久しぶりの更新になります。
さっぱり筆が運びません・・・・。
少しずつアップしていきます。
雨漏り修理を業者に依頼したときの話になります。
防水工事も今やYouTubeで検索すると工法の説明から施工実演、現場作業まで見れたりします。
工法うんぬんも大事ですが現場作業なので気になるのは実際の作業。
上手か下手かよりも、丁寧や雑か。
外壁塗装とかでよく聞くのが
「誰が塗っても塗ってしまえばパッと見綺麗なんで皆んなそっちに気がいってしまって、途中で手抜きがあっても問題になりにくい」だそうです。
ガレージに遊びに来る人の中にリフォーム屋さんいるので、その人にくれぐれも丁寧な人を呼んでと願いをしておきました。
我が家は鉄骨2階建ての屋根は陸屋根。
屋上のアスファルト防水は随分前に劣化してあちこちから雨漏りがしていたので、十数年前に屋根全体を波板で覆いました。
本来なら防水工事をしなければならなかったのですが、当時は金銭的に厳しかったのと、シート防水やウレタン防水では劣化したときに
雨漏り箇所が特定しにくいと思ったので、漏れが目で見て分かる波板を選びました。
当時の写真を見かえすと2001年11月から工事を開始し半年くらい掛かっていました
2001年11月23日
2002年1月19日
耐用年数が7~10年と樹脂の波板としては耐久性の高いポリカーボネート。
あれから16年。柔軟性が無くなりりながらも反ったり変形しないポリカは優秀だと思います。
そんな波板も9月の台風21号の暴風で一部吹き飛んでしまいました。
今、波板を貼ったとしてまた15年経ったら自分は67才。
平均寿命から考えると死ぬまでにはもう一回くらい貼り替えが必要になることになります。
波板を貼る受け材(母屋)の状態から今は再使用できそうですが、次回はそれを業者に頼むとなると母屋も交換となって高額になる予感がします。
何より家の雨漏り対策がポリカの波板というが切なすぎて、それを娘に残すのもどうかという思いがあります。
建築物としてもう少し一般的な対策として探してみたのがガルバニュームの折半屋根というのがありました。
倉庫とか工場とか身近な所ではコンビニの屋根なんかに使われている屋根材です。
母屋の構造やら工程とかを考えてはいるのですが着工はもう少し先になるため、当面のためと劣化した防水層を一度は直しておこうかと思い、
先ずは塔屋部と出窓部の防水を業者に依頼することにしました。
リフォーム屋さんに連絡して約2ヶ月、ようやく業者の確保が出来ました。
今はどこも屋根屋さんは大忙しで、ニーズがあることを良いことに工務店を介さずに直接お客さんから仕事を受けて儲けを増やしたり、工賃も上がっているらしいです。
その後の台風の影響もあって日程が先送りになりつつ、工事の前日に単管で組んだ骨組みを解体しました。
工事には掃除も含まれていますが、これも人に寄るところ。恐らくほうきで掃除する程度。
家の補修なので多少のゴミは影響も無いものだと思うものの、適当に掃除されるのを見て「もう少しキッチリ・・・・」と思うのもつまらないので
ついでに掃除もやっておくことにしました。
ほうきだけでも結構ゴミが取れました。
コンプレッサーからホースを延ばしてエアで吹き飛ばすと結構土埃が出てきます。
お向かいさんも同じ陸屋根ですが台風の暴風で塔屋の屋根が飛んだとかで、塔屋そのものを撤去してしまいました。
これから防水工事みたいです。
ふと見て気になったのがこのドレイン部分。
モルタルの仕上げが中途半端な状態で、なだらかに排水できるようになっていません。
念のために急速モルタルを用意したのですが、明日からの施工に支障が出ると不味いので聞いてから補修することにしました。
しかしなぜ左官屋さんもこんな中途半端な状態で終えたのだろうかと疑問が残ります。
こちらは出窓部。
壁との継ぎ目のシールが劣化していてやり直しが必要でシールの打ち替えも依頼していましたが、きれいに掃除したあとにシールの撤去をしたらまた散らかるのと、
シールを除去するのも丁寧に取る人もいれば残っていても平気な人もいるので、撤去と掃除をやっておくことにしました。
