味なことは無いと思う事があるので、目の前のことをこなす日々。
嗚呼おっさんエレジー。
リニューアルな“ナショナル照明器具”。
賢明な皆さんはこんな改造せずに普通に売っているLED照明器具を買って下さい。
ではまた。
一月も後半に差し掛かる頃。
この頃はまだ潰瘍性大腸炎による血便もあったものの酷いものではなく、少しずつ普通の生活に戻したくて、何か一つでもしようという気持ちになってきました。
ナショナル(松下電器産業、現パナソニック)の照明器具。
親父が生前営んでいた電気屋の在庫品で恐らく昭和50年代のもの。
照明が無かった物置部屋に仮設で付けていました。
身近なところの照明はLEDに替えたもののこう言った物を取りに行ったり、洗濯物を干しに行くときにしか通らないところはまだ手付かず状態。
今時安いLED照明器具もあるので今更ですが、真新しいのもあってこれを捨てて新しく買い換える気にはならず改造する事にしました。
カバー内には安定器やグロー球のソケットなどが入っていてLEDには不要な物。
グローをパイパスすればLEDランプは点くためメーカーはそのまま残すやり方で販売しているのもありますが、安定器自身電気を消費するのと
重いので取った方がLEDに変える旨みが増すので私は不要なものを全部取るようにしています。
無いとスッキリするものの代わりに残った線の処理が必要になります。
置き換え式の直管型LEDランプには片側の端子だけで給電するタイプと両端給電があって後者が多い気がします。
両端給電タイプは端っこの端子の2本のピンは内部で繋がっているので、どちらかに繋げれば点灯します。
対して器具側のソケットの端子は蛍光管球を放電させるために別々な物。
どちらかのピン(電線)が電源に繋がっていれば点灯出来ますが、接触不良などもあるので両方の端子をバイパスしたい気持ちになってしまいます。
ソケットは分解を想定していない物なので、他人には勧めませんし、止めた方がいいです。
半田ごてでフタを留めているピンを起こします。
以前は電線を半田付けしているコテでやってましたが先端が汚れて本来の半田付けに支障が出るので、今は樹脂を溶かしたりする際に使う工作用のコテを買って
使い分けしています。
半田付けする度に親父の言葉が思い出されます。
「半田はピカッと光っとかなあかんぞ」
半田コテをあててる時間が短いと天ぷら半田になって付かないし、時間が長いと松脂(フラックス)が飛んで"流れ"が悪くなって、くすんだ感じになったり切れが悪くて
コテを離した時にヒゲが出たりします。
手間かかってます。
バイパス
裏蓋を留めてるピンを溶かして元に戻します。
3灯式の器具をそのうち2灯をつかって、1灯はセンサーライトに、もう1灯は普通のランプとする為にスイッチの配線を変更。
不要な電線を取っ払って引き回しを整えて、
自分が居なくなった時に間違えないように表示。
こんな事に時間を費やす事に迷いはあるものの、やらずして避けて通ると目の上のこぶのように引っ掛かる。
やって無意味なことは無いと思う事があるので、目の前のことをこなす日々。
嗚呼おっさんエレジー。
リニューアルな“ナショナル照明器具”。
賢明な皆さんはこんな改造せずに普通に売っているLED照明器具を買って下さい。
ではまた。