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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

大阪城から家まで歩いてみた・後編 いつかしてみたい歩き旅、散歩旅

2020-01-08 01:07:33 | 歩き旅

「大阪城から家まで歩いてみた」の後編になります。
 前編はコチラ


大阪城を13時前に出発し2時間ちょっとが過ぎて現在15時15分。
約7キロ歩いて守口市の大枝公園までたどり着きました。









ここは事前にグーグルマップで見つけていた遊具がしっかりある大き目な公園です。








大きな公園に娘も喜んでくれましたが、彼女のいまの遊び方は「友達と遊ぶ」なのです。
遊園地みたいに楽しませてくれる場所ならまだしも、自分たちで遊ぶ公園ではもう遊具だけでは少し物足りなくなったように見えます。

何もない公園でも友達と走り回っている姿は本当に楽しそうです。












初めて訪れた公園で遊び相手が見つからず、幼いながらに楽しみ方を見つけようと戸惑っている姿を見ると、私たち夫婦の楽しみに巻き込んでしまった手前、
少し申し訳ない気持ちになります。
娘も楽しいと思えるにはにはどうすればいいか、そんな事を考えながら娘の後ろ姿を眺めていました。













中学生になったら部活やら友達やらで、親と出かけることが少なくなるとよく聞きます。









歩き旅をするには小学生の間の残り5年間しかない気がします。









大きな公園に来ても少し遊びきれない娘と怪しい空模。
そろそろ出発することにしました。

ここに着いて45分ほどだったのですが、いつもなら帰りたがらない娘も、もっと居たいと言うこともありませんでした。










手袋から指を抜いて、あたかも指が入っているかのように見せて「指あるでしょうか~?」ってクイズを出してくる娘。

私たちの周りをグルグル回ったり、行ったり来たりしてはしゃぐ姿をみると、かわいいなあとしんみり思ってしまいます。









グーグルマップのルート検索も徒歩モードだと容赦なく路地に誘ってくれます。
生活感バリバリの路地。歩く速度が人の暮らしを肌で感じさせてくれます。








16時、京阪守口市駅に到着。
お昼におにぎりしか食べてなくて、とら母は空腹で極端に無口になっていました。

この辺りで何か食べようと話してみたものの、とら母は決めきれない。
ラーメン屋さんがあったのでここはどう?って聞いたのですが「細麺だから~」といってパス。
ココ壱番屋や定食屋のやよい軒があったけど少し先に行って探してみようと言って何も食べないで先に進むことになってしまいました。








「赤いとこしか乗ったらあかんねんで」
大人は気にもしないレンガの柄も小さな子供には遊び道具です。









「指はいっているでしょうか~?」

何度見ても指入っているように見えてしまうんです。何度も騙されました。








古い車。
古くても綺麗な車が多い中、ドアに開いた大穴がなんでやねんって言うくらいキュート。









ランニングアプリで距離と軌跡を計測するようにしていました。

あと少しで10キロ。
自動停止機能を利かせているので表示されている2時間2分が実際の移動時間になります。









昔ながらの本屋さん。
最近こんな本屋さん見かけなくなりました。










小さな公園があったのでしばし休憩。
名前を探しましたが看板すらない本当に小さい公園でした。









私は膝の裏が痛くなってきました。
とら母と娘はそんなそぶりもなく、一番大丈夫だろうと思っていた私が一番あかんやんってな感じになってしまいました。









10分ほど休憩して出発。
少し歩くと淀川に出ました。
大阪城から約10キロ。









向こうに見える車の灯りは淀川大橋、対岸は私が住む町です。
少しゴールが見えた気がしました。










長い橋ってなかなか渡り切れなくて気持ちを折られるかと思ったのですが、意外と普通でした。










17時30分
歩きながらどこでご飯を食べようかと話していたのですが、とら母は空腹で思考が停止。
この先にはいつも行くげんこつラーメンに天下一品のラーメン。少し寄り道すれば回転すし屋さんがあって、さてどうするの?ってなっても
「食べ物大好き・とら母」なのに決めきれないでいました。








寄り道する気にならなくて回転すしは却下。
げんこつにするか天一にするか。

思考停止中なとら母なおも決めきれず、そのまま天一に辿り着いてようやく昼ご飯兼夜ご飯になりました。









20年ぶりくらい超久しぶりの天一。
惣菜が無料なのがとっても素敵。








天一のスープと言えば「こってり」。
とら母はもちろんこってり。
私は「こってり」と「さっぱり」の間の「屋台の味」。

守口市駅のラーメン屋さんが細麺やからパスしたはずが、結局食べた天一の麺は細麺。 なんやそれ・・・です。









久しぶりに食べましたがムッチャ美味しくてスープも全部飲んでしまいました。









家まであと3キロ。

幼稚園の頃、自転車の後ろに乗せてよく来た新幹線基地。

正月前だからかいつもはたくさん停まっている車両がこの日はほとんど出払っていました。









安威川を通過。









摂津市役所前。
マスコットキャラの「セッピィ」。あまりかわいいいと思えません。









隣は消防署。








明日の朝はのんびりしたいと思ったので朝食べるパンを買いにコンビニに立ち寄りました。
夜食べるオヤツを買っていいよというとゼリー好きな娘はジッと売り場を眺めていました。

こういうあどけない仕草はお父さんグッと来てしまいます。あまり大人にならないでと思ってしまいます。









19時37分、無事家に帰り着きました。

とら母はつま先が少し痛いと言うくらいで、膝が痛い私を気遣って一人で輪太郎の散歩に行ってくれました。
娘はももとふくらはぎご痛いと言っていましたが、途中弱音も吐かずに頑張ってくれました。
出発前に大阪城で「しんどいとかネガティブワードは言ったらあかんよ」と言っていたのを分かっていたようで、愚痴もこぼさず私たちを楽しませてくれました。








歩いた距離は16キロ。
時間にして7時間半。実際に歩いている時間はその半分くらいでした。









娘に楽しかった?って聞いたら「うん」って答えてくれましたが、それから何日か後に「歩くの楽しかったからまた行くよ」って言うと少し困った顔になっていました。
やっぱりしんどかったみたいです。

娘よありがとう。



次は20キロくらいにしようかと、とら母と話しながらまたグーグルマップを見ています。
歩き旅と言って良いものか分かりませんが見知らぬ土地を巡る楽しい一日でした。。

長々として親バカな日記にお付き合いくださりありがとうございました。