古いシールの上にシールを打っても意味がないので入念に。
10月22日 施工開始の朝。
ドレインへの流れ込みが勾配がいびつなため修正が可能かを確認したもののシールで修正する程度ということだったので、用意した急速モルタルを渡して修正を依頼。
ケレン(錆取り)もそこそこだったので、もう少しきちんとケレンをとお願いしようとしたものの、すでに急速モルタルを練ってきていました。
プライマーを塗るから錆びも気にされていないのか、それでもできるだけ良い状態でと思う私とのギャップはなかなか埋まりません。
固まり始めた急速モルタルは廃棄してもらってワイヤーブラシを用意して自分でケレンすることにしました。
出勤前に軽く打ち合わせするはずが朝から錆取りになりました。
防水工事の工法は「X2 ウレタン塗膜防水密着工法」と言われました。
直接コンクリート(モルタル)に塗る工法でプライマー塗布、ウレタン防水材を塗って補強メッシュを張り、その後ウレタン防水材塗り2回塗り、最後にトップコートを1回という工程。
帰宅後の状況。
下地調整のカチオンフィーラーと目地にシールが塗ってありました。
フィーラー(FILLER)=「詰め物、埋めるもの」に由来するもの。
シーラーよりも粘り気があって下地に厚みが出て、防水性も有するとのことで、明日もし雨が降ってもこれで一応雨漏りは止められると職人さんが話されていました。
カチオンフィーラーのカチオンはプラス(+)の電荷を持った陽イオンのこと。
下地となるコンクリート(モルタル)が陰イオン(アニオン)のために未着性を向上させるために対極の物性を持たせてあります。
ドレイン部分の修正がどうなっているのか近づけなかったので分かりませんが、写真を拡大してみるとコーキングの白い部分が多いのが目に留まります。
自分ならモルタルだけで仕上げるのに何故だろうと思ってしまいます。
出窓部。
翌日(10月23)は雨だったので作業は無し。
フィーラーまで塗っているので雨漏りは大丈夫と言われていましたが、確かに雨漏りはしませんでした。
その2に続く・・・
さっぱり筆が運びません・・・・。
少しずつアップしていきます。
雨漏り修理を業者に依頼したときの話になります。
防水工事も今やYouTubeで検索すると工法の説明から施工実演、現場作業まで見れたりします。
工法うんぬんも大事ですが現場作業なので気になるのは実際の作業。
上手か下手かよりも、丁寧や雑か。
外壁塗装とかでよく聞くのが
「誰が塗っても塗ってしまえばパッと見綺麗なんで皆んなそっちに気がいってしまって、途中で手抜きがあっても問題になりにくい」だそうです。
ガレージに遊びに来る人の中にリフォーム屋さんいるので、その人にくれぐれも丁寧な人を呼んでと願いをしておきました。
我が家は鉄骨2階建ての屋根は陸屋根。
屋上のアスファルト防水は随分前に劣化してあちこちから雨漏りがしていたので、十数年前に屋根全体を波板で覆いました。
本来なら防水工事をしなければならなかったのですが、当時は金銭的に厳しかったのと、シート防水やウレタン防水では劣化したときに
雨漏り箇所が特定しにくいと思ったので、漏れが目で見て分かる波板を選びました。
当時の写真を見かえすと2001年11月から工事を開始し半年くらい掛かっていました
2001年11月23日
2002年1月19日
耐用年数が7~10年と樹脂の波板としては耐久性の高いポリカーボネート。
あれから16年。柔軟性が無くなりりながらも反ったり変形しないポリカは優秀だと思います。
そんな波板も9月の台風21号の暴風で一部吹き飛んでしまいました。
今、波板を貼ったとしてまた15年経ったら自分は67才。
平均寿命から考えると死ぬまでにはもう一回くらい貼り替えが必要になることになります。
波板を貼る受け材(母屋)の状態から今は再使用できそうですが、次回はそれを業者に頼むとなると母屋も交換となって高額になる予感がします。
何より家の雨漏り対策がポリカの波板というが切なすぎて、それを娘に残すのもどうかという思いがあります。
建築物としてもう少し一般的な対策として探してみたのがガルバニュームの折半屋根というのがありました。
