とら母(嫁)が「ちちんぷいぷい」(毎日放送(MBS)のテレビ番組)で、滝を見ながら食事ができるを所を紹介していたと話してくれた。
メニューも湯豆腐とかおでんとかで、おまけに安いらしい。
ステキな所で食事できる所は沢山あるけど、油物がほとんど。
腸に優しく脂っこいものを控えている私には、そういけるお店はなかなかありません。
とら母もかなり気にかけてくれている。
というので、行ってみることにしました。
車で行くと渋滞や駐車場探しと何かと面倒なので今日は電車。
駅までの道のり。
屋根瓦にブルーシート。台風21号の爪痕はまだあちこちに残ったまま。
”鉄子”でなくても先頭車両が好きなのは子供なら誰しもでしょうか。
神戸三宮まで阪急電車で1時間ちょっと。
あまり神戸には来ないので土地勘もないですが、大阪以上に開けている気がします。
神戸三宮駅から布引の滝まで3kmほど。
山の手にあるので少し上りでバスに乗るつもりにしていましたが、歩くのもさほど苦でもなかったのでバスに乗らずに歩いて行くことにしました。
娘:「バスは〜?!」とやや不満そう
見知らぬ土地を歩くのは、割と楽しかったりします。
新神戸駅。
新幹線の駅で布引の滝の最寄り駅になります。
Googleマップでルート検索したらすごく料金が高くて不思議に思ったら新幹線で案内されてました。
線路をくぐる道が分からずウロウロ。
駅の案内に聞くと案内図をくれました。
ネット検索すると必ず紹介されてるこの道の写真。
見慣れた道に出てホッとしました。
ここら辺りからちょっと上り坂。
運動不足のとら母。
楽したい娘。
友達と遊ぶの大好き。
公園大好き。
美味しいもの大好き。
滝なんか興味無い娘は上り坂にブブ〜。
レンガ積みの「砂子橋(いさごばし)」
元は雌滝及び鼓ケ滝で取水した水を奥平野及び北野浄水場に導水するための通管橋。
その後手摺が付けられて通行できる橋として利用されているとありました。
国指定重要文化財です。
「布引の滝」は雄滝(おんたき)、雌滝(めんたき)、夫婦滝(めおとたき)、鼓ヶ滝(つつみがたき)の総称だそうで、水源は六甲山系の獺(かわうそ)池だそうです。
「雌滝」
高さ19m。
雌滝の観瀑橋。
上りになるとペースが落ちるとら母。
「鼓ヶ滝」
膝の裏が痛いと辛そうに嘆くとら母
雄滝。
高さ43mで布引の滝で最長。
雄滝の滝つぼのすぐ下にあるのが「夫婦滝」
午後2時半過ぎ。
雄滝を過ぎてすぐに「おんたき茶屋」がありました。
壁に飾られたカレンダーとTシャツ。
カレンダーの方は関西テレビの「よ~いドン!」という番組で円広志さんが訪れた時のもの(2014年3月18日放送)。
番組内で女将さんを人間国宝に認定。
Tシャツの方が、とら母が観た毎日放送の「ちちんぷいぷい」のもの。
お店に入って注文しようとしたら、お店の人から「全部売り切れなんです」と申し訳なさそうに言われました。
店内を見渡すとテーブルの上には食べ終わった食器類がそのままの状態で所狭しと積みあがっていました。
楽しみにしていたのでガックシ。
何でもいいので無いですか?と聞いてみたところ「お蕎麦なら・・・できます。本当にすみません」 申し訳なさそうなお店の人。
お蕎麦大好きな娘なので、少しホッとしました。
ざるうどんとおにぎりもできるというので頂くことにしました。
ざる蕎麦500円、私のざるうどん(大盛)700円。 大きなおにぎりは100円でした。
おいしかったです。
ちなみにここは住居も兼ねていて女将さんはここで暮らしているそうです。
元はご主人の実家で、亡くなられてからも守り続けているというので「人間国宝」に認定されたとありました。
いつもこんなに混んでいるのですかと尋ねたら「いつもはこんなことないんですが・・・」と。
テレビの影響ってすごいですね。
次は紅葉のころに早めに来て湯豆腐を食べたいです。
おんたき茶屋から少し上ったところに展望台がありました。
神戸の街並みからポートアイランド、神戸空港。その先は泉州が望めます。
数字も少し書けるようになりました。
公園で遊ぶのを楽しみにしてきた娘。
帰りは生田川に沿って歩いて、生田川公園で遊ぶことにしました。
ここでもいつの間にか知らない女の子と友達になってました。
夕方6時。
あたりが暗くなるまでどっぷり遊んで、女の子がお母さんと帰るタイミングでやっと帰ることができました。
知らない土地を誰かと一緒に歩くのは楽しく感じます。
「日本の道100選」というのがあるらしいので、また機会があれば行ってみたいです。
ではまた