「猫カフェ」
娘から友達が猫カフェに行ったと話を聞かせてくれた。
何人かの友達が行ったみたいで「行ってみたい?」と聞くと「うん」とうなずいた。
猫カフェなんて無縁だったので、ネットでググってみた。
カフェなので「猫のいる喫茶店」程度に思っていたら入店料が要るって知ってちょっとびっくり。
電車で数駅先にあるところにいくことにしました。
駅までの道のり。
最近アライグマが出たということで、その罠が溝に仕掛けてありました。
ご存じの通りアニメ「あらいぐまラスカル」のイメージとは真逆で凶暴性があるアライグマ。
学校でも注意喚起がなされ、ちょっと話題になっていました。(今は捕獲済み)
カモの親子。
毎年数組の親子がいます。
通る人が足を止めて、眺めるのもここではよく見かける光景。
横に写りこんだ亀。コンクリート護岸で隠れるところないのに大雨が降ってもまた現れるのが不思議。
数十年ぶりの駅舎は昔のまま。何かここだけ時が止まったようで、小学生のころや高校生のころの自分を思い出した。
甘酸っぱい青春の思い出。
猫カフェは商店街を抜けた先。
寂れた商店街も多いけど、ここはまだ賑わいがある。
猫カフェは2階。
窓から猫がこちらを覗いていました。
人数制限があってちょっと待ち。
商店街の途中にあった公園で時間を潰す。
我が子ながら大きくなったと写真を見たら気付きます。
小3で140センチくらいなんで、一学年上の子の背くらい。
森のねこ舎と描いて「森のねこや」と読むそうです。
猫好きのオーナーがやっている喫茶店とかではなくて、保護活動をされている団体のお店。
中に入るとあちこちに猫がいて、思った以上に居たのでちょっとびっくり。
15〜20匹くらい居たみたいです。
仲良く寝てる猫。
兄弟かと思ったら親子でした。
1歳違いなんで見た目には親子も兄弟も変わりないように思えます。
窓から覗いていた猫。
猫ってちょっとした表情が可愛いです。
どの猫も毛がサラサラしてて気持ちいい。
行った時は 餌も食べ終わってみんなお寝んねタイム。ほとんどがじっとしている中、一番元気だったのがこの黒猫。
娘の一番のお気に入りになりました。
亡き寅次郎や、その前の桃次郎が私たちに忠実な犬だったので、どちらか言うと犬派な私。
最初は猫カフェってどうなん?って思ってましたが1時間ほど居ましたか意外と暇をもてあそぶこともなく、いや逆にノンビリした時間を過ごせて、
また来てもいいかなと思ったりしました。
帰りがけ商店街にあった公園で少し遊ぶことにしました。
しばらく遊んでいると「ガッシャ〜ン」っと自転車が倒れる音。
よく見ると人も倒れている。
自転車と接触したのかな?なって思って近づいてみたら、90歳くらいの爺さんが倒れていました。
どうやら倒れた際に自転車にぶつかったようで、その自転車の人が既に消防に電話してました。(素早い対応)
横で聞いてたら、誰かがこの爺さんをここまで連れてきて公園の入り口のポールに座らせて帰ったけど、直ぐに後ろ向きに倒れたと話していました。
どうやら酒飲んで出来上がってたみたい。
まだ陽も明るのに酔いつぶれたらあかんやんって思った。
連れてきたのは飲み屋の人らしい。
それもある意味すごい話。
ちょうど交番のお巡りさんが自転車で通りかかったので、呼び止めて対応してもらったけど、ケガはなさそう。
でも住所を聞いても答えが返ってこず、コロナ禍でマスクもしていない爺さん相手にお巡りさんも大変。
晩御飯を食べて帰ろうってことになって商店街のとある店に入った。
入り口で検温して中に入る。
お店を覗いたときは空いてたように見えたけど、お座敷席はいっぱいでカウンター席に座った。
注文して一息つくと店内が賑やかさに気づいた。
賑やかと言うより騒がしい。
周りを見るとテーブルにはジョッキが並んでいて、大声で盛り上がっている。
奥では大学生風の男女がテンション上がって喋りまくっていた。
もう、居酒屋。
食べてるとどこからかタバコの匂いがしてきた。
まさかと思ったらアクリル板越しに隣に座った婆さんが吸っていた。
今時禁煙が普通で有っても分煙かと思ってたから、ひょっとして勝手に婆さんが吸ってるのかと思ったら灰皿が置いてあった。
カウンター越しに奥で一番年長と思しき人が調理しているけど、マスクはしてなかった。
形だけの感染予防対策。
安くてボリュームがあってそこはよかったけど、それよりも早く店を出たかった。
猫の話。
森のねこ舎をはじめあちこちにこういった殺処分を減らそうと活動している人達がいる。
店の経営の為の動物の利用ではなく保護活動としての取り組み。
入店料はその活動費に充てられてるとの事で、それだけでは満足する額に届かないと書いてあった。
かたや、ペットショップに行って何十万も出して買う人もいる。
なんか複雑な気がする。
先代の桃次郎はとら母(嫁)の職場に迷い込んできた犬で首輪もして人懐っこい奴だった。
何日か会社に居させてもらったけど週末なので保健所に連絡すると言われ連れて帰ってきた。
子犬って聞かされてたけど仕事から帰ってきて見た犬は立派な成犬だった。
警察に届けて、犬には帰巣本能があると言うのを思い出して迷い込んだ付近を歩いてみたけど、私たちのそばを歩くだけで帰る気配がまるで無し。
そうしているうちに飼い主が見つからなければと思うようになった。
2代目の寅次郎こと寅さんは大阪市の譲渡会から譲り受けた子犬だった。生まれて二、三ヶ月で、子犬が生まれたけど飼えないからと処分に出された。
何匹か引き合わせてくれた中には兄弟犬もいた。
寅さんは落ちてた棒切れを咥えてきて遊んで欲しそうにした。
「こういった子は頭が良いんですよ」その話を聞いて寅さんを連れて帰った。
基本、大阪市内の人しか譲渡できない決まりだったけど、その担当の人は動物のためという事で譲って下さった。
今の犬(輪太郎)は倉敷の保護団体から譲り受けた。
どれくらい大きくなるかわからないとか、大きいのはちょっとと素性のわからない子を引き取るのに抵抗があって、ペットショップで買う人も居るようですが、
小型犬で可愛かった犬も大きくなったらキャンキャンうるさく鳴くとか、見た目可愛いけど凶暴で牙を剥く芝犬もいてるので、よかったらこういった
保護された犬や猫に目を向けてもらえたらと思います。
猫はよく分からないですが、犬は人に飼われてた所の子犬が無難かなと思います。
見た目可愛いのは子犬のうちだけです。子犬、子猫は皆可愛い。
見た目や、血統だ判断せず保護団体のサイトを見てみてください。
ではまた。