●ムシの湯(ポンプ小屋の湯)
前回取り上げた「奥の湯」で湯浴みをしたついでに、散策路の途中から見える緑のテントに向かって湖岸へ下りてみました。茂みに隠れてわかりにくいのですが、付近にはちゃんと踏み跡もありますし、ロープも設けられているので、楽に下りることができました。
テントの中では鈍い音を響かせながらポンプが稼動しており、そのコンクリ土台の周辺では熱いお湯が湧いていました。
湖面下を含めていろんなところから湧出しているらしく、その中でも波打ち際にあった湯溜まりで温度を計測したところ、53.1℃でした。ちょっと湖水を混ぜればちょうど良い湯加減になりそうですが、しかしながら付近には全身浴どころか足湯できそうな湯溜まりすら見当たらなかったため、残念ながら入浴は断念しました。
ちなみにこちらで汲み上げられた温泉は、和琴半島の駐車場手前にある温泉旅館「湖心荘」へと引湯されているそうです。
●和琴共同浴場
せっかくですから、「和琴共同浴場」にも立ち寄ってみることにしました。4年ぶりの再訪です。
脱衣室内を見回すと誰もいない様子。ちょっと殺風景ですね。そういえばここって脱衣室も浴室もひとつしかないから、男女共用(混浴)なわけですね。そのことをすっかり忘れて、ノックもせずいきなり戸を開けちゃいました。もし中に人がいたら失礼なことになっていたかもしれません。そそっかしい自分の行動に反省です。
壁に掛かった額の中には浴場、とくに温度調整に関する説明が書かれています。
湯舟のお湯は今日も綺麗に澄みきっていますが、嵩は浅めですし、湯面から湯気もあまり立っていません。もしかしたらぬるいお湯なのかな。一応室内には湯もみ板も立てかけられていますが、今回は出番が無いかもしれませんね。
壁に落書きされているのかと思ってよく読んだら、「湖がよごれます☆セッケン・シャンプー禁止」と書かれていました。下水処理設備が一切無いお風呂ですから、泡立つ物が使用厳禁であるのは至極当然ですね。
ここにも温度調整に関する説明があり、お湯の流れを完全に止めて温度調整をしており、流し口の板を抜いたら熱くなって入れなくなっちゃうので、そこんとこ宜しくね、という旨が書かれています。そうなんですよね。ここのお風呂ってかなり熱いイメージがあるんです。
あれれ? 湯船は33.3℃しかないぞ。熱くて入れないような場合すらあるこのお風呂ですが、この温度には拍子抜けしちゃいました。こんなこともあるんですね。「奥の湯」がぬるかったので、ここでちゃんと温まりたかったのですが、これでは「奥の湯」以下です。一応、流し口の板をしばらく抜いてみましたが、若干暖かくなる程度で、長い時間待たないと熱くなりそうにありませんでした。
機械でお湯を沸かしているわけではないので、コンディションにムラが発生してしまうのは自然湧出の温泉ならではの性であります。今回は潔く入浴を諦めて、別の温泉へと向かうことにしました。いい勉強になりました。
(共同浴場に関するデータ(位置など)は前回記事をご参照ください)
前回取り上げた「奥の湯」で湯浴みをしたついでに、散策路の途中から見える緑のテントに向かって湖岸へ下りてみました。茂みに隠れてわかりにくいのですが、付近にはちゃんと踏み跡もありますし、ロープも設けられているので、楽に下りることができました。
テントの中では鈍い音を響かせながらポンプが稼動しており、そのコンクリ土台の周辺では熱いお湯が湧いていました。
湖面下を含めていろんなところから湧出しているらしく、その中でも波打ち際にあった湯溜まりで温度を計測したところ、53.1℃でした。ちょっと湖水を混ぜればちょうど良い湯加減になりそうですが、しかしながら付近には全身浴どころか足湯できそうな湯溜まりすら見当たらなかったため、残念ながら入浴は断念しました。
ちなみにこちらで汲み上げられた温泉は、和琴半島の駐車場手前にある温泉旅館「湖心荘」へと引湯されているそうです。
●和琴共同浴場
せっかくですから、「和琴共同浴場」にも立ち寄ってみることにしました。4年ぶりの再訪です。
脱衣室内を見回すと誰もいない様子。ちょっと殺風景ですね。そういえばここって脱衣室も浴室もひとつしかないから、男女共用(混浴)なわけですね。そのことをすっかり忘れて、ノックもせずいきなり戸を開けちゃいました。もし中に人がいたら失礼なことになっていたかもしれません。そそっかしい自分の行動に反省です。
壁に掛かった額の中には浴場、とくに温度調整に関する説明が書かれています。
湯舟のお湯は今日も綺麗に澄みきっていますが、嵩は浅めですし、湯面から湯気もあまり立っていません。もしかしたらぬるいお湯なのかな。一応室内には湯もみ板も立てかけられていますが、今回は出番が無いかもしれませんね。
壁に落書きされているのかと思ってよく読んだら、「湖がよごれます☆セッケン・シャンプー禁止」と書かれていました。下水処理設備が一切無いお風呂ですから、泡立つ物が使用厳禁であるのは至極当然ですね。
ここにも温度調整に関する説明があり、お湯の流れを完全に止めて温度調整をしており、流し口の板を抜いたら熱くなって入れなくなっちゃうので、そこんとこ宜しくね、という旨が書かれています。そうなんですよね。ここのお風呂ってかなり熱いイメージがあるんです。
あれれ? 湯船は33.3℃しかないぞ。熱くて入れないような場合すらあるこのお風呂ですが、この温度には拍子抜けしちゃいました。こんなこともあるんですね。「奥の湯」がぬるかったので、ここでちゃんと温まりたかったのですが、これでは「奥の湯」以下です。一応、流し口の板をしばらく抜いてみましたが、若干暖かくなる程度で、長い時間待たないと熱くなりそうにありませんでした。
機械でお湯を沸かしているわけではないので、コンディションにムラが発生してしまうのは自然湧出の温泉ならではの性であります。今回は潔く入浴を諦めて、別の温泉へと向かうことにしました。いい勉強になりました。
(共同浴場に関するデータ(位置など)は前回記事をご参照ください)