倉庫とか工場とか身近な所ではコンビニの屋根なんかに使われている屋根材です。
母屋の構造やら工程とかを考えてはいるのですが着工はもう少し先になるため、当面のためと劣化した防水層を一度は直しておこうかと思い、
先ずは塔屋部と出窓部の防水を業者に依頼することにしました。
リフォーム屋さんに連絡して約2ヶ月、ようやく業者の確保が出来ました。
今はどこも屋根屋さんは大忙しで、ニーズがあることを良いことに工務店を介さずに直接お客さんから仕事を受けて儲けを増やしたり、工賃も上がっているらしいです。
その後の台風の影響もあって日程が先送りになりつつ、工事の前日に単管で組んだ骨組みを解体しました。
工事には掃除も含まれていますが、これも人に寄るところ。恐らくほうきで掃除する程度。
家の補修なので多少のゴミは影響も無いものだと思うものの、適当に掃除されるのを見て「もう少しキッチリ・・・・」と思うのもつまらないので
ついでに掃除もやっておくことにしました。
ほうきだけでも結構ゴミが取れました。
コンプレッサーからホースを延ばしてエアで吹き飛ばすと結構土埃が出てきます。
お向かいさんも同じ陸屋根ですが台風の暴風で塔屋の屋根が飛んだとかで、塔屋そのものを撤去してしまいました。
これから防水工事みたいです。
ふと見て気になったのがこのドレイン部分。
モルタルの仕上げが中途半端な状態で、なだらかに排水できるようになっていません。
念のために急速モルタルを用意したのですが、明日からの施工に支障が出ると不味いので聞いてから補修することにしました。
しかしなぜ左官屋さんもこんな中途半端な状態で終えたのだろうかと疑問が残ります。
こちらは出窓部。
壁との継ぎ目のシールが劣化していてやり直しが必要でシールの打ち替えも依頼していましたが、きれいに掃除したあとにシールの撤去をしたらまた散らかるのと、
シールを除去するのも丁寧に取る人もいれば残っていても平気な人もいるので、撤去と掃除をやっておくことにしました。
古いシールの上にシールを打っても意味がないので入念に。
10月22日 施工開始の朝。
ドレインへの流れ込みが勾配がいびつなため修正が可能かを確認したもののシールで修正する程度ということだったので、用意した急速モルタルを渡して修正を依頼。
ケレン(錆取り)もそこそこだったので、もう少しきちんとケレンをとお願いしようとしたものの、すでに急速モルタルを練ってきていました。
プライマーを塗るから錆びも気にされていないのか、それでもできるだけ良い状態でと思う私とのギャップはなかなか埋まりません。
固まり始めた急速モルタルは廃棄してもらってワイヤーブラシを用意して自分でケレンすることにしました。
出勤前に軽く打ち合わせするはずが朝から錆取りになりました。
防水工事の工法は「X2 ウレタン塗膜防水密着工法」と言われました。
直接コンクリート(モルタル)に塗る工法でプライマー塗布、ウレタン防水材を塗って補強メッシュを張り、その後ウレタン防水材塗り2回塗り、最後にトップコートを1回という工程。
帰宅後の状況。
下地調整のカチオンフィーラーと目地にシールが塗ってありました。
フィーラー(FILLER)=「詰め物、埋めるもの」に由来するもの。
シーラーよりも粘り気があって下地に厚みが出て、防水性も有するとのことで、明日もし雨が降ってもこれで一応雨漏りは止められると職人さんが話されていました。
カチオンフィーラーのカチオンはプラス(+)の電荷を持った陽イオンのこと。
下地となるコンクリート(モルタル)が陰イオン(アニオン)のために未着性を向上させるために対極の物性を持たせてあります。
ドレイン部分の修正がどうなっているのか近づけなかったので分かりませんが、写真を拡大してみるとコーキングの白い部分が多いのが目に留まります。
自分ならモルタルだけで仕上げるのに何故だろうと思ってしまいます。
出窓部。
翌日(10月23)は雨だったので作業は無し。
フィーラーまで塗っているので雨漏りは大丈夫と言われていましたが、確かに雨漏りはしませんでした。
その2に続く・・・